vol.141【七夕龍】|天の川に魔法をかける 魔除けと浄化の絵

 この記事について 

自分の絵を描いてもらう。そう聞くと肖像画しか思い浮かびませんよね。門間由佳は肖像画ではない“私の絵”を描いてくれる人。人はひとりひとり違います。違った長所があり、違った短所があり、違うテーマをもって生きています。でも人は自分のことがよく分かりません。だからせっかくの長所を活かせない。同じ失敗ばかり繰り返してしまう。いつの間にか目的からズレていってしまう。そんな時、私が立ち返る場所。私が私に向き合える時間。それが門間由佳の描く“私の絵”なのです。一体どうやってストーリーを掘り起こすのか。どのようにして絵を紡いでいくのか。そのプロセスをこのコンテンツで紹介していきます。

『【七夕龍】|天の川に魔法をかける 魔除けと浄化の絵』

 

夏は、天の川がとても美しく見ることができる季節です。
梅雨もすっかり明けて、晴れやかな夜空を見る機会が増えてきました。

七夕伝説で有名な織姫星(ベガ)、彦星(アルタイル)
をテーマに描きました。
天の川の上にまるで魔法をかけて織姫と彦星が7月7日に
会えるように、大きな龍が包み込んでいる‥‥、
天の川を思い浮かべている間に、
ふとイメージが浮かんで作品に描きました。

猛暑の中の一息として、楽しんでいただけると幸いです。

流水文様で表現したのは天の川。
流水模様は、文様の中でも少し特殊。 絶えず留まることなく一瞬で消えてしまう水の流れる様子を形にした、数少ない文様の一つです。
他の模様と組み合わせて使う装飾として使われることも多いですが、流水文様そのものに「厄を流す=魔除け」「流れる水は腐らない=清らかさ」「火難除け」などの意味があります。

さて、織姫と彦星のストーリーをご存知でしょうか。

「天の川の岸に、織姫という織物が上手な娘がすんでいました。
織姫は、はたらきものの牛飼い・彦星と結婚したのですが、
仲が良すぎて、二人とも働かなくなってしまいました。

それを見た天の神さまは、
ふたりを天の川の両岸へ
離れ離れにしてしまいました。

しかし、織姫と彦星はあまりにも悲しんだので、
7月7日の夜だけカササギがつくる橋をわたって
会うことをゆるしました。」
今年は、7月7日が晴れて、龍の魔法も効いたようです。

監修をデザイナーの木村徹、
原案制作を画家門間にて、
【七夕龍】が生まれました。
原画は、パステルで描いたアナログ絵画、
happy Dragon MK シリーズです。
 

今回完成した作品 ≫『七夕龍』

 

著者他の記事見る


 著者の自己紹介 

ビジョンクリエイター/画家の門間由佳です。
私にはたまたま経営者のお客さんが多くいらっしゃいます。大好きな絵を仕事にしようと思ったら、自然にそうなりました。

今、画廊を通さないで直接お客様と出会い、つながるスタイルで【深層ビジョナリープログラム】というオーダー絵画を届けています。
そして絵を見続けたお客様から「収益が増えた」「支店を出せた」「事業の多角化に成功した」「夫婦仲が良くなった」「ずっと伝えられなかった気持ちを家族に伝えられた」「存在意義を噛み締められた」など声をいただいています。

人はテーマを意識することで強みをより生かせるようになります。でも多くの人は自分のテーマに気がついていません。ふと気づいても、すぐに忘れてしまいます。

人生

の節目には様々なテーマが訪れます。

経営に迷った時、ネガティブになりそうな時、新たなステージに向かう時などは、自分のテーマを意識することが大切です。
また、社会人として旅立つ我が子や、やがて大人になって壁にぶつかる孫に、想いと愛情を伝えると、その後の人生の指針となるでしょう。引退した父や母の今までを振り返ることは、ファミリーヒストリーの貴重な機会となります。そして、最も身近な夫や妻へずっと伝えられなかった感謝を伝えることは、絆を強めます。そしてまた、亡くなった親兄弟を、残された家族や友人と偲び語らうことでみなの気持ちが再生されます。

こういった人生の起点となる重要なテーマほど、大切に心の中にしまいこまれてカタチにしづらいものです。

でも、絵にしてあげることで立ち返る場所を手に入れることができます。

>>著者へのお問合せはこちら

感想・著者への質問はこちらから