
そうそう。アドバイスいただいたやつ。はい、今回は30代・ITメーカー営業の方からご質問をいただいてます。いつも楽しく番組を聴かせていただいています。今回質問させていただきたいのが、部下とのコミュニケーションの取り方です。私には20代の部下が1人います。彼とのコミュニケーションを取るときにいつも気にかけているのが、「まず肯定する」ということです。どうしても何か意見を言ってくれたりすると、「こうしたほうがいい」と経験則からいろいろと言いがちですが、まずは意見を述べてくれたことに感謝し、「なるほど。君はそう思うんだね」と頭ごなしにアドバイスするのを極力避けるよう気をつけています。年下で経験は浅いといえど、ひとつのれっきとした意見なので、なるべく尊重するようにしています。みなさんは年下の方や部下の方と接触するときに何か気をつけていることはありますか?お話しいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。ということです。

いや、えっと……どっちかというと、その人がやってることに対して「すごい!」と思ったら「わぁー!」ってなるけど、「くだらねえな」って思ってる年上の人とかに、たとえば「わぁー!」ってなるかっていうと、そうじゃないっていうか。

「尊敬」っていう言葉よりも「リスペクト」のほうが、なんとなくフィットしてる感じがするんですけど、自分より優れてる部分が絶対あるじゃないですか、誰しも。そういう気持ちで接してるような気がします。だから、あんまり、亜佑美ちゃんが言ってたけど、「あの子」とかも言わないですね。たとえば、私40代ですけど、20代の子に「あの子」とかも言わない。「あの人」とか言う。

言っちゃうけど、子どものお友達もリスペクトしてます、結構。どうしても上から言っちゃうときもありますけど、そういうことをなるべくしないようにして、「私が知らないことをこの人は知ってるんだ」っていうふうに思って話すように心がけていて、まわりの人にも「とっちーはいつも子どもとかとフラットだからいいよね」って言われることは何度かありますね。
*本ぺージは、2019年5月15日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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