こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
Apple Watchをつけて夜勤をやってみたところ、1万7,000歩から2,000歩、距離にして14キロを仕事中に歩いていました~。金子亜佑美でーす。
安田佳生でーす。
いいねー。
すごくないですか?
すごい!2万ってすごい!
びっくりしたんですよ。
旅行いったときとか、そんな感じだよね。
そうですよねー。急にそんな……びっくりしちゃって。
急にじゃないでしょ(笑)
急にじゃないですけど(笑)
世の人は、東京の人は特によく言われますけど、電車じゃないですか、みなさん。
ああ、うん。
地下も深かったりするんで、結構歩いてるらしいですね、東京の人。
よく歩いてるんですよねえ。
意外と乗り換え、かなり歩かされることありますよね(笑)
ね。地方行くとみなさん車でね、すぐそこのコンビニも車で行くから、歩かないって言いますよね。
うんうん。
あ~逆に?
逆に。
そうなんですねえ、なるほど。
今日は金子さんが、すごいご質問があるってことで。
まじですかあ?
やめてください(笑)いや、今日、ウダウダトークだって聞いてたんですけど(笑)いいですか?
ははははは(笑)
(笑)。はい、いいですよ。
私、安田さんの宇宙論のファンでして。また新しい、なにか、宇宙論とかがあったら聞きたいなあと思って。
新説宇宙論?
新説新説~。もしあれば。
そんなしょっちゅうないでしょ。そんな次々と(笑)
(笑)
そうなんですよねぇ。
知り合いのパンダ侍さんっていう人と話してて、「これはそうかもしれないなあ」というような新説が。
あるんだ(笑)
はい。一言でいうとですね、「宇宙と地球の関係は、世界と私の関係」ってことなんですけど。
ふーん。
……あ、わからないです。どういうことですか?(笑)
ね。わかられたら終わっちゃうんで。
(笑)
(笑)
宇宙はね、すごい無限に広がってるというじゃないですか。
うん。
広がりつづけてるっていいますね、はいはい。
広がりつづけて、そのなかの地球ってもう本当に、点にすら届かないぐらいな存在なわけですよ、宇宙の広さと比較するとね。
はい。
だから、ほとんど「無」に近いんじゃないかとも言えるんだけど、もしかしたら、そうじゃないかもしれないなというのが、「世界」と「私」の関係と近いなってことなんですよね。
ふーん。
えーっ。
つまり、世界はすごい広いわけですよ。
はい。
うん。
自分の知ってる世界よりはるかに広いから、そこから見ると自分なんて、ほんと、いてもいなくても同じような感じでしょ。
はい。
うん。
だけど自分が死ぬと、自分のなかで世界も死ぬわけですよね。
はい。
おお~!うん。
同じように、「地球」と「宇宙」も「私」と「世界」みたいな関係で、「地球がなくなると宇宙もなくなるんじゃないのかな」ってことですよ。
えーっ!
ってことですよ……わかんない(笑)
「なるほど!」言っちゃう(笑)
実際に、なんていうんでしょう、まあ、たとえば僕が死んだあとにね、えーと、栃尾さんとか金子さんが生き残ってらっしゃって、「安田が死んだって世界はあるじゃないか」と思われるかもしれませんけど、でも、もしかしたら金子さんとか栃尾さんは、僕がつくりだした世界のなかのコケシかもしれないわけですよ。
なるほど。
「なるほど」とか言って、とぼけてらっしゃいますけど。
わはははは(笑)
「実は仕組んだんでしょ」みたいな、「ぜんぶ知ってるんでしょ」みたいな(笑)
(笑)
いやいやいや、恐ろしいですね(笑)
ね。知らないのは僕だけで、実はもうね、栃尾さんだってちゃんとわかって、離婚も結婚もくり返して、僕のためにやってくれてるんだと。
まあ、それは……言えないことになってるんですけど(笑)
(笑)
(笑)
昔ね、考えたことあるんですけど、「飛行機に乗ってアメリカに行ったら、そこはアメリカなのか?」っていうね。
うーん、たしかにわかんない。
うん。
たとえば地球が丸いかどうかとか、アメリカの形とかね、僕らは知識として習ってるわけですよ。
うん。
で、よく「歴史っていうのは、歴史を書いた人の記録にすぎない」と言われるんですが、実際、なにが起こったのかなんて、そのとき生きてないから、わからないわけですよ。
あ~。
はい。
その理屈でいくと、本当の日本の形とかアメリカの形とか、本当に飛行機に乗って降りたところが地図のロサンゼルスというところなのかどうかって、わかんないですよね。証明しようがないっていうか。
うん。たしかに。
たしかに。うん。
ええ。だから、疑いだすと、すべてが「俺をだましてるんじゃないか」というですね……
……(笑)
はいはい。
「自分以外はすべてエキストラなんじゃないか」っていう気が。
お~、いいですねえ。トゥルーマン・ショーみたい。
普おお、そんなショーがあるんですか?
