住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第95回 AI将棋に見る「人間のおもしろさ」

AIの進化がすさまじいですよね。DeepSeekが一時期話題になってましたけど、これからまた新しいAIがどんどん出てくるでしょう。そしてテレビやパソコンのように、進化すればするほど価格が安くなっていく。

当然変わってくるでしょうね。そう遠くない未来に、基礎的な仕事は全部AIがやってくれるようになると思いますし。むしろ「Aくんはこういうことをやった方が伸びる」「Bくんはこうした方が成長する」とか、マネジメントまでしてくれるようになったりして。

最近のAIの進化を見ていると、全然ありえる話ですよね。僕は将棋が好きでよくNHKで対局を見るんですけど、AIが出した勝率が表示されたりしているんですよ。

ああ、知ってます。見る側も面白くなりましたよね。以前はプロの解説がないとわからなかったけど、今はAIが「どっちが有利か」とか「次の手の選択肢」まで瞬時に示してくれるから、素人でも理解しやすくなって。「あ、今ちょっと失敗したな」とかがすぐわかったりする(笑)。

藤井聡太くんが出てきてからぐらいですけどね。将棋観戦のためだけにAbemaTVにお金を払ってますよ。藤井聡太くんがすごい理由はいろいろ言われていますけど、一つは「終盤力」ですよね。計算能力が高くて、先の展開を見通せる。

そうそう。AIの最適解が人間にとっても最適解だとは限らない。営業なんかでも同じで、AIが過去のデータから「最も成約率の高いトーク」を作ってくれたとしても、それが必ず相手に刺さるとは限らないじゃないですか。

確かに確かに。AIの考えたトークには、その場の空気感や微妙なニュアンスなどは含まれていないでしょうしね。買う側が人間である以上、「この人からは買いたくない」とか、「この人からなら買いたい」みたいな感覚は必ずあるわけで。

釣りバカ日誌のハマちゃんみたいな、仕事もせずにお客さんと釣りばっかりしていたり、社長とテニスして遊んでるとか、そういうタイプのほうが売れる時代が来るかもしれない(笑)。

笑。実際、提案はAIが作ってくれる世界になれば、1人ひとりの能力の差なんてないに等しい。そしたら仕事そっちのけで人間関係を重視するタイプの方が、AI時代の営業マンとしては成功するのかもしれません。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。