庭師でもない。外構屋でもない。京都の老舗での修業を経て、現在は「家に着せる衣服の仕立屋さん(ガーメントデザイナー)」として活動する中島さん。そんな中島さんに「造園とガーメントの違い」「劣化する庭と成長する庭」「庭づくりにおすすめの石材・花・木」「そもそもなぜ庭が必要なのか」といった幅広い話をお聞きしていきます。
第39回 1000万円で庭付き一戸建てを持つ

以前、美濃加茂市への移住に興味があるというお話をしていた時に、空き家を買ったら100万円くらいでリガーデンできると仰ってましたよね。でも後から考えたら、安すぎるような気がしてきて(笑)。

なるほど。じゃあ空き家を買ってリガーデンをお願いするとして、どんな風に変わるんですか? 建物は「リフォームしたらこう変わるんだろうな」とイメージしやすいんですが、お庭はなかなか想像が及ばなくて。

なるほど。中島さんは植物や石で適度に目隠しされた庭を作るのが上手ですもんね。つまりリガーデンでもdirect nagomiさんが得意とするデザインを実現できるわけですね。

なるほど、安心しました。ただ、私が気になっている空き家は元農家さんのお家なんです。敷地内に畑や納屋があって、小さな村のようで素敵なんですけど、200坪以上ある。それだとさすがに100万円では難しいでしょう?

なるほど。ちなみに、なぜこんなにしつこく聞いているかと言うと、中島さんのお兄さんにリフォームをお願いして、中島さんにリガーデンをしてもらったら素敵だろうな、と思っているからで(笑)。例えば50~60坪くらいの土地にある空き家をリフォームするとなると、どのくらいの費用がかかるものなんでしょうか?

なるほどなぁ。ということは、空き家を活かして使うなら、リフォームとリガーデンで600万円くらいの費用感なんですね。空き家の値段を入れても、トータル1000万円くらいで「自分好みの庭付き一戸建て」が持てるかもしれないと。
対談している二人
中島 秀章(なかしま ひであき)
direct nagomi 株式会社 代表取締役
高校卒業後、庭師を目指し庭の歴史の深い京都(株)植芳造園に入社(1996年)。3年後茨城支店へ転勤。2002・2003年、「茨城社長TVチャンピオン」にガーデニング王2連覇のアシスタントとして出場。2003年会社下請けとして独立。2011年に岐阜に戻り2022年direct nagomi(株)設立。現在に至る。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。