
フラワーエッセンスを勉強中の方から占ってみてもらったら、「恐れを乗り越えたときに一歩が踏み出せるようになる、捨てられない何かがある」とのことでした。私にとって恐れとは自分の中の不安です。金子亜佑美です。

今回はヤマダハナコさん、学習塾講師、50代の方からご質問をいただいています。定年まであと10年ですが、何の取り柄もありません。10年後も働けるにはどうしたら良いのでしょうか?年金だけでは生きていけないし。ということでした。

例えば、子どもがちっちゃいとか、まだ学生さんで学費がかかるとかだったらわかるんですよ、どうやってそれを捻出しようかっていうか、「学校やめさせなきゃいけなくなっちゃう」とかあると思うんですけど、ある程度定年までいくと、だいたいお子さんももう働いてたりとかして、つまり自分らが生きていくっていうことだけだと思うんで、もしそうだとしたら、べつに生きていけんじゃないの?って思っちゃうんですけど。

稼げると思うし、年金だけでっていうか、べつに年金だけでも生きていけるでしょうし、年金もらわなくても何とでもなるんじゃないの?っていう気がしてます。だって、ふと昨日考えたんですけど、明治維新、明治45年じゃないですか、で、大正15年でしょ、たった60年なんですよね。で、昭和と合わせても120年ぐらいで、明治維新起こってから140年しか経ってないっていう。140年前江戸時代かよって思うと、あっという間じゃないですか。

ペリー。ペリー君が来て、色々まあ、開国したんですね。それは置いといて。だから、年金とか老後とかって考えるようになったこと自体が最近で、その前から多分みんな一生懸命生きてたんでしょうし。じゃあ、年金がいくらだったら安心で、でも、たとえばお金があったとしても元気じゃないとか、日本だったらよく寝たきり老人で、生きててべつに経済的には生かされてんだけど、食べれなくて、栄養なんかチューブとかで補給されて、それで生きているって言えんのかなってよく考えるんですね、僕は。だって、この人も65歳とか生きてるかどうかわかんないじゃないですか。平均したら80歳ぐらいまで日本人生きてるから、あと15年、なんとかその15年食いつながなきゃみたいなのって、すごい本末転倒な気がすんですよ。もし生きてたんだったら生きてるだけでラッキーなんで、やりたいこととか楽しいこととかやりゃ良いし、つまり、死なないために生きてるっていうか、食べないと死んじゃうとか、住むとこないと死んじゃうからなんとかしなきゃみたいな感じなんで、人間の寿命が延びちゃったことがすごい不安と不幸の始まりみたいなっていう感じがして。

そうでしょ?死なないためには金が要るっていうふうな。生活するのはお金要るとは思うんですけど、家賃お金で払わないといけないんで。でも、お金だけじゃないと思うんですよね、生きていくために必要なのは。そもそも「生きていくとはどういうことなのか」っていうのを考えることのほうがすごい大事で。

お金より。「これをやるために俺は生きていきたいんだ」っていうものがあるから生きて、そのために稼がなきゃとか。たとえば65歳とかになって何もやりたいことなくて、人生いつ死んでもOKみたいなのだったら、それでいいじゃんっていう感じが僕はすごくしますね。

安楽死なんかしなくたって……。だって、この人は「生きていけない」って言ってるわけでしょ?つまり「死ぬ」って言ってるわけですよ。死ぬことが、だから、受け入れるしかないんじゃないのかなって。僕はべつに「自殺しよう」って言ってるわけじゃないですよ。

僕はやっぱり基本的に何かやるために生きているんだと思うんで、人って。もうちょっと前向きに「まだ死んでないや。じゃあ、もう1個ぐらい何かやりたいことやるか」みたいな。って考えてったら、それが仕事になってくと思うんですよね、それが人に必要とされたりとか自分が楽しめることであれば。そもそも、僕、人生ってそういうもんだと思うんで。たとえば、本当に、どうなるかわかんないですよ、国みたいなものがなくなっちゃうかもしんないし、よく映画であるじゃないですか、たとえば無人島に流れ着いたって、そこには年金もないし何もないじゃないですか。どうするかっていったら、やっぱ死なないために何とか食糧を確保しようかなって思うじゃないですかね、水を確保する。じゃあ、それで1秒でも長く生きるために頑張るのかっていうと、やっぱり何か生きがいを考えると思うんですよね、僕は。……すいません、ちょっとお二人は違う意見で(笑)

そこが大事かなって思いますけどね。二十歳ぐらいの子が「良い会社に入んないと」「稼がないと」って思うのはわかるんですけど、定年ぐらいまでいった人は「どう生きてきたか」とか「これからもし俺に人生があるんだとしたら、何のために俺は生かされてんだろうか」っていうことを僕は考えたいなと思いますね。どうなのかな。

金子さんも言ってましたけど10年後って結構長いんで、自分の人生の中で、定年後、今の仕事終わったあとにまだやりたいことがあるんだったら、それで食べれるってことがベストじゃないですか。じゃあ、それで食べるためにどうしようかっていうことを10年かけて前向きにワクワクしながら考えたら良いんじゃないのかなって思うんですけど。いきなりなんでそんな後ろ向きなのかがよくわかんないんですけどね。ということで、この難しいおまとめを。
*本ぺージは、2018年4月25日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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