初回訪問の帰りにすることは?
“社外で、お客様の社名や社員さんの名前を出してはいけない”ことを伝えたいのではなく、
先の先輩さんが指示していた内容です。「ちゃんと御礼を伝えろ」と話していましたが、いったい「ちゃんと伝える」とはどういうことでしょう?
部下や後輩のステージによって違いますが「ちゃんと伝える」という言葉の中身を明確に共有すること。または「あなたはどう思う?」と問いを投げ、共に考えることが指導であり、上司の役割だと思うのですが、曖昧な表現が並んでいます。
私の場合、以下を実践しています。
1. 先ず、帰りがけに簡易的な御礼メールを。
2. 翌朝に、改めての御礼メールを。
3. その後、午後に御礼の電話を。
これは初回訪問の際のみならず、プロジェクトスタート時や終了時なども同様です。
御礼を伝えるというコミュニケーションの機会を通して「貴社に何を感じ、何を貢献できるのか、どうして一緒に仕事がしたいのか」などの思いと価値も伝えることができるのです。この3度の機会で大手さんから「あいつ、しつこいな」と思われるようでは、そもそも打合せ時の内容や姿勢に問題があるのかと思います。価値のある打合せをした相手には「丁寧にありがとう。でも今後はもう少しフランクに行きましょう」とのお言葉などもいただけます。大手企業さんであっても中身は同じ人間なのですから。
2件のコメントがあります
御礼メールの対応。細かい対応ですね。
受ける担当者はどこまで見ているのでしょうか。
生産性ある仕事を重視されていれば1回でのしっかり
したメールで済ませた方が
お互いにとっていいようにも思います。
Mr.Fさん
コメントありがとうございます。
確かに、御礼メールの行動面での生産性を考えると1回のしっかりしたメールの方が良い方もいらっしゃいますね。
私は初めの3回の機会で後々の生産性向上に繋がっていたのでは、とこれまでの自分の行動を振り返ってみました(^^)