こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
腹筋力をつけるためEMSをおなかに貼り始めました。金子亜佑美です。
安田佳生です。
電気でビビッとなるやつ?
そうです。
へえ。それで筋力つくんですか?
勝手に腹筋してくれるやつ?
はい。人工的に腹筋してくれるマシーンです。
彼氏がマッサージ屋さんじゃなかった?
そうです。
電気通す機械持ってるでしょ?
いや、持ってないですね。
持ってないんですか?
全然持ってない。
「彼氏がいる」って言っていいんですか?
あ、言っちゃダメなんですか?
大丈夫です。このたび旦那になります。
ショック受けてる人多いんじゃないですかね。
いや、それはないでしょ?問題ない(笑)
じゃあ、ちょっと、なかったことにして(笑)
じゃあ、先に進めてもらっていいですか(笑)
はい。じゃあ質問を。
50代経営者(飲食)の方からご質問をいただいています。
「未来へ繋がるマイメディアの作り方の最初の一手は何から始めればよいでしょうか?」
制作スタッフの皆様いつもありがとうございます。早速ですがポッドキャスト第268回の質問への回答の中で“マイ看板”“マイお店”となるようなマイメディアをスタートすることを勧められていますが、まず最初に着手する具体的な方法やそこからのプロセスなど、よき道筋をお教えください。ひとり飲みは大好きなのですが、対人や自己発信が苦手です。よろしくお願いいたします。
アウトプットが苦手だと。
対人関係苦手な人がひとり飲みするイメージ湧かないですけど。部屋で飲んでるんですかね。
というと?お店ではひとりで飲まないんですか?
お店でひとりで飲める人って、結構お店の人と会話したりとか。
私もそういうイメージですね。
ね。
へえ、そうなんですね。
でも、焼肉屋さんとかひとりで行く人いますよね。
いますね。
本当にボックス席みたいな所で。そういうふうに全然喋んないで、っていう人もいるんですかね。
僕は地方都市とか行ってひとりぼっちになっちゃうとバーを探すんですが、初めて行くとバーテンダーさんとか知らないじゃないですか。だから、携帯とかをいじって“声を掛けないでくださいオーラ”を出しつつ、本当は声を掛けてほしいっていう、ややこしい奴なんです(笑)。
本当は声掛けてほしいんですね(笑)
本当は声掛けてほしいんです。
結構掛けてもらえますよね。「おひとりですか?」とか。
なんか声掛けにくいみたいですね、僕。よく道は聞かれるんですけど。
そうなんだ(笑)
で、覚えてます?“マイ看板”“マイお店”。“マイ顧客”とかいう話もしましたよね、昔。
はい。お茶のときですかね。
お茶のときですね。
お茶??
忘れている(笑)
お茶とおっしゃいますと?
お茶屋さんの質問でマイ看板・マイお店の回答をしたような気も。他のときも言ってるかもしれませんけど。
50代なんですね。「自己発信が苦手」というのがよく分からない。僕が言ってる“マイメディア”はWeb上のメディアなんで、やっぱりメディアを作ること自体が発信ですし、発信は頑張ったほうがいいかなっていう気はするんですけどね。
自分で苦手だったら、人にやってもらうってことがいいんですかね。
でも、やってくれる人に対しては何かしら発信しないといけないんじゃないですか?
そうですね。どんなこと書いてほしいっていうのはこの方が説明しないと、ライターだって何も書けないですからね。
ね。書くのが苦手とかだったらべつにいいんですけど、コミュニケーションが苦手っていうのは、なんか・・・
「対人が苦手」ですもんね。
それってお互いの問題なんで。なんで苦手なのかっていうのを考えたほうがいい気がしますね。で、“マイメディア”の作り方の最初の一手、何だと思いますか?栃尾さんは何ですか?栃尾さんはよくつくるじゃないですか、自分のホームページとか。何から着手するんですか?
書けないとダメですよね。
いきなり書き始めるんですか?
