
今回は30代個人事業主の方からご質問いただいております。毎回楽しみに聴いております。何気に質問のないときの3人の会話も好きです(笑)。今回安田さんにお聞きしたいのは「好き」と「嫌い」の境目です。というのも、現在ビジネスの誘いがあり人を紹介されたのですが、その人とそのビジネスについて嫌いとまではいかなくとも妙なモヤモヤ感(違和感)を感じております。この話受けるか断るか、好き嫌いで判断しようと思ったのですが・・・このような場合、安田さんであれば「嫌い」に分類されるでしょうか?ということです。

そうすると、私の体験談では、そういったモヤモヤがあったときの違和感は付き合ってみてそれが確信に変わるような気がしていて、「ああ、やっぱこの人こういう感じか」みたいな、「ああ、そういうことね」っていうかんじで自分の違和感は当たってたかも、と思うことがありました。

ちょっと安田さんに批判されるかもしれませんけれど、ビジネスっていうのがやっぱり引っ掛かります。亜佑美ちゃんとまったく一緒で、第一印象で「あれ」って思って、そのあとちょっと良くなったとしてももう1回やっぱ揺り戻しが来ちゃうっていう。つまり「第一印象のあれ、合ってたわー!」みたいなことが非常に多くて、ほぼそうじゃないかなと思うんですけど、だからといってビジネスしないかというと結構できちゃうかなと、私自身は思っています。ビジネスの規模とか期間とか分かんないですけど、途中で切れるような契約だったらとりあえず受けてみて途中でやめたりとか。でも、ずっとベッタリなビジネスだったら厳しいんじゃないかなっていう判断を規模や期間ですると思います。

いきなり英語できましたね。せめてフランス語にしてください(笑)。まあ、でも、たしかに、損得とかって頭で考えたら「あ、こっちのほうが得だな」ってあるんですけど、好き嫌いって結構心で反応するものなので、考えて変わるものではないような気はするんですよね。ただ、この人が言ってる「モヤモヤ」っていうのが、たしかに何か嫌な感じがするモヤモヤっていうのもあるんですけど、そうじゃないモヤモヤもあるんで、モヤモヤの種類によるんじゃなかろうか、という気がします。

それで、その感情の原因が分かんないことを僕は「モヤモヤ」って言うんだと思うんですよ。「なんで俺が腹立ててんのか」とか「なんで悲しくなったのか」っていうことが分かっていればべつにモヤモヤじゃない。その原因を考えて「あ、そうか、だから俺はあの景色を見て悲しくなっちゃったんだ」とか、それをちゃんと考えたほうが良いんじゃないのかなって最近思い始めまして。だから、そういう自分の中でよく分かんない感覚があるときはですね、メモしておいて、それについて朝考えようと決めて、考えますね。

間違いないんです。なので、まずモヤモヤの正体をこの人は突き止めたほうが良いんじゃないかと。やりたくないモヤモヤなんだと思うんですけど、なんでそう感じたのかっていうのを、ちょっと自分の肉体をさておいて、自分のつまり損得とかやることことか色んなことを押しつけて、つまり1回記憶喪失になって隣のおっさんのモヤモヤを客観視してるみたいな感じでっていうことで。っていうことで栃尾さん、おまとめをお願いします。
*本ぺージは、2018年1月17日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。
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