「チャットGPTについて語ろう」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第555回「チャットGPTについて語ろう」の会。
千円札は拾うな!はビジネス書のタイトルとしてどうでしょうか?とGPTに問いかけた安田。
その答えはなんと・・・
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

えー……時間が大事!金子亜佑美です!

安田

安田佳生です。いま、なんも考えてなかったでしょ?(笑)

栃尾

突然?(笑)

金子

いや、なんか時間大事だなと思って(笑)

栃尾

それはそうだけれども(笑)

金子

ああ、なんかいいっすね、こういう時間(笑)

安田

そういうときはね、思いつかないときは、ゆっくりしゃべるっていうのがいいですよ。

栃尾

ふーん。

金子

あ、ゆっくりしゃべる?

安田

うん。

金子

なるほど。そしたら出てくる?

安田

僕ね、小学校のたしか3年生のときに、習字を習いに行かされてね。習字じゃなくて、鉛筆で書く硬筆っていうんですけど。

栃尾

ああ、はいはい。

安田

うちの家族、全員段持ちで字がうまいんですね。で、僕だけが超ヘタなんですね。

栃尾

へぇ~。

安田

前の奥さんもすごい字が上手な人で、その人に言われたんですよ。「字が下手なのは、いい字の型を知らないか、それかもともと不器用か、どっちかだ」って言われたんですよね。

金子

(笑)

栃尾

はい。

安田

でもね、昔習ってたときに、いやでいやでしょうがなかったんですよ。

金子

へぇ~。

安田

で、どうしたかっていうと、1時間、先生のお手本を写したら帰れるんですね。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

だから、もうほんとにミミズがはったような字でビュビュビュビュって書いて、1分ぐらいで終わって、「終わりました!」って帰ってたんですよ。

栃尾

ふーん。

金子

……(笑)

安田

だから、よけいヘタになって(笑)

栃尾

(笑)

金子

身に付かない(笑)

安田

で、あるときね、何年前かな、5年ぐらい前かな、有名な関西の書道の先生がね、「安田さんの字はすごいいい」って言ってくれてね。

金子

えっ!?

安田

「ただし書くのが速すぎる。ゆっくり書け」って言われたんです。で、ゆっくり書いてみたらですね、なんと!自分の字が読めるようになったんです(笑)

金子

お~、すごい!

安田

だからゆっくりしゃべろう、っていう話です。

栃尾

字が崩れてる人は、たいがい書くの速いですよね。

安田

ね。

栃尾

それはすごい思います。うん。

安田

下手な字をゆっくり書いたら、よけいヘタじゃないかと思ってたんですけど、そんなことなくてですね、味のある字になるんです。

金子

なるほどー。

栃尾

うんうんうん、ゆっくり書くだけで。

安田

ね。ということで、今日はゆっくりの話ではなく。

栃尾

ではない?(笑)むしろ速い話?(笑)

安田

今日はChatGPT……GTPでしたっけ?

栃尾

GPTでいいと思います。

金子

GPTですか。

栃尾

いま話題ですよね。

金子

へぇ~。

安田

について、前回「いい質問」って話しましたよね。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

「質問は、質問に対する答えに、さらに自分で質問をくり返す」みたいなことを言ってましたけど、まさにこれがAI相手にできちゃうってことでですね。

栃尾

そうですね。

金子

すごいぞ。

安田

使ったことありますか?お二人は。

栃尾

私、「4」に課金してます。

安田

4ってお金いるんですか?

栃尾

はい。いま、誰でも使えるのが3.5で、課金すると……

安田

あ、そうなんだ。どうちがうんですか?

栃尾

ほんと賢いですね(笑)

金子

へぇ~。

栃尾

3.5だと、うそついたりする。

安田

うそ?

栃尾

うそっていうか、「URL教えて」とか言うと、ほんとに存在しないURLとか、存在しないホームページの名前とか、いろいろ書いてくるんですけど。

金子

へぇ~。

安田

えっ、じゃあ4.0のほうが、ちゃんとした答えが返ってくる!?

栃尾

ちゃんとしてます。

金子

えーっ、そんなことが!

安田

課金、いくらぐらいしてるんですか?

栃尾

月2,000円です。安くないですか?

安田

安い。

金子

2,000円?

栃尾

安いんですよ。月2,000円ぐらい。

金子

そうなんですか?

