【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「ポストコロナの子育て論」2020年8月12日配信

第411回[ポストコロナの子育て論」
何のために学ぶのか。学校は必要なのか。
コロナで大きく変わる社会での子育て論を語り合いました。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

ホームページをこのたび立ち上げました。お仕事ください!金子亜佑美です。

安田

安田佳生です。

栃尾

亜佑美ちゃん、そうなんだ。

金子

そうなんでーす。

栃尾

ホームページがんばったね。がんばりました。

金子

ありがとうございます(笑)

安田

「お仕事ください」じゃ、お仕事くれないですよ。

栃尾

そうなんですか?

安田

だって、どんな仕事やってるかわかんないですもんね。

栃尾

じゃあ軽く……言わなくていいですか?(笑)

安田

はい、言ってください、じゃあ。

金子

ありがとうございます(笑)。えーと、グラフィックデザイナーと、あと、イラストレーターの仕事をしてまして、音響関係のこともやってるので、よかったら連絡ください!……とかって、わかんないなぁこれじゃ(笑)

栃尾

私もいろいろ頼んでます。

金子

はい。よろしくお願いします!

栃尾

今日も実は質問がないのですが、もしかしたら安田さんのほうの質問フォームに不具合があるかもしれず、「送ってるのにぜんぜん読まれない」なんて思ってる方がいたら申し訳ございません。今日は安田さんからウダウダマーケティングのご提案があるということで。

安田

はい。質問届かないんで、すいません。

栃尾

(笑)

安田

本日のテーマは、ポストコロナの子育て事情についてと思っております。

栃尾

いいですね。はい。

金子

はい!

安田

学校が長らく休みになっちゃって、「リモートでいいんじゃないか?」みたいなことにもなったんですけど、栃尾さんちはもともとあんまり学校をよしとしない家風というか。

栃尾

ぜんぜんそんなことないですよ(笑)

金子

家風?

栃尾

家風じゃない、ぜんぜん。子どもと学校が合わなくて、行ってくれないんですね。

安田

そこらへんはポストコロナでどうですか?「行かなくていいじゃん」みたいになってるんですか?

栃尾

まあ、ポストコロナはあんまり関係ないですね。

安田

あんまり関係ないですか。

栃尾

関係なく、彼らはどっちにしろ行かない(笑)

金子

(笑)

安田

なんていうか、「行かなきゃダメだろ圧力」が減ってきたみたいのはないんですか?

栃尾

うーん、まあ、どうなんでしょう、コロナに関係なくだと思いますね。最近不登校も増えていて、先生たちも「どうやって扱えばいいのか」みたいなことはだんだん知見としてたまっていて、「無理やり行かせるみたいなことはよくないよね」みたいな風潮はあるので、そういう時代の流れだと思いますが。

安田

へぇ~。なんで増えてるんですか?

栃尾

うーんと、私は「炭鉱のカナリア」だと思っていて。

金子

おぉ、おしゃれ。

栃尾

人間には気づかない毒ガスとかを気づくんですよね、カナリアって。

安田

ふーん。

金子

へぇ~。

栃尾

それで、炭鉱に行くときにカナリアを連れていって、調子が悪くなると「ヤバい、毒ガスがある」みたいなことを気づくらしいんですよ。で、社会のひずみっていうのが出てきていて、おかしくなっているのに大人は気づかないっていうところに、子どもが警鐘を鳴らしてくれてると私は思っております。

金子

えーっ、すごい!

栃尾

すごくない?

金子

すごいすごい。

安田

なるほどね。

栃尾

はい。子どもは気づくってことですね、そういうおかしなことに。だと思ってます。

金子

すご。

安田

何割ぐらいいるんですか?いま、不登校の子って。

栃尾

ぜんぜんわかんないです。数字ではわかんないですね。あと、数え方にもよるのかな。

安田

増えてる?

栃尾

増えてると思います、はい。

安田

ふーん。

栃尾

あと、学校に行って夢があったと思うんですよね、昔は。「勉強を頑張ればいい生活が待ってる」みたいな。だけど、いまはそういうことが少ない。大人もそういうのを実感してなくて、子どもに伝わったりもするのかな、なんて思ってますけど。

安田

そんなの昔からなかったですよ。

栃尾

んー、でも、私のときはそう思って勉強してた気がしますけど。

安田

そうなの!?僕、まったくそんなの信じたことなかったです。

栃尾

それは時代を先取りしすぎです(笑)

金子

先取り(笑)

栃尾

先取り先取り(笑)

安田

まあ、でも、当時、僕のころは「行かない」っていう選択肢がなくて。「行かなくてもいいんだ」っていうのがあったら、行ってなかったかもしれないなあ。

栃尾

それはあるでしょうね。

安田

行かない場合の子育ての仕方を教えてくださいよ。

金子

おぉ!

