「仕事は家庭でする」か~。そうですね。たしかに、そういうことですよ、もう。100年バックですね、たしかに。もっとか。
ね。もう、そうなったんじゃない?だから、むずかしくなるよね、「経費かどうか」みたいなね。
うん。実際は?
実際は、明確にはたぶんわかってないんだと思うけど。わかってないっていうか。海外出張とかの規定が使えんのか、みたいな話じゃない?
あ~。
で、「10パー以下だったらだめよ」とか、「50パー以上だったら按分して」みたいな。なんか、そんなのはあるけど。
ちょっとそこに近しい?
近しい……のかなあ、って感じだよね。でも、まあ、どうなんやろね。出張じゃなくて、行く必要がないからね、そもそも。
たしかに。行く理由は個人のリラックスとか、環境を変えることによるリフレッシュとか。
でも、「それしちゃだめよ」っていう理由もないもんね。「そのほうがはかどるんです」って言われたら。
「ワーケーション」って言わなきゃいいんじゃないですか。出張。
そうよ。すごいじゃん。そうよ。
「すごいじゃん」て(笑)
(笑)。「ワーケーション」って言うからバーケーション要素を含めたわけでしょ、勝手に。
ああ、はいはいはい。
「主観だから、あなたの」っていうね。
いや、まさにそうですよ。たしかに。
うん。だから、そう言ってしまえば通るんじゃない?っていう(笑)
あ~、なるほど。そういう話ね。なるほど。なので濁したんですね。
いやいや(笑)
あ、濁したというか、言い方がちょっとあれだったんですね。
言い方ね。
だから、「ワーケーション」って言ったら、いまみたいな「海外出張の規定が」とかって話になるが。
そう。ちょっと!愛知・福岡もいま追加されたよ、緊急事態。
あのー、収録中にケータイ見ながら話すのやめてください(笑)
違う。いまNewsPicksが出てきた。
上からね(笑)
ちょっと、ワーケーションできないじゃん俺。福岡へ行くよ来週。
あ、俺も行きます。
緊急事態じゃん、これ。まじで?
出たんすか?
そう、出た出た。
ちょ、これ……ちょっとごめんなさい、これ、打ち合わせだから(笑)。普通の会話になってますから。
いやいやいやいや(笑)。……これ、まじか。部屋で飲むしかないね、もう。
嫌だわ(笑)
(笑)
大学生の子が「飲みたい」って言ってましたよ。
そうそう。連絡来るから。これ、与太でもなんでもねえ業務連絡だ(笑)
(笑)
……うーんと、まあ、だから、あれだよね、落とし方よね。
落とし方?
ん?
経費のね。
うん。でも、どうなんだろうね。これ、たぶん結構税理士によるんじゃない?ぶっちゃけ。
あの、実はそう思って一応ググってみたんですけど、さっき。
うんうん。
やたら上がってますね。
ああ、そうなんだ。
「ワーケーションは経費にできるのか」問題。みんな悩んでるんですかね。
いや、だから「出張です」って税理士に言えばいいんじゃないの(笑)
あ~。これ、でも、相手先に顧客がいない出張って出張扱いになるんですか?執筆?
執筆とかだめなの?
執筆って、大久保先生みたいな方はあるからいいですけど。
行く必要があんのか?(笑)
ハワイに遊びに行ってるだけなのに「執筆」って言って、執筆に行ってる風でしたもんね。
あれ経費にしてないもん。
まじで?(笑)バケーションじゃん(笑)
(笑)。いま「忘れてた」と思って。すりゃよかった。
あ、そうなんだ(笑)
印税代と相殺すればよかった。
そのへんはさすがですね。
いやいや、忘れてただけだから。うーん、まあ、でも、これはたぶん差が出ると思うよ。ただ、仕事してる理由だよね、やっぱ。そこに行かなきゃいけない理由を言えば、カタい税理士でも……ね。むずかしいのかな(笑)
(笑)
業態によるよな(笑)
ああ、ですよね。
うん。
業態・職種によるんですかね。
だって、作家とかなら何でも落とせるもんね。
ですよね。
うん。映画評論家とか、ぜんぶ映画とかだからね。エンタメ業界はすげー落としやすいよね。
たしかにね。
うん。やってて思うけど、俺でもちょっと「これほんとに!?」って思うもんね。
あ~。
でも、まさに本業なんだろうなって思っちゃうけどね。
はいはいはいはい。
捉え方次第よね、そんなの。
ま、ということですよね。だから、このワーケーションっていうのも、たまたま新しい言葉として出てきましたけど、実態と捉え方をどう解釈するかというところでもあるので。
そうだね。そこをきちんと顧問税理士に説明して、経費になるように。
いやぁ、でも、そう思うと、このタイミングで税理士の先生も、余計な、いままでにない思考をしなきゃいけないものがめちゃくちゃ増えてるんでしょうね。
いや、そうだよ。「在宅勤務の手当てがどこまで給与にならないか」とか、国税庁の超くだらない指針とか出てるからさ。「光熱費の何パーセントをどう」とかさ、そんなこと請求されんの!?と思って(笑)。大企業とかならいいんだろうな。
あ、指針もう出たんですか?
指針、なんか、うん、出てるよ。計算式とか。QAか。
いや、この話、ちょうど1年ぐらい前に番組で大久保先生と話してますよ。
うそ?
「光熱費とかを請求するとかいう話、出てくるんだろうね」って言ってたやつが、国、指針出してるんですね。
そうそう。
へぇ~。
「該当の在宅勤務日数で按分して半分を」みたいな。
まじ!?
うん。2分の1、最後かけるんだって。「睡眠時間を除いたすべての時間において基本料金が発生していると仮定し」みたいな。
へぇ~。
「1日24時間、平均睡眠時間8時間、法定労働時間8時間」て、どーでもいいよねまじで。……どうでもよくないね(笑)。もう、なんか、ちょっと、これでいまキレてるから(笑)
(笑)。名古屋も出ちゃいましたね。福岡も。
最悪だよ、まじで。
まあ、ということで、ワーケーション。
はい。もう地方の時代です、これから。
捉え方だということですね。
だから、しょうがないよね。「飲めないから、ストレスで仕事にならんから北海道に行く」っていうんだったら、ワーケーションじゃないもん。避難。
(笑)
(笑)
それ、逆に経費にならないんじゃないですか(笑)
なるでしょ。緊急避難。仕事にならないから。
最後のオチすごいけど、わかりました。
(笑)
というような発想をしていただいて、みなさん、それぞれの税理士に相談してみてください。
はい。
大久保先生、ありがとうございましたー。
ありがとうございまーす。