こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
ポッドキャスト番組「クリエイティブの反対語」から影響を受けて、白湯を飲み始めました。金子亜佑美です。
ありがとう(笑)
安田佳生です。え、何を飲み始めたんですか?
白湯です、白湯。
サユ?
お湯ですお湯です。
ほぉ。へぇ~。
私もめっちゃ飲んでるよ(笑)
お湯飲み始めてから快便です。てか、マジ快便。ヤバいっすよ。
すごい。魔法の液体だよね(笑)
ほんとビックリです、朝から、はい。ありがとうございます。
すばらしい(パチパチパチ)
「クリエイティブの反対語」っていうタイトルが秀逸ですよね。
いいですよね。なかなか。
うん、すばらしい。
そうですよねえ!
自分で言う(笑)
ありがとうございます。私もほんとそう思ってます。
いやいや、ほんとそう、ほんとそう。
(笑)。私が思いついたんだけど、うれしい。ありがとうございまーす。
いえ。
ありがとうございます。
すばらしい。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございまーす。本日は、えーと、経営者の方、40代の方からご質問をいただいてます。私は山形県在住です。コロナ時代突入で変わるもの、変わらないものを模索しています。密が地域に分散されて、何が小さくて、どんな新しいものが生まれてきてくるのか考えています。これからの新しい田舎のよさ、価値について安田さんの見解を知りたいです。ということです。
はい。わかったかな。「密の時代が終わって、都会とかにガーッて人間が集まる時代が終わって、田舎とか地域にだんだん分散されていくよね」ってことですね。
なるほど。でしょーね。
で、「どんどん小さくて新しいものが生まれてくるはずなので、どういうものがありますか?」ってことですね。
ふーん。
はい。
はい、では栃尾先生、ズバッと。
せんせー!
えっ?どうしよう。えーっと……まず、ほんとに分散されるのかっていうところはありますよねえ。
なるほど。
それはみんながワーって言ってるけど、実際どうなのかなっていうのは、ちょっとわからない。まあ、もちろん誰もわからないんですけど(笑)。実際には結構密なんじゃないかなって気もしてますね。
うん。
うん。
あとは、えーとー……そうですねえ、コロナ前後というよりは、安田さん前におっしゃってたかもしれないんですけど、「時代の流れが早く来た」みたいな感じだと思うんですけど、「みんながGoogle検索してて、1位のものを買ってた」みたいな時代から、ひとりひとりがコミュニティにいろいろ属して、そこから何か情報を得たりしていく、仕事も生まれていく、みたいな感じなのかなとなんとなく思っていて。田舎とかは、だから、そういうところで経済圏が回るみたいな、もっと、こう、「実はあれ、いらなかったよね」とか、そういうものが増えてきて、「こんな少しのもので暮らせるよね」みたいな感じの、えーと、生き方になってくるのかなという……感じです。すいません(笑)
あ、エシカルですね。
……エシカルですかね(笑)
なんですか?エシカルって。
倫理的な……なんでしたっけ?そんなような、なんか環境にいいものとか、サステナブルとかとも近いんですけど、「持続可能なものを使いましょう」とか「消費しましょう」とか、そんな感じの活動ですかね。
……なるほどね。
あんまり説明ができない(笑)
うーん、あの、私はですね、さっき栃尾さんが言ってたことに「なるほどな」と思いましたけど、「はたして密じゃなくなってるのか?」っていうところで、僕は都心部で仕事してるんで、都心部の飲食店街って、ちょっとお客さんが戻ってるところもあるんですけど、やっぱガラガラのところがまだ多いんですよ。
はい。
うん。
東京駅とか新宿とかってステーションの近くでお店がつぶれちゃったりとか、オフィスに行かなくなっちゃってオフィス解約したりとかで、結構土地が暴落したりとかっていうことが起こる可能性もあるなっていうことが実際起きてまして。でも、だからといって人が集まらないわけじゃなく、実は出社しなくなったんで都心部には来ないんですけど、ちょっと離れた住宅地の飲食店とかは結構人がいっぱいいたりとかしてたりもするんですね。
あ~。うんうんうん。
結局、じゃあ集まらなくなるのかっていうと、会社に出社するっていう意味では集まらなくなるけども、みんなで集まりたくないのかっていうと、やっぱり「集まりたい」っていう気持ちが人間にはあり、集まり方がちょっと変わったとか集まる場所が変わっただけで。
うん。