安田

いや、僕も課金しよう。実はですね、僕、お金払ってないんで、頭が悪いか、わざとかわかんないですけど、「千円札は拾うな。」という、昔、僕が書いて30万部売れた本があるんですけどね。

栃尾

すごい。

金子

うんうん、ありましゅね。

安田

「千円札は拾うなというビジネス書のタイトルについてどう思いますか?」って聞いたんですよ。

栃尾

はい。

金子

おぉ。

安田

そしたら、「奇をてらいすぎで意味が通じません」と。

栃尾

そうなんだ(笑)

金子

ディスられてる(笑)

安田

「ビジネス書のタイトルとしては、あまりいいとはいえません」みたいな返事が来て。

栃尾

ふーん。

金子

めっちゃディスられてる(笑)

安田

もう、これ、課金して褒めてもらいます。

金子

すげえ。

栃尾

でも、ほんとに、裏側の意味までちゃんと書いてくれると思いますよ。「示唆に富んだなんちゃらです」みたいなの、たぶん。

安田

へぇ~、そうなんだ。

金子

えーっ!

栃尾

で、「いい点を5つ挙げてください」とか言うと、5つ、ちゃんと挙げてくれると思いますよ。

金子

えーっ!

安田

へぇ~。

栃尾

「書店で目立ちます」とか、わかんないけど、そういうのをもっとしっかり書いてくれると思います。

安田

へぇ~。

栃尾

ほんと賢いです。

金子

へぇ~。

安田

でも、課金の仕方がわかんないんですけど。普通、使ってたら「課金しませんか?」っていうの出てくるじゃないですか。ぜんぜん出てこないんですけど。

栃尾

左側に「+」みたいなのがあると思います、メニューのとこに。

安田

英語だから読めなかった。

栃尾

(笑)あ、3.5だから、あれかな。でも、結構カウンセリングみたいのにも、会話相手として使えるような気がします。

金子

へぇ~。

安田

Zoomでも、Zoomに参加しながら、ChatGPTとやり取りしながら参加する人がどんどん増えてるんですってね。

金子

なんで?えーっ。

栃尾

えーっ、どういうことですか?

金子

質問、わかんないときに?

安田

たとえばGoogleで調べるみたいなのの高度な感じでとか。

栃尾

あ~、はいはいはいはい。

金子

ふーん。

安田

調べながら、「この街の人口は?」とか「どういうものがいま流行ってるんですか?」とか、その答えに対してまた質問していけば、どんどん深いのが出てくるじゃないですか。

栃尾

そうですね。

金子

あ~。

安田

Zoomで相手の人が聞かれたときに答えを読み上げると、「すげーこいつ!」みたいになるわけですよ。

金子

なるほど。

栃尾

ただ、いまサービスで私が課金してるやつは、2021年の情報なんですよ。

安田

ふーん。

金子

ふーん。

栃尾

だから、Bingだったら最近のが出るかもしれない。Bingでも4.0を使う。

安田

なんですか?

栃尾

Bingって、マイクロソフトが出しているチャットツールですね。そこにGPT-4が搭載されていて、それは最近のWebを巡回して調べてくれますね。

安田

へぇ。

金子

へぇ。

安田

まあ、でも、いずれね、追いついてくるんでしょうね。

栃尾

いや、ほんとすごいですよ。

金子

へぇ。

安田

でも、課金ツールになるのか。Googleに対抗するんだったら、無料のほうがいいと思いますけどね、やっぱり。

栃尾

はい。たぶん、それに波及していろんなサービスが出てきて、われわれはそっちを使うようになるんじゃないでしょうか。

金子

ああ。

安田

なるほど。

栃尾

たとえば恋人のアバターとかね、単純ですけど、勝手に原稿書いてくれるとか、それこそ、そういうのがバンバン出てくるんじゃないでしょうか。

安田

僕のが無課金だからかもしれないんですけど、答えちゃいけない質問みたいなのがあるじゃないですか。たとえば「僕の恋人になってください」とか入れると、「いや、私はプログラムなんで、そういうことはできません」みたいなのとか、ある程度制限がかかってるらしくて。

栃尾

あ~。

金子

へぇ~。

安田

「絶対に儲かる株を教えてください」みたいなのとか、「答えがこの分野は出ません」みたいなのがあるんですけど、課金するとそれも出るんですかね。

栃尾

いや、私、そういうのはやってないんでわかんないですけど(笑)どうなんでしょうね。

金子

ふーん。すげー。

安田

金子さんはやったことないですか?

