母から受け継いだ指輪をネックレスに、片方なくしたピアスをペンダントに、思い出の詰まった2つのリングを溶かして1つに――。魔法のようにジュエリーを生まれ変わらせるジュエリー修理・リフォーム専門店「Refine」(リファイン)。代表の望月信吾さんに、お客様に感動を届けるジュエリーリフォームの魅力、そして波乱万丈な人生についてお聞きする対談企画です。
第34回 Refine社長の素顔と覚悟

今日は望月さんのプライベートについて少し聞いてみたいと思います。「Refineでいつか自分のお店を持ちたい」と思っている人も、望月さんがどんな人物なのか気になると思うので。

へぇ、そうなんですね。でもお店は都内と横浜ですよね。てっきりそのどちらかに住んでいるのかと思っていました。毎日船橋と行き来するなんて、通勤も大変じゃないですか?

ははぁ、そうなんですか。おもしろい経歴ですね。それにしても、お子さんも独立されて、奥様も安定したお仕事で、言うことなしじゃないですか(笑)。あとはRefineを一緒に盛り上げたいというパートナーが見つかれば、最高な人生ですね。

本当にそうですね。あとは私が今57歳なので、Refineの将来のこともそろそろ考えなければいけないなと。誰にいつ引き継ぐのか、という。

自由な選択肢を持っておいてほしいんです。商売の楽しさもありますけど、サラリーマンだって悪くないんじゃないかなとも思いますし。というのも最近、焼肉屋を30年やっていた知人が、飽きたと言ってサラリーマンを始めたんです。

そうなんです。いざなってみたら、「サラリーマンってこんなにいい仕事だったのか」って(笑)。店の経営をずっとしてきた彼からすると、「毎月の支払いを考えなくていい」っていうのが最高みたいです(笑)。

笑。特に今のサラリーマンは労働環境も整っていて、すごく守られてますしね。残業はないし土日は休めるし、付き合いもなければ転勤もない。もっとも、だからといって幸せな人生かというと、そうとも限らないとは思いますけれど。

ええ、まさに。そう考えると、Refineの仕事は割と年齢を気にせず続けられる仕事なんですよね。とはいえ、最終的には誰かに受け継いでもらえたらなと思ってます。
対談している二人
望月 信吾(もちづき しんご)
ジュエリー工房リファイン 代表
25歳で証券会社を退社後、父親の経営する宝石の卸会社に入るが3年後に倒産。その後独立するもすぐに700万円の不渡り手形を受け路頭に迷う。一念発起して2009年に大塚にジュエリー工房リファインをオープンして現在3店舗を運営。<お客様の「大切価値」を尊重し、地元に密着したプロのサービスを提供したい>がモットー。この素晴らしい仕事に共感してくれる人とつながり仕事の輪を広げていきたいと現在パートナー募集中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。