【大手の作法/043】考えるを考える

「考える」とは何をすること?

ロジカルに語ることが得意ではない私。
昔を思い出すことにも苦労する年齢と
なってきた私。

「そうだね~、、それはね~」
柔和な表情に磨きをかけ、
笑顔で愛想を振りまいていると。。

Yマネジャーが
「要素分解をすればいいんだよ」とズバリ。

Mくん
「要素分解ですか?」

Yさん
「そう。視野・視座・視点の3つのポイントで分解するといいよ」

以下、Yさんの話のまとめです。

1.視野を広げる
情報を集める領域を意識的に広げる

2.視座を高める
世界、日本、会社、部門、社長、部長、課長などの違ったレイヤーで考えるクセをつける

3.視点を増やす
一方通行でなく、別の視点を持ち、
上下左右、斜めからも見る

とてもわかりやすく、
「考える」とは「何をすれば良いのか」が
具体的に理解できるアドバイスでした。

「3つのポイントを意識して実践します!」
すっかり笑顔が戻ったMくん。

対照的に
「なんで、この場に呼ばれたのか??」
「おらんでもまったく問題ないやんか!!」
と、沈む私でしたが、、

帰りがけにYさんが
『いや~。助かりましたよ。
あいつ「考えるって何なんだよ」って
社内でボソッとつぶやいてたんですよ。
前に高松さんが薦めてくれた本にあった
3つのポイント。ドハマリでしたね!!』
と嬉しそうに話すのです。

「いえいえ。良かったです」
と、その場を後にしましたが、

推薦した書籍って、一体???
タイトルどころか、そのやりとりすら、
記憶によみがえってこないのです。

しばらく考え続けたいと思います。。

 


高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

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