金子

ないですね。なんか、ちょっとよくわかんなくって、結局やってない。

安田

作詞も作曲もぜんぶやってくれるんですよ。

金子

えーっ!

安田

たとえばテープ起こしするじゃないですか。テープ起こしって、なんか読みにくいじゃないですか。

金子

うん。

安田

それを「読みやすい文書に整理してください」とか、「村上春樹が書いた風にしてください」とか、いろんな要望に応えてくれるわけです。

金子

おお、すげぇ。へぇ~。

安田

で、「それを3分の曲で使う歌詞にしてください」とか、「曲をつけてください」とか、「動画にしてください」とか、やってくれるわけです。

金子

えーっ!すごい!人間の意味……

栃尾

動画もできるのかな。人間の意味ね。

安田

コードを書けるって言ってましたよ。

栃尾

ああ、はいはいはい。

安田

だから、コードを教えてもらってサイトにするとかができるんじゃないんですか。

栃尾

うんうん。私が使ってるのは会話型なので、前回の話と関連させると、なにを質問するかっていうのが、結構、やっぱ、これから大事になるっていうか。

安田

すごく大事っていうことみたいですね。

栃尾

そうなんですよね。

安田

「ChatGPT使えないって言ってる人は、質問の仕方が悪い」って言ってましたね。

栃尾

うんうんうん。

金子

へぇ~。

安田

「どういうふうに答えてほしいか」っていうことをきちんと言うと、答えてくれるんですって、ちゃんと。

金子

ふーん。

栃尾

そうですね。厳密にすればきっちり答えてくれますけど、4は、でも、適当でも結構いいこと答えてくれるので。

安田

へぇ~。

金子

えっ、ChatGPTは、そもそも使うべきツールでしょうか?

安田

もう使わざるをえない感じじゃないですか。

栃尾

知らないうちに使うことになるんだと思う、これから。

金子

ああ、そうですね。

栃尾

いろんなものに入ってくるっていうか。

金子

ああ、なるほど。

安田

スマホみたいなもんですよ。

栃尾

あ~。

安田

ググるのと同じ行為で、答えが1個しか出てこないですけど、質問によって、同じような質問でも、いろいろちがう答えが出てくるし、その答えに対してまた質問する対話型で、どんどん深くなっていくわけですよね。

栃尾

うん。

安田

Googleだったら、1回検索して答えが出てきたら、もう終わりじゃないですか。

金子

ああ、たしかにそうですね。

栃尾

あと、すごい面白いのが、丁寧な質問をすると丁寧に答えてくれるんです(笑)

安田

へぇ~、そうなんだ。

金子

へぇ~。

栃尾

で、ちょっときつめに「なんでそう言ったの?」とかすると、「ごめんなさい。間違えました」みたいに言ってくるんですよ。

金子

えーっ、かわいそう。

栃尾

だから、相手に人格がないってわかってんのに「丁寧に言わなきゃ」っていう気持ちになってくるから、自分がちょっと気持ち悪いっていうか(笑)

金子

ああ、たしかに。へぇ~、人間みたい。

栃尾

人間と一緒。「こういうふうに言われたら、こういう行動をする」っていうのを、ずっと学んできてるんだろうね。

金子

ふーん。

安田

まあ、でも、非常に危ないツールだとも言われてますよね。

栃尾

そうですね。

安田

はい。情報を吸い上げるのもそうだし、うまく相手をコントロールすることもできちゃうんで。

栃尾

うんうんうん、はい。

金子

なるほど。お~、そういうことか。へぇ~。

安田

すごいですよ。

栃尾

はい。

金子

すごいっすねえ。うん。使ってみよ。

安田

じゃあ、ひさしぶりにおまとめをお願いします。

栃尾

こんな話でよかったんでしょうか(笑)えー、どうしよう?おまとめは、ChatGPTに……

安田

課金しなさいと。

栃尾

質問力を高めましょう、みたいな。どうでしょう?(笑)

安田

なるほど。質問力を高めるために、これ、いいですよね。

金子

なるほど。

栃尾

いいと思います、はい。いいかも。

金子

使ってみよう。

安田

ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。

*本ぺージは、2023年5月17日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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