
こんにちは。いつも楽しく拝聴しております。さて、質問です。私は最近巷でよく聞く家事代行業を起業いたしました。業界の伸びは著しいものがあり、まさに成長産業といったところですが、ある程度認知が広まってきたせいか、大手数社が多くのシェアを獲得し始めてしまっております。弊社のような零細企業が大手と同じ展開をしても資本力で負けるのは目に見えておりますので、やはり何か大手と差別化をすることでポジションを確保していくべきだと考えております。つきましては、当マーケットにおけるゲリラ的なマーケティング手法は何かないかと模索しておりまして、安田さんのご意見を頂戴したくご連絡させていただきました。大雑把な質問ではあると思いますが、ぜひお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。ということです。

そういうのは誰か得意な人に頼んだほうが良いと僕は思いますね。そしたら嫌なことを我慢するストレス溜まんないし、その分もうちょっと前向きに、得意なことで、仕事でその分稼いじゃおうというほうが良いんじゃないかなっていう気がしますね。

ワイパーみたいなやつで。あれ、すごい気持ちよくて。でも、部屋の内側は雑巾みたいのでやんないといけないんで、内側は嫌なんですよ。だから外側だけはいつもピカピカなんです。まあ、なんでしょう、ゲリラ的家事代行業、どんなのがありますかね。

今は頼んでいないですけど、当時は掃除とかを定期的にやってくれる方を頼んでいました。僕、掃除がすっごい嫌いで。ちなみに、洗濯も嫌いだけどそれは自分でやってました。依頼しているときに思ったのが、僕、アンティークのグラスとかを集めてるんです。お掃除ができる人も多分得意だろうからグラスを割ったりはしないと思うんですけど、なんというか…ただ単に「ガラス綺麗に拭けますよ」っていうんじゃなくて、ちゃんとその価値の分かってる人に磨いてもらいたいっていうか、そういうのはすごいありました。

僕の場合グラスですけど、例えば骨董の壷とかね、ワインセラーとかでも良いんですけど、やっぱりちゃんとした、知識があるっていうこともそうなんですけど、その人が好きだったり、価値が分かってる人とかにやってほしいなっていうのはあって。

「お掃除」っていったら全部お掃除って感じですけど、皿洗いみたいな。そうじゃなくて、もうちょっとニッチに切っていくのが良いんじゃないかと思うんですよね。例えば、僕だったらグラスとか自分でも洗うんですけど、いっぱいあると全部片付けんのってすごい大変。例えばバーテンダーさんってすごい上手なんですよね。

どうしても家事って必要不可欠っていうか、「生活必」なもんの中で、でも自分でどうしてもやんないといけないけどやりたくないとか、忙しいとかっていきがちですけど、そこはだから大手とバッティングするんで、「べつになくてもいいじゃん」っていうようなものに絞った家事手伝いはアリだと思うんですけどね。

良いですねぇ~、はい。

絞り込むと、料理好きな人が料理やるみたいな感じで苦にならない人っていると思うんですよね。で、すごい自分もグラス好きだったら、それ見て触るだけで嬉しかったりとかして、その上さらにお金がもらえたりとかして。だから、すごい超ニッチな組み合わせがアリじゃないかなって思いますけどね。

不必要なものっていうのは人がお金出すものなんですよ、不必要なのに。人間っていうのは「生きていくのに全然要らないじゃん」みたいなものにいっぱいお金を出すんです。だから、そこに絞ってやるのが良いんじゃないかなっていう気はしますね。

10人中9人の人が……いや、もっと絞ったほうが良いかな、100人中99人が「そんな家事要らない!不必要だ!」っていうものが絶対大手は入ってこないんで良いと思います。ということで本日は以上です。ありがとうございました。
*本ぺージは、2018年5月23日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。