安田佳生です。やっぱやらないといけないんですか？それは。

イヌが大好きな人に聞いたことあるんですよ。「そんなに好きなのだったら、やっぱり去勢とかしないんですか？」って聞いたら「いや、しました」って言うんで、「ちょっと僕には、どうしてもそこが理解できないんですよね」っていうのを聞いたことがあって。

そしたらね、なんか、「それはイヌが望んでるんだ」みたいなことを言ってましたね。

「イヌは『人間と一緒に生きていく』という選択をして、いまがあるんだ」みたいな。

ちょっと納得いかなかったです。

（笑）

ということで、本日、金子さんから重大な発表があると。

はい。

私はメンタル安定してるように見えるんですかねえ。

ありますねえ。なんか、年とともにだんだんメンタルが安定してきて、さらにまた、50近いところからメンタルが不安定になってきた感じかな。

うん。

はい。

ね。まあ、でも、「なんでか」って考えてもしょうがないんでですね。

私の場合は深呼吸するようにしてまして、窓を開けて。

深呼吸するとですね、意外とメンタルが安定するんです。

「呼吸が浅くなる」とか言うじゃないですか、よく。

それが、なんか、自分のなかの自我みたいなものが出ていくイメージで。

で、地球を吸い込んで、地球と一体化するイメージでやると、結構スッキリしますね。

ありますね。

ゆっくり深呼吸を深くして、気分悪くなる人はいないんじゃないかなっていうね。

これは僕の単なる推測でしかないんですが、もともと人間って、ほら、自然の一部じゃないですか。

地球上の物質でできてるわけでね。

だけど、そこに自我みたいなもんがあるでしょ？人間って。で、その自我とはなにかっていうと、僕の予想ではたぶん、地球全体の意思というか、存在というか、そういうものから切り離された状態なんだと思うんですね。

で、切り離しちゃったんで、すごい孤独感とか不安みたいなのがあって。

おそらく人間として自然から離れちゃってるわけじゃないですか。

ね。自然の一部だとは言われてますが、やっぱり、ちょっと隔離されちゃってる状態っていう気がしてて。

だから、おそらく孤独感とか不安っていうのは、人間としての体験をしてる間はセットなんだと思うんですよね。

だから、たまに「あ、自分は地球のなかの一部なんだなあ」みたいなですね、ま、気分でそれやるのはむずかしいんで、肉体的にそれを経験するのが、深呼吸がいちばんね……地球の一部でしょ？空気って。

地球が自分のなかに入ってきて、自分のなかで滞ってたなにかが出ていくっていう、こういうイメージがいいかなと思って。

安定しそうな気がしますよ。これ、私が編み出した方法なんで、30円でいいですよ。

安田式（笑）

いや、なんかメンタルが揺らいでて、呼吸が浅くなってたりするなあって感じると、やる感じですね。

そうそう。そうなんです。

地球とつながるイメージ、大事ですよね。でも結局、人間って断絶してると思うんですね。

まあ、他の動物がどうかはわかんないですけど、他の動物って自然の摂理を考えずに、摂理から反しない生き方するじゃないですか。

人間っていうのは、そこからちょっと切り離されちゃった状態を体験するために、人間というものがあるんじゃないのかなあと僕は思うんですけど。

これは死んでみないとわかりませんけど。

人間として生きてる以上は、どうしても、気分的には「地球の一部なんだ」とかって思えるけど、そんなに長くつづかないわけでですね。

やっぱり「安心感」ってすごい大事じゃないですか。

人って安心安全だと、すべてがうまくいくらしんですよ。体も健康で、仕事もうまくいき、ポジティブに考えられ、だけど不安だと、すべてがマイナスにいっちゃって結果も出ないから、さらに不安になっていくっていうね。

だから、「最初の安心は親が与えてくれる」って言いますけど、無償の愛で。

やっぱり基本的に、安心を自分が自分に与えるのは無理なんじゃないのかなって僕は思ってまして。

他者が必要なんじゃないのかなあと。

だから、お互いが誰かに与え合うと、みんなが安心になるっていうか。

たぶん安全もそうですよね。

みんなが他の人の安全を考えると、世界も安全になるんで。