私は昔から日記を書いたりして、なんとなく書く練習にそれがなってたんだと思うんですよね。ブログもやっていました。あとはそれを仕事にしたっていう感じで。書くのが苦手だったらポッドキャストで喋ればいいと思うんですけど、どっちも苦手だったらちょっとわかんないですね。
ポッドキャストもマイメディアだと思うんです。書く前に例えば日記なりノートなりが必要なように「枠」が要るんだと思うんですね。メディアっていうのは、例えば漫画雑誌だとしたら、漫画書くためにはまず雑誌が必要で、それをどうやってつくるの?っていうこと。栃尾さんは小説とか書くのが上手じゃないですか。
ありがとうございます。嬉しいなあ。
僕は何人か小説書ける人知ってるんですけど、僕は書けないんですよ。小説書ける人がすごいなって思うのは、編集能力がすごい高いっていう感じがします。それは、つまり話のスタート段階と終わりで整合性がないとダメなんですよね。スタートで男だったのが終わりで女になってるわけにいかなくて。そこを矛盾がないようにちゃんとストーリーつくってるんで、だから編集の仕事をやってもらってもすごい上手なんですよ。会社全体の事業ストーリーっていうか、例えばその社長が目指してるものとか、「こういう会社つくりたい」っていうのがあって、「だったら商品はこうだね」とか「売り方はこういう売り方しないと整合性とれないよね」っていうような、そういうストーリー性っていうか。だから、僕はやっぱり一番初めは編集だと思うんですよね。
だからまとめも上手。
そうそう。そうなんですよ。
ああ、なるほど。ありがとうございます。褒められ回ですね(笑)。ありがとうございます。
だから、やっぱり、まず自分という人間とか、自分の人生とか、あるいはお店のをつくるんだったらそのお店自体を編集するというか。つまり要素をピックアップしていって、それぞれの要素がどうくっついて物語になっているのかを考えるんです。で、その物語を伝えるのがメディア。そうすると、例えば「メニューボタンにどういう項目がないといけないの?」っていうのが自然に出てくるんじゃないのかな。多分、栃尾さんはそこを意識せずにできちゃってるんじゃないですかね。ちゃんとホームページになってるし、メニューボタンとかもあるじゃないですか。普通はあれつくるのにすごい苦労するんですよ。結構トンチンカンなメニューつくっちゃったりする人が多いんです。
なるほど。まずは自分の情報を集めるっていう?
そうですね。やっぱり自分の人生を編集する能力ってすごい重要だと思いますね。
この方の場合は経営者さんなので「事業の」ってことになるんですかね。
そうですね。お店のメディアをつくりたいんであれば、「自分のお店はつまりどういうお店なんだ?」っていう。それをどういうものを登場させるのか。例えば小説だったら登場人物がいるじゃないですか。主人公がいて、脇役がいて、出来事が起こるじゃないですか。お店だったらそれが商品だったり、お皿だったり、接客のやり方とかいう所でひとつの物語を伝えていくんだと思うんですよね。それを自分の頭の中でちゃんと整理して。で、結構整合性のとれてない店とか、整合性のとれてない会社とか、個人でも「自由に生きたい」とか言いながらものすごい不自由な仕事してる人とかいるんですよ。だから、それをまずきちんと自分で客観的に見て編集するっていうかんじですね。「編集」とはどういう作業なんですか?
編集は4つぐらい要素があって、えっと、でも、忘れちゃったんですよね。
どうやってやってるんですか?
集める、削る、並び替える・・・4つぐらい・・・どうしよう。
それを意識してなくてもできちゃうわけですね。
すごいっすね。
物語をつくる仕事をされてるじゃないですか。例えば取材をしてて、それって「今のままじゃ物語つくれないな」とか「今の材料で揃ったな」とかいう感覚ってあるんですか?取材してて。
ありますあります。「もう書けるな」っていうのはありますし、「まだ書けないな」っていうのもあります。
そうですよね。そのときに頭の中で必要な材料っていうのが意識してなくても多分あるんだと思う。
あ、そうですね。
へえ。それ知りたいですね。
多分色々要素があります。光るひとつのポイントだったり、全体の整合性だったり、前段はあるかとか、理由とか意義があるかとか、後ろの意味的な所、「その人がなんでそう考えてるのか」みたいなのは結構大事な気はしますね。
じゃあ、「自分がなんでこんなお店やりたいのか」とか「なんで今こういう生き方してるのか」とか、そこが大事ってことですかね。
それがやっぱり土台にはないとダメかもしれないですね。
なるほど。まあ、非常に奥深い話ですが。
ああ、もう1回私も放送されたら聞きますわ。
もうお時間になったんで、じゃあ、最後に編集長からおまとめを。
編集長!
どうしよう、すいません(笑)。まず自分もしくは自分の事業について色々情報を集めて、私は結構、優先度をつけたりとかも必要だと思うんです。それで編集していくのが最初の一歩っていうことですかね。すいません(笑)
はい。ということで本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2018年2月14日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。