「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第68回 BtoBポスティングは、効果なし?

ですよね?(笑) なので、決裁権のある人まで届く可能性は低いとわかっているのに、わざわざチラシをポスティングする意味はないんじゃないか、と思ってしまって。だから最近はDMとかLPにした方がずっと効果が出ますよ、というご提案をしています。

そういうことです(笑)。そして長期的にしっかりとBtoBで集客したい方にはLPをオススメしています。安田さんもご存知だと思いますが、最近のWeb広告ってなかなか優秀なので、広告を届けたい層をかなり精度高く絞って配信できるんですよね。

素晴らしいですね。ところでBtoBの商品って基本的に単価が高いじゃないですか。で、私ちょっと考えてみたんですけど、ものすごく作り込んだチラシを配布して、1件売れたらいくらの報酬をもらいます、というような「成果報酬型の事業者ポスティング」をやってみるのはどうですか?

だと思います。事業者ポスティングである程度の成果が出るのって、事務用品くらいじゃないかなぁって思いますね。で、そういうチラシってオフィスにルートセールスしている営業マンが、商談の合間の空き時間とかを使ってパパっとポスティングしていることがほとんどなんですよ。

いえ、それが高くなるんですよね。オフィスってポストの場所がわかりにくかったり、大きいビルだと入ることすらできなかったりして、すごく手間がかかるんです。だからどうしても配布費用を高く設定せざるを得なくて。

以前お話ししたと思いますが、チラシって女性の方が熱心に見てくれるんですよね。だから女性社員の方が興味を持ちそうなチラシであれば、取っておいていただける可能性があるなと。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。