
40代・自営業のスネリゲフさんからいただいております。安田さん、栃尾さん、金子さん、楽しいポッドキャストありがとうございます。もともとWebで読んでいましたが、いまは断然聴いています。栃尾さん、金子さんのキャラが生き生きと出て、ハマってしまいました。栃尾さんの「クリエイティブの反対語」も、その流れで聴きまくっています。

ありがとうございます。いぇい(笑)。さて、私は気づけば40歳になり、仕事の合間に小説をコツコツと書いています。ただ、これは野心が大きいのです。書けばいいだけでなく、読まれて、売れて、「また書いてください」編集者がこぞって頼みに来る状況までいけなければつまらないのです。しかし、無名の素人新人を読む人など、ほとんどいまの世の中にいないことぐらいは知っています。音楽や映像、トークなどでものすごく才能があれば、いまの時代YouTubeなどで成り上がるチャンスはあると思いますが、小説の分野では、たとえば伝統的なルートでの競争を勝ち抜き芥川賞などをとったとしても大して読んでもらえないわけで、難しさ極まってると感じます。作品の質が売れるに値することを前提に、いま無名小説家が一気に自分の才能を世に知らしめるにはどんな奇策があると思いますでしょうか?ちなみに、翻訳して世界で売れないと大して儲からないので、世界中で売れることを意識して、翻訳しても品質が落ちないことを、1作も書いたことがないのに意識しているぐらいには野心が大きいです。ということでーす。

まあ、「小説とはなんぞや」ってことですけど、妄想からストーリーを編み出すのが小説家なんだったらば、人を魅了するストーリーがあれば、当然のことながら売るストーリーは考えられそうな気がするんですけどねえ、どうなんですかねえ。どうなんでしょうか。

なんか、でも、SNSがいま結構……まあ、この考えも古いとは言われてますけど、やっぱりSNSで少しずつ公開してる方がマンガ家さんとかは多いので、そういうので広めていくのは、奇策ではないですけど、ありなのかなとは思いますね。

儲かってる業界って、めちゃくちゃ能力のある人がブワーって集まるから、まさにすごい大変な才能のせめぎ合いになるんですけど、たぶん、いま小説を目指そうっていう人は結構少なかったりすると思うので、まず、そこはチャンスがあるなというのが思います。

で……まあ、私だったらどうするかなあ。ちょっと大きめのコミュニティに入って、その人たちに手で配っていくって感じですかね、「読んでください」みたいな。そうすると、本当は面白いわけですから、めちゃくちゃ才能があるわけですから、たぶん読んだ方は「めちゃくちゃ面白い」って言って広めてくれると思うんですよね。で、「実は何月何日にこれ公開するんだけど、事前に読んどいて。で、公開したら、面白かったら拡散してね」みたいなことを言えば、バーって広まるんじゃないかなって気がします。

はい。つまり、作品が勝負じゃないですか。「どういう人が書いてるか」とかじゃなくて、「作品だけ見て評価してもらう」みたいなのが正当は小説だと思うんですけど、奇策でいくんだったらば、どういう人が書いてるかとか、どういうシチュエーションで書いてるかとかを逆に売りにしちゃうっていうのはどうですかね。

本的に「物語だけ見てくれ」っていうのが王道なんで、誰が、どこで、どういうシチュエーションで書いてるかを売りにするのは小説の本筋ではないと思うんですけど、だからこそ奇策にするんだったら、そういうのもありじゃないの?って思いますけどね。

SNSを利用したり、私は「コミュニティとかを利用したらどうでしょうか」ということで、あと、安田さんは「とにかく企画の数で勝負」みたいな。数じゃないか(笑)。いろんな書き方とかを、変わった書き方とかで。
*本ぺージは、2020年11月23日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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