2019年6月12日 ソルナ小さなブルーオーシャンSNSネットビジネス小さなブルーオーシャン履歴発信 ネットの履歴書第12回『発信のさじ加減』 TWEET SHARE HATENA COPY LINK 株式会社ソルナが開発した究極の履歴書。それが『ネットの履歴書』。これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。 小さなブルーオーシャンを追え 〜ネットの履歴書〜 第12回『発信のさじ加減』 安田 ネットの履歴書って「匿名だから大丈夫」みたいなのを、ある意味暴いていくじゃないですか。 三澤 それが目的ではないんですけど。確かにそういう一面はあります。 安田 いままで安心だったけど「そうじゃないよ」っていうことですよね。 三澤 はい。 安田 でも、ネットって「匿名だから広がった」っていう側面もあるじゃないですか。 三澤 それは否定できませんね。 。安田 今後はどうなんですか?匿名性って。 三澤 いま韓国では、付与されてるナンバーを入れてからじゃないと、書き込めないサイトが増えてます。つまり何かあったときには特定される。 安田 匿名ではなくなってると。 三澤 ちょうど真ん中ぐらいですね。オープンにはしないんだけど、何かあれば身分が明らかになる。 安田 今だんだん、大ごとになってきてるじゃないですか。バイトテロとか。 三澤 はい。そうですね。 安田 特定しないといけないような状況が増えてきてる。だから大きい流れとして、匿名性は薄れていくんじゃないですか。 三澤 韓国みたいなパターンがスタンダードになる可能性はありますね。 安田 じゃあ、匿名性が完全になくなる可能性もあると? 三澤 いや、それは絶対なくならないと思いますね。 安田 グレーなゾーンとか、ダークな部分はやっぱり残りますか。 三澤 完全にオープンにすると、もう別物になっちゃいますから。 安田 なるほど。じゃあ完全なオープンはあり得ないと。 三澤 そう思います。 安田 どうも個人的には「匿名だから書く」っていうのは、好きになれないですけど。 三澤 どうでしょうね。匿名だから言えることってあるじゃないですか。 安田 「おまえのこと嫌い」とか。「この店まずい」とか。「接客が最低」とか。 三澤 はい。匿名だから書けるっていう。全部オープンにしちゃうと、本音が出てこない可能性があります。 安田 まあ、確かにそうですよね。お互いに忖度しちゃって。 三澤 僕も自分で会社経営してるじゃないですか。 安田 はい。 三澤 「三澤和則です」って名乗って、何か一言二言もの申したい気持ちもあるんですけど。 安田 でも書けないと。 三澤 書いて「何かトラブったら」とか「会社がつぶれたらどうしよう」とか、考えちゃいますよ。 安田 でも何も発信しないと、その人の存在自体がだんだんとWebのなかで薄れていくじゃないですか。 三澤 薄れていく? 安田 はい。ある程度は「私はこんな人です」とか「こんなことを考えてます」とか発信せざるを得ない時代になるんじゃないかと。 三澤 それはどうでしょう。わたしはそこまでの実感はないですね。 安田 確かに何も書かないと叩かれることもないんですけど、それって「引きこもり」と同じじゃないですか。 三澤 ネットの引きこもりですか。 安田 はい。家から出なければ車にもひかれないし、変な人にも襲われませんけど、社会活動できないじゃないですか。 三澤 それと同じだと? 安田 だって、ネットのなかで会社とかお店とか個人って、ほぼほぼつながっていくじゃないですか。 三澤 それはその通りですね。 安田 しかもリアルの何十倍、何百倍の早さでつながっていく。発信しないという選択肢は、もうなくなるんじゃないですか。 三澤 もちろん、経営者もネットは使ったりすると思いますけど。SNSでの発信をどこまでやるかは難しいですよ。 安田 たとえば企業の求人情報なんかも「社風がいい」とか「やりがいがある」とか、いいところばかりの情報って響かないんですよ。 三澤 リアルな情報に慣れてますからね。いまの若者は。 安田 やっぱ、いいとこ・悪いとこもひっくるめ、生の情報を開示していくしかない。たぶん、商売もそうなっていくと思うんですよね。 三澤 まあ、会社の場合は、どの立場の人が書くかでぜんぜん信憑度が違うでしょうね。 安田 ですよね。やっぱり最終的には社長が書くしかないのでは? 三澤 まあでも、ネットの書き込みって、ほとんどネガティブですからね。 安田 ポジティブなことは書きにくいと? 三澤 ネガティブな書き込みって、ネガティブな書き込みを呼ぶんですよ。「ここまで書いてもいいんだ」って、どんどんひどくなっていく。 安田 なるほど。 三澤 そこに、下手に「でも、こういうところは、いいよ」とか言うと「社畜」とか「偽善者」とか言われたりする。 安田 確かに。いいこととか、真っ当なことを言うと、叩かれますね。「ふざけんな」みたいな。 三澤 安田さんも、たまに叩かれてますよね。 安田 はい。「自分のために仕事をするのもいいけど、人のために仕事するのも意外と楽しいよ」みたいに書くと、「ふざけんな」みたいな。 三澤 (笑) 安田 「そんなこと言うんだったら、お前の金を俺によこせ」みたいな。 三澤 「綺麗ごと言うな!」って感じですよね。 安田 はい。べつに綺麗ごと言ってるつもりはないんですけど。 三澤 この間の笠松競馬のときも、正論言って叩かれたでしょ。 安田 そんなことありましたっけ? 三澤 内定者が「試用期間終わったらはっちゃけます」とか呟いて、それに対してツイッターで注意したんですよ。 安田 そんなニュースありましたね。 三澤 社会人として注意したんですけど、「ネット上で怒ることがパワハラだ」って問題になった。 安田 たしか賛否両論ありましたよね? 三澤 「あの人が言ってることは正しい」っていうのと、たぶん半々ぐらい。 安田 でも、我が社では「これは常識なんだ」とか「パワハラじゃないんだ」とかって、もう許されない時代ですよね。 三澤 そういう傾向はありますね。 安田 政治家でも失言して辞めちゃった人がいましたけど。ネットリテラシーが低いと、もう生き残っていけないですね。 三澤 必要以上に叩く人もいっぱいいますから。 安田 なぜ必要以上に叩くんですか? 三澤 いじめと一緒なので、叩き始めたらどんどん強くなっていくんですよ。 安田 なるほど。 三澤 芸能人とかでも「そんなにひどいことしたかな?」ってことで、すごく叩かれる。 安田 芸能人も大変ですよね。ホントに。 三澤 個人がすごく強くなったんですよ。 安田 強くなったから叩くんですか? 三澤 これまで発言できなかった分、フラストレーションが溜まってるんじゃないですか。 安田 バカみたいなつぶやきでも、炎上したらマスメディアが取り上げたりしますからね。 三澤 叩く側の人って、すぐつながるんですよ。だからあっという間に炎上する。 安田 本人は正義感でやってるんですかね? 三澤 最初はそうだと思います。特にジェンダー関係の発言とか。 安田 そういうのに敏感な人っていますもんね。 三澤 はい。気に入らない発言をすると、すぐブチ切れられます。 安田 この傾向って、まだまだ続くんでしょうか? 三澤 はい。自分たちの強さに気がついてしまったので。 ・・・次回へ続く・・・ 感想・著者への質問はこちらから コメントをキャンセル名前 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前を保存する。 コメント ※ Δ