なぜ格差は無くならないのか【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第442回「なぜ格差は無くならないのか」
なのか、努力なのか、それとも誰かの陰謀なのか。なぜ格差はどんどん広がっていくのでしょう。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

おいしいラム酒が知りたいですぅ。金子亜佑美です!

安田

安田佳生です。ラム酒?

栃尾

ラム酒がお好きなんですか?

金子

ラム酒が、はい、最近ハマっていて、ちょっと好きになりそうなので。

安田

僕、めっちゃおいしいラム酒を何本か持ってて、年代物の。

栃尾

おぉ。

金子

おぉぉ~!

安田

たぶん、もう手に入んないと思うんですけど。

金子

なんだそれ!?

安田

それを飲むときには、ぜひ金子さんとシェアしたいと思います。

金子

ありがとうございます!

栃尾

すごーい。

金子

よだれが(笑)

栃尾

(笑)

金子

やった。

栃尾

で、本日は「格差」についてお話ししたいということで。

安田

おっ、そんなむずかしいテーマでいくんですか。

金子

いやいや、はは(笑)

栃尾

安田さんが言ったんじゃないですか(笑)

安田

(笑)

金子

(笑)

栃尾

むずかしそうですね。

安田

「なぜ格差が生まれるのか」っていうのは、僕自身の人生のテーマでもありまして。

栃尾

ふーん。

金子

えーっ。

安田

たとえば金融システムが悪いんじゃないかとか。お金って腐らないじゃないですか。

栃尾

はい。

金子

あぁ。

安田

そもそも物と物を交換する手段だったのに、肉と魚を交換してたところにお金ができて、まあ便利にはなったんですけど、肉が100円の価値があって、魚が100円の価値があって、100円硬貨があるとすると、価値があるのは肉と魚でしょ?

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

100円自体は価値ないじゃないですか。

栃尾

そうですね、はい。

金子

あぁ、なるほど。

安田

だけど、こいつ自体が価値があるようにみんな思ってて、肉と魚って時間とともに腐って、だんだん劣化していってなくなるんですけど、お金って金利でどんどん増えていくわけですよ。

栃尾

はい。

金子

うーん。

安田

本当に価値のあるものは時間とともになくなるのに、お金だけがどんどん増えていくから、だからお金持ちはどんどん金利で、本当は価値がないはずのものが増えていって、現場で農業をやってるとか物をつくってるとかっていう、本当に必要な仕事をやってる人が貧乏になっていっちゃうんじゃないか、とかを考えたことがあるんですね。

金子

お~。

安田

でも、そんなに単純なのかなあ、なんて思ったりして。格差が何で生まれるかっていうと、生まれもった運、もともと金持ちの家だとか、能力が高く生まれたからとか、「やっぱり運だから、そこは公平に再分配しないといけないよね」とか、もしくは「金持ちばっかり優遇してる政治家が悪い」とかってね、よく書いてあるじゃないですか、ネットニュース読んでると。

栃尾

はい。

安田

でも、そういう制度もあるけど、日本全体で見ると明らかに弱者を救済するほうに働いてるわけですね、力は。

栃尾

うん。

金子

お~。

安田

それでもやっぱり格差はできていくわけですよ。

栃尾

はい。

安田

なぜなのかをお2人に問いたいわけです。

栃尾

昔からあるんですかね、格差って。たとえば縄文時代とか、そういうときからあるんですかね。

安田

まあ、腕力とかに差はあったとは思うんですけど、「格差」って言われる豊かさの違いっていうところでいくと、農業がすべての始まりだと言われますね。

栃尾

ああ、それからできたみたいな?

安田

はい。狩猟してるときにはそういうのはなかったけど、土地の大きさによって得られるものが変わってきて、そこを守らないといけなくなってきて、そのために兵隊を雇い……みたいなことで、全体を束ねる人が豊かになっていった、みたいな。

栃尾

はい。

安田

それまでには貧富の差があんまなかったって言われてますよね。

金子

んっ!そうなんだ。

栃尾

うーん、なるほどなるほど。私、何かの本で読んだんですけども、ランダムにコンピュータで点を打っていくと、まんべんなく点が打たれそうじゃないですか。

安田

はい。

金子

うん。

栃尾

だけどそうじゃなくて、どっかに集中していくんですって。

安田

うん。

金子

えーっ。

栃尾

そういうことなのかなって思ってます。

安田

なるほど。

栃尾

つまり、ランダムにすればみんな平等になるわけじゃなくて、まあ、だから結局「運」みたいなことですね。運がどっか富を集中させるっていうか、そういうふうに思ってます。だから、「何か自然にしといたら、みんなフラットになる」みたいなシステムはないんじゃないかなって思ってますけど。

安田

うーん、なるほどね。

金子

おぉ。

栃尾

今ので参考になりましたか?(笑)

金子

それは……あぁ~。

安田

ということは、格差はなくせないってことですね。

栃尾

人の手でどうにか、まんべんなく点を打つことはできるので、何かやればできるかもしれないですけど、この仕組みで「自然に格差がなくなるぞ」みたいなことはないのかなあって気がしてますね。

安田

生まれもった運とか生まれた環境の違いとかって、どうしてもあるじゃないですか。能力の違いとか。

栃尾

めっちゃありますよね、はい。

金子

うん。

安田

やる気の違いとかね。

栃尾

ほんとに。それも生まれつきといえば生まれつきですもんね。

金子

そっか。

安田

「やる気は関係ない」とかって言われますけど、それもやっぱり関係あると思うんですよね。

栃尾

思います。

金子

えーっ。

安田

なので、何回やり直してもぜったいその格差は、多少は入れ替わりはあると思いますけど、やっぱり何回やり直しても金持ちになる人はそっちの方向に、頂点にまで行かないまでもそっちに向かっていくし、ならない人はならない方向に向かっていくっていうことが起こる。

金子

えーっ。

安田

だから、時代が流れるとともにどんどん差が広がるのは、そういうことだと思うんです。

金子

そういうことか。

栃尾

金持ちになる人は、どの時代に生まれても金持ちになると思いますか?

