母から受け継いだ指輪をネックレスに、片方なくしたピアスをペンダントに、思い出の詰まった2つのリングを溶かして1つに――。魔法のようにジュエリーを生まれ変わらせるジュエリー修理・リフォーム専門店「Refine」(リファイン)。代表の望月信吾さんに、お客様に感動を届けるジュエリーリフォームの魅力、そして波乱万丈な人生についてお聞きする対談企画です。
第4回 「Refine」を創業して気づいた喜び

今回は、望月さんがジュエリー修理・リフォームの「Refine」(リファイン)を創業されたところからお聞きしていきます。卸の仕事が大変だったから別の事業を、ということだったと思うんですが、なぜ修理・リフォームを選んだんですか?

そうなんですけどね。ときに安田さん、「ミスターミニット」というお店はご存知ですか?

仰るとおりです。とはいえ、ミスターミニットみたいな物件はなかなか借りられないわけですよ。JR本社に出向いて「駅ナカでこういう商売をさせてくれ」って頼んだんですけど、全然取り合ってくれなくて(笑)。

それで結局、大塚からスタートすることになりました。土地勘もある場所だったし、いいかなと。

そうそう。あの感じを出したいなと思ったんですよ。店先で職人が作業をしている雰囲気を出したくて、自分もエプロンなんか着ちゃって(笑)。外から見えるようにガラスの前に机を置いて、そこで簡単なデザインを描いたり、バフっていう宝石を磨く機械を知り合いの社長から買って、簡単な磨き作業をガーッてやったり。(笑)

そうなんです。でも私は職人ではないので、本格的な加工なんて何もできないんですよ。
簡単な磨きの作業とか、まぁデザイン画も素人ながらなんとか描いていましたねぇ。とにかく今考えると必死にパフォーマンスしていました(笑)。でも、オープンしたら思いのほかお客様が結構来てくれたんですよ。

そういうことですね。もともと宝石って女性のためのものではあったんですが、それまで取引してきたのは男性ばかりだったので。でも、そうやってエンドユーザーさんと直接関わるようになったのは、すごくよかったですね。
対談している二人
望月 信吾(もちづき しんご)
ジュエリー工房リファイン 代表
25歳で証券会社を退社後、父親の経営する宝石の卸会社に入るが3年後に倒産。その後独立するもすぐに700万円の不渡り手形を受け路頭に迷う。一念発起して2009年に大塚にジュエリー工房リファインをオープンして現在3店舗を運営。<お客様の「大切価値」を尊重し、地元に密着したプロのサービスを提供したい>がモットー。この素晴らしい仕事に共感してくれる人とつながり仕事の輪を広げていきたいと現在パートナー募集中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。