【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「本当は境目研究家ではなく安田佳生屋さんである。ぐだぐだマーケティングその6」2019年11月13日配信

第372回 質問が来ないので、ぐだぐだマーケティングその6。
本当は境目研究家ではなく安田佳生屋さんである。
と訳の分からないことを話し始めました。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

自撮り棒を買うか悩んでます。金子亜佑美です。

安田

安田佳生です。

栃尾

買えばいいじゃん。

金子

だって、なんか恥ずかしいじゃないですか。

栃尾

買うのが?あ、使うのが?

金子

使うのが。自撮り棒。

安田

自撮り棒ってどんな仕組みなんですか?

金子

自撮り棒は手元にスイッチが付いてて、ケーブルでiPhoneとかをつないどいて、遠くで、こう……知らないんですか?

安田

いや、知ってますよ(笑)だから、手元のスイッチを押したら、どういう仕組みでiPhoneのシャッターが切れるのかが知りたいんですよ。

金子

あー、知らん。

安田

何かカチャってはめるんですか?どっかに。

金子

でも、iPhoneのイヤホンあるじゃないですか、iPhoneのイヤホンでもシャッターボタンになりますよね。

安田

そうなんだ。

栃尾

ん?

金子

……あれ?

栃尾

わかんない、それ知らない、シャッターボタンは。

金子

シャッターボタンになるんですよ。

栃尾

ふーん。でも、物理的にボタンを押してくれるんじゃないの?iPhoneのボタンを。自撮り棒って。

安田

そうなんですか?

金子

あ、そういうのもありそう。

栃尾

これもシャッターボタンになるから、音量ボタンが。iPhoneの場合はですけど。

安田

ということは、結構物理的に……

栃尾

だと思います。マジックハンド的なやつみたいなイメージですけどね。どうなんでしょうか。

金子

うんうん。

安田

なるほどね。

栃尾

で、今日のうだうだテーマはなんでしょうか?

安田

「うだうだ」って言うの、やめてもらえませんかね。

栃尾

ひどい(笑)安田さんが言ってたのに。

金子

安田さんが言ってたのにな。

安田

(笑)今日のお題!

栃尾

お願いします。

安田

今日のお題はですね、「セルフブランディング」について。

金子

あ~。

栃尾

いいじゃないですか。

安田

あ、いいですか。

栃尾

やっと明るい感じが来た(笑)

安田

(笑)最近、死ぬ話とか、死にそうになる話とか、そんなんが多かったんで。

栃尾

老化とか(笑)

安田

よく「自分は特別じゃない」っていうふうに思ってる人、多いじゃないですか。

栃尾

多いです。

金子

うん。多い。

安田

ね。セルフブランディングする元になるものがないっていうふうに。でも、そんな人いないんじゃないのかなと個人的には思ってまして。僕も最近いろんな仕事やってるんで、「何屋さん?」って言われるとですね、まあ、「境目研究家」って答えるようにはしてるんですけど、ホントのことを言うと、マジメに答えると「安田佳生やさん」なんですね。「安田佳生として、こんなこと考えてます」とか「こんなことを考えている人間です」とかを発信して、興味持ってくれた人とコミュニケーションして、会いに来てくれる人のお役にたまに立って、お金をもらって生きてるっていう、「安田佳生業」なんですよ。

栃尾

なるほど。

金子

芸能人みたいっすね。

安田

芸能人?……芸能人っていうくくりはあんま好きじゃないんですねぇ、僕。

金子

まあ、そうですよね(笑)

安田

はい。芸能人だって、「芸能人として才能あるか、ないか」みたいになりますけど、ポジショニング争いとかあるじゃないですか。キャラかぶってるとか。

金子

ああ、ありますね。

安田

まあ、芸能界は特殊かもしれませんけど、ひとりひとりだと思うんです。そこが芸能人に近いってことですかね。

栃尾

有名だからってこと?

金子

有名だから。そして、芸能人と、いま、若干違うなと思ったところが、安田さんはひとりに向けて安田さんを売れるけど、芸能人はみんなに自分を売っていくから、ちょっと違うのかなと思いました。

安田

でも、CD売ったりとか、イベントやってチケット売ったりとかもするんじゃないですかね。最終的には1対1で買い物をしてくれてるような感じもしますけどねえ。

金子

ああ、そういうことか。たしかに。

栃尾

そこからどのようにセルフブランディングに行くのでしょうか?(笑)

金子

おっ!

栃尾

なんかすいません(笑)

安田

なんで、そうやってすぐに答えを引き出そうとするのか。

栃尾

早くしゃべりたいなと思って(笑)

安田

しゃべってください。

金子

(笑)

安田

いや、だから、何ていうんですかね、よくそういうふうに言われるんですよ。「それはあなたが特殊だから、そうやって安田佳生業が成り立つんだ」と。いま金子さんがおっしゃったように、「芸能人みたいなもんじゃないか」と。僕はそうじゃなくて、たとえば、前、採用の会社やってましたけどね、採用の会社を辞めて、ひとりでやってる人とかいるんですね。その人とかも、やっぱ悩んでいるんですよ、「自分の売りは何なんだろうか」と。だけど、ひとりになった瞬間に、もうブランドだと思うんですよね。その人とまったく同じ仕事とかできないじゃないですか。「その人に頼みたい」っていう、その理由はいっぱいあると思うんですけど。だから、ひとりになった瞬間にブランドがない人なんていないっていうのが私の考えでして。

金子

お~。

栃尾

うんうん。

安田

だから、栃尾さんは「栃尾江美やさん」なんですよ。

栃尾

はいはい。「栃尾業」ですね。

安田

栃尾業なんですよ。金子さんも「金子業」なんですよ。

金子

金子業?(笑)

栃尾

安田さんとお話しすることが多いので、最近そういうのがわかってきたかなあと思いますけど、でも、ひとりひとり、もちろんブランドっていうのはあるとしても、それが売れるかどうかって、また1個か2個か3個かのハードルがありませんか?