安田

うーん、どこまで金持ちになるかっていうのは、時代との相性はあると思いますけども、ある程度どの時代でも同じだと思いますね、僕は。

金子

えーっ!

栃尾

そうなんですね。

安田

うん。

栃尾

たとえば「ちょっとサイコパスっぽい人が経営に向いてる」とか言うじゃないですか。感情を入れないから向いてるとか言われることがあると思うんですけど、そういうのは、いまは成功するかもしれないですけど、昔だったら“つまはじき”にされて社会的に生きていけないとか、そういうことが起こるんじゃないかなと思って、結構時代によって成功者は変わるような気がしてるんですけどね。

安田

そういうケースもあると思いますね。たとえば戦国時代だったら「ケンカが強い」とかいうことが大事だったわけで。

栃尾

あーはいはいはい。

安田

だけど、どの時代にも、その時代に成功するにはどうしたらいいかっていうルールみたいなのがあって、それをきっちり考えて、やっぱり勝つべくして勝つ人は、どの時代でも勝っていくんだろうなって気はしますね。

栃尾

なるほど。攻略上手な人がいるってことですね。

安田

うん。

栃尾

たしかに、それはありそうですね。

安田

点で見たら、もちろんそうじゃなくなる人もいるんでしょうけど、全体で見ると、やっぱ圧倒的多数の人は、成功するべくして成功していくんだろうなって気はします。

金子

えーっ。どうしたらいいんでしょうねえ、成功を収めるためには。

栃尾

そっち?格差をなくすためじゃなくて?(笑)

金子

(笑)。みんなが平等に……とも言わないけれど、「やる気」も格差の一部としたら、やっぱ、やる気もあって、力もあって、っていう人が富を生んでいくっていう感じですよね。

安田

富の中でも、これは僕の個人的な意見ですけど、「高級なバッグ持ってる」とか「ポルシェ乗ってる」みたいなところは、能力によって偏るのはしょうがないと思うんですけど、衣食住と、あとは医療と学問とっていう、この5つだけはある程度平等に、能力高い人だから医療を受けれるとか、教育を受けれるとか、食べれるとかっていうところは、やっぱりどう考えてもしんどいというか、破綻に向かったシステムな気がしてるんで。

金子

あ~うん。

安田

世界規模での最低限の生活をする権利は、やっぱり人間全体で確保すべきだなとは思いますね。

金子

お~。

安田

その上で、それ以外の格差が出る分には、もう、それはしょうがないのかなって感じがします。あとは欲しければ頑張りゃいいし、「それさえ満たされてれば、あとは好きなことやって生きていくよ」っていうんだったら、それでいいんじゃないのかなっていう。

金子

うんうん。

栃尾

そうですね。だんだん「ブランドバックがいい」みたいな価値観も薄らいでますから、それぞれになってけば幸せな道が見つかりそうですよね。

安田

うん。幸せかどうかは人によるんでしょうけど、健康に生きていく権利は、やっぱり能力に限らずあったほうがいいなとは思いますね。

金子

うん。

栃尾

たしかに。運によって左右されるのは、あまりにも理不尽という感じがしますね。

安田

だけど、みなさん日本国内ではそういうふうに言いますけど、世界を見たら、日本人に生まれただけでめっちゃ運がいいわけじゃないですか。

金子

うーん。

栃尾

はいはいはい。

安田

だから、世界的に平等にするんだったら、「日本人は取りすぎだから、海外にもっと寄付しろ」とかって言いそうなもんなのに、そこは自分だけなんですよね。

金子

なるほど(笑)

栃尾

うーん、なるほどなるほど。私たちがもっと生活レベルを下げたとしても、「それでいいか」っていうことなんですかね。

安田

世界を平均にするんだったら、世界中の人がいまの日本人ぐらいになったら、それは世界的には相当リッチなわけですから。

栃尾

はい。

金子

なるほどなるほど!

安田

そういう意味では、日本はすでにその状態だとも言えなくもないですね。

栃尾

たしかに。……はい。

安田

そう考えると、日本でも全員が納得してるわけじゃないんで、世界中がそうなったとしても、みんなは不満かもしれませんね。

栃尾

うん、たしかに。

金子

ほんとだ。そうですね。

栃尾

たしかにグルグルしちゃいますね(笑)

安田

ね。

金子

むずかしいなあ。うーん。

安田

じゃあ最後に、「格差はこうすればなくなる」というおまとめを。

金子

はははは(笑)

栃尾

無理じゃないですか。地球をつくり直しますか?そしたら(笑)

安田

(笑)

金子

おぉ、神。

栃尾

すいません(笑)

安田

ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2021年3月17日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから

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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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