小さなブルーオーシャンに出会う旅 第36回「個人と企業の“架け橋“となる小さなブルーオーシャン」

このコラムについて

小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?

と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。

第36回「個人と企業の“架け橋“となる小さなブルーオーシャン」


「個人の力は、無力じゃない時代へ。」

1年間を通じて、新しい商品やサービスというのは、
一体、どれくらい世に送り出されているのでしょうか?

新商品や新サービスを作るのに、
一体どれくらいの開発が行なわれているのでしょうか?

おそらく、いままさにこの時間でも、
全国のどこかで、製品開発に関わる何かが、
行なわれているものと思われます。

では、そもそも製品開発ってどうやっているのでしょうか?

おそらく企業内で、専門部署が考えたり、
もしくはプロジェクトチームが発足され、
人員が集められて話し合いをしたり、
しているんじゃないかと思われます。

でもいまは、優秀な人の“アイデア”や“スキル”を借りて
製品開発を行なう時代なんです。

今回ご紹介する企業は
株式会社A(エイス)さま。
いまから8年前に設立された会社です。

この株式会社A(エイス)さまが行なっている事業が
企画を求める企業と、多様な発想やスキルを持つ個人
つないでいる、とうことなのです。

小さなブルーオーシャンを生み出しているものは何なのか?

株式会社A(エイス)さまは
「Wemake」というプラットホームの
運営をしています。

これまでにない新商品や新規事業を
生み出すことついて「プロジェクト」を
企業側が立て、そこに多様な発想やスキルを
持つ個人参加してもらい、
提案してもらうというサービスです。

株式会社A(エイス)さま運営サイト「Wemake」 より

株式会社A(エイス)さまは
プロジェクト運営や企画改善サポートなど、
企業と個人のみなさんの橋渡しをしています。

参加した個人の方の報酬は、
提案内容に応じて支払われる仕組みで、
参加者の発想やスキル次第では
かなりの収益を得ることができる
仕組みになっています。

これまでは、
個人や中小企業というのは、
下請け、孫請けのイメージがあり、
弱い立場、言われたことだけを
正確に、早く行なう時代でした。

しかし、これからは
企業と個人、
大企業と中小企業は
Win-Winの関係になっていく時代です。

そんなこれからの世界観を
作り出しているビジネスなのだと思います。

 

株式会社グロウスブレイン 代表取締役

大学(日本史専攻)を卒業後、人材コンサルティング会社に16年間勤務。ソフトウェア開発会社、採用業務アウトソーシング会社、フリーランスを経て、起業。
中小企業の人材採用、研修に携わる一方で、大学での講義、求職者向けイベント等での講演実績も多数。人間の本質、行動動機に興味関心が強い。
国家資格キャリアコンサルタント、エニアグラムファシリテーター、日本酒ナビゲーター。

 

感想・著者への質問はこちらから