安田

ブランドを売ってるわけじゃないんですよね、だから。

栃尾

あ~。でも、セルフブランディングしたいっていう人は、何かを売りたいっていう人じゃないんですか?

安田

セルフブランディングしたいっていう人は、手っ取り早く稼ぎたい人もいるかもしれませんけど、そこがちょっとズレてる感じがしますね。

栃尾

ふーん。

金子

おぉ。いい質問ですね。

安田

たとえば僕のことすごい興味持って僕の発言見てくれてる人とかで、僕に1円も払ってくれない人のほうが圧倒的に多いわけですよね。その人も僕にとってはお客さんなんですよ、興味持ってくれてるんで。で、興味向こうが持ってくれてるからといって、僕が持ってるスキルで、その全員の役に立てるわけじゃないじゃないですか。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

で、たまたま僕に興味持ってくれてる人の中で、私がお金をもらうに値するスキルで、その人がお金を払うに値するものがあれば商売が成立するってだけ。だから、「ブランドができたから、これで金稼げる」みたいなもんとはちょっと違うと思うんですよね。

栃尾

なるほどなるほど。じゃあ、商売をするっていう話と別軸で語るものってことですね、ブランドっていうのは。

安田

「安田佳生業」をやろうと思うと、安田佳生としてのブランドづくりは要るとは思うんですが、それは、だから、何ていうんですかね、ブランドの元になるものはあるってことですね、まず、人間みんな。ただ、ほとんどの人はないと思ってて、それは、たぶん人と比べるからだと思うんですよね。

栃尾

わかりますわかります。

金子

うん。

安田

「他の人と比べて私は特別じゃない」って思ってて。でも、人間って特別じゃない人いないと思うんですよ。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

たとえば、「私にとって犬とは」みたいな文章を1,000文字で書くとするじゃないですか。で、書いた瞬間に、その書いた文章が消えちゃうとするじゃないですか、保存できてなくて。で、もう1回同じのを書こうと思っても、まったく同じ文章ってたぶん書けないと思うんですよ。

金子

書けない。

栃尾

はい。

安田

同じ人間が書いてもそうなんですよね。つまり、どんな物を見ても、どんな質問に答えても、その人のオリジナルな回答とかしかできないんですよ、人間っていうのは。

栃尾

はい!質問です!

金子

はい!どうぞ!

栃尾

「オリジナル」と「ブランド」っていうのは同じことですか?

安田

僕はほとんどイコールだと思ってますけどね。「私らしさ」っていうか。たぶん、みなさん、あんまり深く深くまで自分に対して質問しないと思うんですけど、自分と対話するっていうことを深く深くやっていけばですね、やっぱ人間って基本的にみんな面白いんで、その面白さを普通に発信すれば、「あ、面白い」って言ってくれる人がいっぱいいると思うんですよね。自分で自分をつまんないって思っちゃってるから、たぶん深掘りしたりとか発信したりしないと思うんですけど。

金子

たしかにねぇ。

安田

まあ、中にはすごい何百万人にウケる人もいれば、そんなにウケない人もいるかもしれないですけど。でも、少なくともブランドって人を引き付ける何かだと思うんですけど、そういうのはみんな持ってると思うんですけどね。

金子

うんうん。

栃尾

じゃあ、ブランドのために、結構「ああいうふうにならなきゃ」みたいに考える人が多いような気がするんですけど、憧れの人とかを見ながら、そうじゃなくて、「いまのままでいいんだよ」って感じですか?逆に。

安田

そうですね。「いまの私はこんなに面白いやつなんだよ」っていうのをきちんと表現するってことですよね。

栃尾

まず自分で見つけてあげなきゃいけないってことですよね。

安田

自分で自分に対していろいろ質問していけば、「なんか、おまえ、ここ面白いじゃん」とか、「おまえ、なんかここ、めっちゃつまんないやつだね」とかっていう会話が成り立つわけですよね。それをちゃんとやっていけば、「あ、俺はここが面白い安田佳生というものなのか、どうやら今回は」みたいな。

金子

ほ~、ほほほほ。私、思っていたことがあるんですよ。いまのこの段階から。

栃尾

いけますか?

金子

もう無理ですよね。

安田

いいですよ。

栃尾

いけますか?

安田

いや、いいですよ、はい。ビシッと最後。

金子

なんか、不満を自分に言わないと、自分がうまく回るような気がしてて。

安田

「自分を見限らない」ってことですか?

金子

そうですね。自分に自分の不満を言わないと、自分を肯定できて、なんだろう、会話がはずむ。

安田

そのとおりですよね。犬とかも、やっぱ飼ってるとですね、その子のいいとこを見つけてあげるじゃないですか。他の犬と比べて「ケッ!」とかって、あんま思わないじゃないですか。そういう発想が「金子亜佑美号」という、まあ、ロボットじゃないんですけど、ロボットみたいなのを操縦している私っていう、そういう視点でいくと、「あ、こいつ、こういうふうに動かしたら面白いじゃん」みたいなのはあるわけです。

栃尾

なるほど。

金子

なるほど~。

安田

ということで、本日は以上です。突然ですが(笑)

金子

すいません。

安田

ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2019年11月3日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらからhttp://yasudayoshio.com/podcast/#/top


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安田佳生
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栃尾江美
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金子亜祐美
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1件のコメントがあります

  1. I was recommended this blog by way of my cousin. I am not certain whether this publish is written via him as nobody else know such designated about my difficulty. You are incredible! Thank you!

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