
そうなんですよ。私は知識もそんなにないし、あんまりあれなので、技術提供だったらできるなと思って。だけど、お金をもらわずに技術を提供させていただき、別の方法でお金が稼げたら生きていけるから、自分の好きな人に技術提供したりとかしてGIVEをして自分は稼いでいきたいなと。まだ未知なんですけど、思ってたりします。

会社つくった当初からすごくお世話になってた社長がいてね、もう死んじゃったんですけど、その人が考え方とか哲学とか教えてくれたんですけど、その人は「愚痴は言わない・聞かないっていうのがいい」って言ってて、「愚痴」という言葉を辞書で引くと「バカ」って書いてあるらしい。

イメージ的には、本来自分が引き受けるべきことに対して、いろいろ不満とか言い訳とかをずっと述べつづけるっていう。なんでしょうねぇ…上司の悪口じゃなくて、上司の愚痴っていうのは、その人の悪口っていうよりは、「その人がうまくやってくれないおかげでこうなっちゃうんだよね」みたいなことですかね。その人そのものっていうよりは、「そのおかげで自分がこうなっちゃった」っていう、そういうお話な気がしますけど。

いや、私も愚痴を言わないほうがいいと思っていて、愚痴はなるべく言葉にしないようにしてるし、なるべく言わないようにしてるんですけど、いざ「どうなの?」みたいなことを言われると、めっちゃ出てきちゃうところがあって。

それはいまおっしゃってたように、言ってもしょうがないことだったりするんですよ。なのに、自分のイライラしちゃったところがあって、それを言って、言ったら多少スッキリはするんですけど、やっぱり、なんかモヤモヤするみたいなのがあって、そういうのをみんなはどうやって対処してんだろうなあ、って思ってたんですよね。

「親ガチャ失敗した」みたいな。つまり、クジ引きで「もっといい親のもとに生まれてきたら」みたいなのが、それが単に自分の容姿とか、お金がある・ないとかぐらいだったらば、まあ、しょうがないってこともあるんですけど、「いまさら言ったって親は変わらないし」みたいなのはあるじゃないですか。

そういう意味では愚痴なんですけど、たしかにひどい親も実際にいて、そのおかげで人生狂っちゃう人もいますから。そういう人たちにも話聞いたことあるんですけどね、そういう人たちにしたら、「自分のせいにしてたけど、『あれは親が悪いんだ』っていうことを、ちゃんとはっきり自分で認識したほうが解決に近づいた」って言ってたんで、そういうこともあるのかなと。

そうですね。僕は人の妬みとかのときに、「俺はこの人のことを妬んでいるぞ」っていうことを自分で声に出して言ったりとかね、「俺はいま、すごく腹を立てちゃったぞ」とかいうことを言うようにしてるんですけど。

まあ、基本的にはあんまりよろしくないようなイメージをたぶん私たちは持ってると思うんですけれども、ときどき「愚痴を言うぞ!」と言って言うのは、心の健康のためによいのではないでしょうか、という感じですかね。
*本ぺージは、2021年12月8日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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