vol.105【生きることに意義を見出すためのシンプルな習慣】

 この記事について 

自分の絵を描いてもらう。そう聞くと肖像画しか思い浮かびませんよね。門間由佳は肖像画ではない“私の絵”を描いてくれる人。人はひとりひとり違います。違った長所があり、違った短所があり、違うテーマをもって生きています。でも人は自分のことがよく分かりません。だからせっかくの長所を活かせない。同じ失敗ばかり繰り返してしまう。いつの間にか目的からズレていってしまう。そんな時、私が立ち返る場所。私が私に向き合える時間。それが門間由佳の描く“私の絵”なのです。一体どうやってストーリーを掘り起こすのか。どのようにして絵を紡いでいくのか。そのプロセスをこのコンテンツで紹介していきます。

『生きることに意義を見出すためのシンプルな習慣』

「私たちにはいまの時代に対する責任がある。過去の人々がそうしてきたように、歴史に囚われるのではなく、歴史を築いていく責任だ」
と言ったのは、アメリカの国務長官、マデレーン・オルブライト。

一人一人のチカラは小さい。巨大な権力に押し潰されることもある。でも、そのチカラが世界の一端を担っているのも、揺るぎない事実です。

どうせならば、「世界の一端をどう担えるか」に焦点を当てた方が楽しい。

自分にとって最も意味あることは何か。
社会のために貢献できるものは何か。
さらに、地球のためにいちばん重要だと信じることは何か。

といった問いを、自分にぶつけてみれば、【生きる意義】が見えてきます。

自分という小さなスケールから地球という大きな視点まで移すのがポイント。言葉で言うと簡単ですが、目の前のことに囚われていると意外とできないものです。「今は、時代の変わり目で、機会やチャンスはいくらでも見つかる。でも、それをやる価値や意味を見出すことがなかなかできない」というリーダーが多いと言われます。

好機を捉えることができても意義を感じることができなければ、もしも事態が暗転した時に、心が折れてしまうかもしれません。苦しい時に無意味に感じるものをやり続けるのは難しいからです。

生きる意義や意味を考えることは、お金を直ちに生むわけではありませんが、人生やビジネスを底支えしてくれます。

私は、オーダー絵画を描く中で、そのことを知りました。経営者や、経営者の奥様、リーダーと言われるポジションに就いている人の絵を描いてきたからです。

「経営者たちのオーダー絵画を描いてきたからといって、なぜ、彼らが生きる意義を大事にしているのかがわかるのか」と言われるかもしれません。

普通に考えたら、きっとそうでしょう。絵をオーダーするのに、画家に向かって自分の心の奥底を語る必要はありません。しかし、クライアントたちは、私をまるで自分の反響板にするように様々なことを語ります。

それは、私自身が
「絵を描くことは何を意味するのか」を日々自問自答し、
生涯の仕事を画家と見定めるまでに、紆余曲折を経てきたからかもしれません。私自身、意義ある生き方とは何か、を追い求めて生きてきたのが、対話している中で、伝わるようなのです。

生きるには、成功だけでなく、意義深さが必要なものなのだ。

幾多の対話が教えてくれました。
仕事や人生で成功するための戦略も戦術も、最終的に果たすべき意義がなければ無意味です。

だから、一見遠回りに見える

自分にとって最も意味あることは何か。
社会のために貢献できるものは何か。
さらに、地球のためにいちばん重要だと信じることは何か。

といった問いを持ち、
生きることに意義を見出すためのシンプルな習慣を身につけることをお勧めします。

今回は、日々描くドローイングから。

今回完成した作品 ≫『大切なものを大切にする』

 

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 著者の自己紹介 

ビジョンクリエイター/画家の門間由佳です。
私にはたまたま経営者のお客さんが多くいらっしゃいます。大好きな絵を仕事にしようと思ったら、自然にそうなりました。

今、画廊を通さないで直接お客様と出会い、つながるスタイルで【深層ビジョナリープログラム】というオーダー絵画を届けています。
そして絵を見続けたお客様から「収益が増えた」「支店を出せた」「事業の多角化に成功した」「夫婦仲が良くなった」「ずっと伝えられなかった気持ちを家族に伝えられた」「存在意義を噛み締められた」など声をいただいています。

人はテーマを意識することで強みをより生かせるようになります。でも多くの人は自分のテーマに気がついていません。ふと気づいても、すぐに忘れてしまいます。

人生

の節目には様々なテーマが訪れます。

経営に迷った時、ネガティブになりそうな時、新たなステージに向かう時などは、自分のテーマを意識することが大切です。
また、社会人として旅立つ我が子や、やがて大人になって壁にぶつかる孫に、想いと愛情を伝えると、その後の人生の指針となるでしょう。引退した父や母の今までを振り返ることは、ファミリーヒストリーの貴重な機会となります。そして、最も身近な夫や妻へずっと伝えられなかった感謝を伝えることは、絆を強めます。そしてまた、亡くなった親兄弟を、残された家族や友人と偲び語らうことでみなの気持ちが再生されます。

こういった人生の起点となる重要なテーマほど、大切に心の中にしまいこまれてカタチにしづらいものです。

でも、絵にしてあげることで立ち返る場所を手に入れることができます。

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