住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第74回 稼ぐフリーランスの条件は「商品化力」

商品開発の話でも出ましたけど、やっぱり「自分の商品を持っているかどうか」じゃないですかね。その人のオリジナル商品、つまり「渡邉さんといえばこれ!」っていう代名詞になるようなものがあるかどうかで大きな違いが出る気がします。

ええ、まさに。石原明さんなんかがそうでしたね。1時間30万円もするコンサルタントでしたけど、常に行列ができていて。宿題は一切持ち帰らないというスタイルで有名でした。その場で全て解決し、資料も全部その場に置いて帰るんです(笑)。

いるにはいるでしょうけど、それだけで高い報酬を得るのは難しい気がします。例えばサザエさんに出てくる三河屋さんも御用聞きですけど、彼は他から仕入れたお酒や醤油などを販売しているだけで、それだけで年収1500万円は厳しいと思いますよ。

そうそう。一方で、多くの中小企業はロゴ1個に50万円と聞くと「高っ!」となってしまう。クラウドソーシングと比較されて「向こうなら1案3000円で50案くらい集まったよ」なんて言われると……(笑)。

そうなんです。デザインやネーミングでも、それ自体を売るのではなく、その商品が持つ「価値」をパッケージ化して売ることが大切なんですよね。そのネーミングによって生まれる価値が見えれば、50万円でも安いと思ってもらえるので。

顧客が既に持っている答えを提供しても価値を感じてもらえないので、「こんなやり方もありますよ」「こっちの方が効果が出ますよ」というような、まだ顧客の気付いていない答えを言語化できるといいですよね。

そういうことです。「中小企業の99%は知らないからここに投資していないだけで、大手は500万円くらいかけてやってます」なんて言われたら、多くの経営者は興味を示すと思いますよ。そうやって商品化できれば50万円でも「安い!」となって売れていきますから。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。