住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第34回 「赤字社員化」させないためにやるべきこと
ほう、なるほど。「赤赤社員」はわかりやすいですけど、「黒赤社員」というのはどういうケースなんですかね。元々活躍していて黒字社員だったけど、何らかの理由でその後赤字社員になってしまったということですか。
ははぁ、なるほど。結果、無能なマネージャーを高い給与で雇い続けなければならなくなる。それだけでなく、周りの社員に悪影響を及ぼす存在になってしまうと。
確かに今はそういう部分より、「組織や商品に合わせた販売手法を編み出せるかどうか」の方が重要な気がします。そう考えると、プレイヤーの時から「仕組み化」を意識できる人は、マネージャーとしてもきっと優秀なんでしょうね。
つまり外部人材との関わり方から、その人に部下をつけた時の接し方をイメージするわけですね。でもプロ人材だと、どんな人の下についても勝手に成果をあげちゃうんじゃないんですか?
なるほどなぁ。これからマネージャーにするかどうかを見極めるために、一時的にプロ人材を部下としてつけてみると。
確かに、言われてみるとそうですね。外部の人との関わり方を見る中で、「この人はマネジメントに向いてないな」と感じるのはどういう人ですか?
ははぁ、なるほど。プロジェクトの目的と、そこに至るプロセスがきちんと理解できていて、なおかつ外部の人にも共有ができることが重要だと。
そこをプロ人材で試すっていうのは面白いですね。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。