映画があります。
ふーん。まあ、死んだらはっきりするとは思うんですが。僕は、でも最近、「人の数だけ世界があるんじゃないか」という気がすごくしてまして。なんか、「世界は1個で、そこにいっぱい、いろんな人が生きてる」っていう感じじゃないですか。
はい。
はいはい。
そうじゃないんじゃないのかなあという気がしてましてね。
ふーん。
なんか、そもそも宇宙って不思議すぎません?端っこのほうがどうなってるかとか、わかんないし。
そうですね。
一応、「太陽のまわりを地球がまわってる」って言われてるんですけど、じゃあ太陽系自体もまわってるかもしれないし。
はい。
それが所属している銀河系も動いてるかもしれないし。
はい。
「すべての星は落ちつづけてる」とも言われて、「ある日あるとき、ペチャって地面に落ちてなくなる」とも言われてますけど。
ふーん。
えーっ!
なんか不思議じゃないですか?だって、浮いてるってね。
はい。
うん。
ね。非現実的というか……宇宙ってかなり非現実的でしょ。
まあ、直感的ではないですよね、私たちの生活から、すぐに理解できる世界観ではないというか。
なんか、だから、すべては相対的なもんなんじゃないのかなって気がして。絶対的に「これはある」とか「ない」とかいうもんじゃなくて、「私がいるから世界がある」というのと同じように、「地球が宇宙を存在させてる」とも言えるんじゃないかというのが、私の最新宇宙論でございますね。
お~!でかい話だ。
ふーん。地球が主体みたいなもんだっていう?「ここから宇宙を見ているから」っていうことですね。
そういうことですね。だから、宇宙のなかで、無限にある星のなかの1個にすぎないのか、それとも、やっぱり地球という星は特別なのかってことですよ。
うんうんうん。
人間が70億いるうちの70億分の1っていうことを考えると、自分っていうのは取るに足らない存在になるわけですけど。
うん。
だけど、「私」と「それ以外」って考えると、自分にとっては70億分の1じゃないわけですよ、自分というのはね。
そうですね。
うん。
もうすべてですよ、すべて。
はい。
という……「だからどうしたんだ」って感じなんですけど。
(笑)
でも、なんか涙が出そうですよ。
涙が出そう?(笑)
(笑)
なるほどねえ。
これは証明しようがないですもんね、おそらく。
証明しようがないですよね。
うん。
自分からしか物が見えないので。
そうなんですよね。だいたい、本当に宇宙って無限なのかとか、「膨らんでる」とか「縮んでる」とか言われてて、だいたい、「端っこがない」っていうのが、われわれは物理世界で生きてるから、よくわかんないじゃないですか。
はい。
うん。
だから、3次元世界の常識で考えると、4次元とか5次元って意味がわかんないんですけど、逆に向こうから見ると、物体がある世界、物理法則に縛られてる世界のほうが、訳がわかんないんじゃないのかなって気がするんですよね。
うんうん。「狭い世界を生きてんなあ」って感じかもしれないですね。
狭いっていうか、コインの裏と表みたいな感じなのかなあって、地球と宇宙は。
うーん。
うーん。
だから、地球を飛び出して宇宙の果てまで行くなんていうのは、なんか、すごいバカバカしいことなんじゃないかって気がして。
はい。
うーん。
世界を知りたければ、やっぱり自分に注目するしかないんじゃないのかなあという気がします。
うん。
で、宇宙を知りたければ、地球を調べたほうが早いんじゃないのかなあと。
……ちょっと、いま、飛躍したような気がして、追いつけなかったですけど(笑)
(笑)
ポカーンとしちゃった(笑)
それもシナリオなんでしょって。「ポカーンとする」というシナリオ。
(笑)
(笑)
いま、あれでしょ、本当は「いや、鋭いとこ突かれた」みたいに……
そこまでわかったか(笑)
「バレたか」みたいな感じで(笑)
かもしれないです(笑)
やばいっすね(笑)。暴きつつある。
ポカーンとするフリなんかしちゃって。だまされません。
そこもシナリオに書かれてるかもしれない(笑)
そうですよ。
いやいやいや、恐ろしい~(笑)
「俺はだまされないぞ」って。
(笑)
いや、強いな~、やっぱり。
おもしろい(笑)
一筋縄ではいかないですね。
いかないですよ。「神様にだって俺はだまされないぜ」っていう感じで。なにが「ぜ」って感じなのか、わかんないですけど(笑)
(笑)
(笑)
なるほどお、でもおもしろい。そう考えたら、ほんとにいいですね。
いいですか。じゃあ、金子さんが締めをお願いします。
……いや、自分を大事に…しましょう。……(笑)
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2022年8月10日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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