あと僕、最近田舎のことを知ったんですけれども、「田舎行くと人の目が気にならなくて自由だ」って思ってたんですけど、コロナで「田舎ほど大変」っていうことを聞いて。
ほんとですよね。
で、田舎出身の人に聞くと「いや、田舎のほうが大変なんだ」と。
まじで、うん。
ヤバいですよね、田舎は。
まじでヤバいっす。まじでヤバいっす。
あ、まあ偏見だけど。
人間関係とか人の目っていうのは、都心は人間が多いけど、逆にそっちのほうが密じゃなくて薄いと。で、田舎のように人がいないところのほうが人間関係って密なんだっていうふうに聞いてですね、なるほどなあと、密は奥が深いなあという。
はい。
いや、都内には……
栃尾先生の意見はそのとおりっていう感じ。はい、なんでしょう金子さん。
いやいや、ほんとにそうで、ほんとうにそうで。都内から帰ってきたら、もう、なんか、ほんとに、なんか「おまえコロナになってないだろうな?」みたいなことを、やっぱ田舎の人は言うなあっていう感じがしますね。めちゃくちゃ気にしてる。
そうなんですよね。ほんとに「もう帰ってくるな」って言われたり、ほんとにコロナかかっちゃったら、近所からものすごい白い目で見られるとか。
そうでしょうね。
そこで今回の新しい田舎のよさ、価値についてですけどね、僕は基本的にこういうふうに「田舎のよさ」とかってひとくくりにされるのがあまり好きじゃない人でして、「田舎はこうだからいい」みたいな、まあ、そんなこと言ったら「空気がきれいだ」とかしかないんですけども、だけど、田舎には「よさ」もあれば「悪さ」もあるんですけど。
ああ、そうか。
っていうことを聞きまして、「安田さん、田舎もいろいろあるんですよ」っていう話も聞いて、たとえば千葉県とかはですね、結構いろんなとこから集まってきて住んでる人が多くて、田舎なんだけど、いわゆる田舎みたいな人間関係のドロドロ感とかは薄いらしくて。
へぇ~。
いいですね。
だから、空気はきれいで、海もあって、山もあるけど、人間関係が気にならないみたいな。
いいですね。
おお、熱い。千葉熱い。
(笑)
なので、なんていうんですか、「田舎だからこれがいい」とかっていうことじゃなくて、その地域ごとのよさみたいなのを見つけていくしかないと思うんですよ。
うーん。
僕は、「都会」とか「田舎」とかっていうことをあんまり考えずに、みんなにとっていい場所をつくろうとすると……だいたい地方都市さんってそうするんですよね、「うちは地方都市の中でもこういうことが便利だ」とか、「家賃が安い」とか、「こういう補助が出る」とか。で、そうやって、みんなが「いい」っていうものを集めていくと、大都会に近づいていくんですよ。
うんうん。
なるほど。
だけど大都会には勝てないんで。だから、私は何度も言ってますけど、地方で人が集まる、新しい事業とかをやるんだったら、「私たちはこれがいい」と、9割の人は「いい」と思わないかもしれないけど、1割とか5パーセントとか1パーセントの人は「ここが大好き」っていうのをたくさんつくるべきだと思うんですよ。
なるほど、うん。
うんうん。
みんなにとっていい街なんてないんで。
うん。
それはコロナの前であろうが後であろうが、同じだと思いますけど、私は。どうでしょうか。
うん。
なるほど。そうすると、コロナ後だからって何か、そういう意味で変わるわけじゃないっていうことなんですかね、本質的には。
と思いますけどね。ほんとに「集まる必要がなくて集まってた」「仕事のために致し方なく都心部に住んでた」みたいな人が、多少流れは変わるとは思うんですが、だからといってみんなが田舎に行くかっていうと、そんなことないんじゃないかなって。そこは栃尾さんと同じ意見です。
うんうんうん。なるほど。
やっぱり、都心から田舎に流れるんじゃなくて、仕事にもし縛られないんだったら、自分が暮らしたい場所に移動するだけであって、その魅力がないんだったら、「田舎で空気がいいよ」っていうだけじゃ人は来ないと思いますけど。
うん。たしかに。
ということで、おまとめ先生。
(笑)
はい(笑)。いきます。「田舎の魅力」というふうにひとくくりにするのではなく、その土地ならではの魅力、100人に1人に刺さるような魅力を打ち出していくのがよいでしょう、という感じですかね。
うん。
はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2020年11月18日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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