栃尾

あー、そうですね。学校の勉強を目指さないっていうことは、親としては結構メンタル的に大事かなと思ってます。

金子

ふーん。

安田

なるほど。

栃尾

はい。で、将来使うようになることを長期的にみて学んでいけたらいいなと思ってます。

安田

たとえば読み書きとかって絶対できないと困るような気もするんですけど。国語と算数は最低限学んどいたほうがいいっていうか。

栃尾

そうですね。でも、私は国語の漢字の書き取りが必要かっていうと、そこまでではないと思ってて、読解力のほうがいるだろうなと思ってるので、読み聞かせを重視したりとかしてます。

安田

おー、なるほど。

金子

おぉ。へぇ~。

安田

算数は?

栃尾

算数は子どもたちも好きだし、あと、塾に行ってますね。塾の勉強は楽しいので、算数はやってます。

安田

えっ、塾は行くんだ!?

栃尾

そうなんですよ。「学校ってなんなの?」って、すごいイライラっとしたんですけどね(笑)

安田

ふーん。じゃあ、行く必要ないじゃないですかね、ぜんぜん。

栃尾

そうですね。あと、社会とか理科とか家庭科とか、そういうのをどう思うかですね。あとは、すごい心配なのは運動ですね。

安田

運動?

栃尾

はい。「中高の有酸素運動の量がその人の体力を決める」とこのあいだ聞いたんですけど、大学生の男の子に。学校行かないと、やっぱ圧倒的に足りないので。

安田

走らせちゃだめなんですか?

栃尾

走らせるのにも大人がついていくのかとか、子どもがずっと楽しくサッカーするみたいなことは付き添いでできないので、そういう物理的な問題ですね。

安田

なるほどね。ポストコロナは関係ないってことでしたけど、コロナかどうかはともかくとして、子どもが将来大きくなったときの社会で必要なものって、明らかに学校とずれてきてるじゃないですか。

栃尾

ホントそう思います。

金子

おぉ。

安田

だから、行かなきゃいいってわけでもないし、結局学校でも教えてもらえないし、親がなんとか教えるしか方法はないんじゃないかと思ってるんですけど。

栃尾

はい。

安田

何を教えるべきだと思いますか?

栃尾

(笑)。そうですねぇ、自分なりの勉強の仕方は学んでほしいなと思ってて。それはゲームでキャラクターについて、自分でYouTubeをWebで調べたりみたいなことでもいいのかなと思ってます。

安田

たとえば僕は、個人的には商売のやり方とかを教えようとは思ってるんですよ。自分で会社員になっても、ならなくても、食べていけるように教えようと思ってるんですけど、だけど、金儲けだけが人生じゃないんで、いろんな自分の好奇心が働く方向性とかを知ったほうがいいっていうか、出会う機会があったほうがいいと思うんですけど。

金子

おー。

栃尾

それは思います、はい。

安田

でも、学校でそれがあるかっていうと5教科しかないんで、それでいったら、たとえばiPadを渡して好きなように使わせてあげるとかで、何でも検索で出てきちゃうじゃないですか。

金子

うんうんうん。

栃尾

はい。

安田

でも、それってどうなんですか。弊害もあるんですか?

栃尾

うーん、それは私は使い放題にしてますけど、「出会う」ということでいうと、安田さんもそうだと思いますけど、私もいろんな職種の方と人脈があったりするので、そういう人に積極的に会ってもらいたいなとは思ってますね。

安田

あー、なるほどね。

栃尾

友達として話をするとか、それだけでも刺激を受けるので。

金子

すごい!

安田

ふーん。iPad使い放題なんですか?

栃尾

iPadっていうか、スマホとSwitchは起きてる間じゅう、ずっと触ってますね。

安田

へぇ~。よからぬ情報にアクセスしたりとかっていうのは心配しないんですか?

金子

ははは、エロ動画ですね(笑)

栃尾

まあ、エロ動画もべつに見てもいいと思いますし、あと、だいたい音が聞こえてくるので、聞こえてくるうちはそんなに心配してないですね。

安田

ふーん。

栃尾

ひとり部屋で隠すようになったら、ちょっとどうなのかなという気はしますけど(笑)

金子

あーおもしろい(笑)

安田

なるほど。実は僕、新しい世代の子育てについて、誰かがその課題に取り組まなきゃいけないんじゃないのかと思ってまして。

金子

おぉ。

安田

新たなビジネスとしてそれをやろうかな、なんて思ってるんですよね。

栃尾

やってください。通わせます、うちの子。通うっていうか、オンラインがいいけど(笑)

安田

オンライン?

栃尾

はい。

安田

まあ……そんなこと言ってる間に時間がなくなっちゃったんで。

栃尾

すいません(笑)

金子

ヤバい(笑)

安田

また次回にやるということで、栃尾さんの子育てを一発最後にお願いします。

栃尾

えーと、えーと、どうしようかな。私は本を読めれば自分で何でも勉強していけると思うので、それを大事にしております。

安田

読書ね。なるほど。

栃尾

読書、はい。

金子

すばらしい!

安田

はい。ありがとうございます。では、本日は以上です。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2020年8月12日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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