人間交換日記 8通目「そもそも自己とは何でしょうか?」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


8通目/大野からの返信
「そもそも自己とは何でしょうか?」

仰られていること、よーく分かります。ただ、制約があることがそのまま、何かが「それが何であれ」生れながらにして可能性がゼロだという結論には僕の中では至りません。
また、自分の運命とか、自分の生かし方とかの自分って一体何でしょうか?
あるいは、自己実現なんて言いますけど、その自己が何か?をわかっていないとしたら、 自己実現のしようがありません。
そこで質問。一緒にこの機会に次のテーマを探索できたら楽しいなと。
そのテーマは、そもそも(安田さんにとって)自己とは何でしょうか?

前回7通目/安田「そもそも限定されているのが人間」

大野さんへ
定められた運命の中でいかに自分を生かすか。はい、まさに私が言いたいのはそこです。そもそも人間はせいぜい100年しか生きられないし、太陽系を出れないし、数分間息を止めたら死んでしまう。どんなにジャンプしても2メートルも地球から離れることができないのです。この限りなく定められた人間というワクの中でどう生きるか。それを真剣に考えるなら、まず自分の運命を受け入れるしかない。私たちが人間であることを否定してもしょうがないと思うのです。私の運動神経が良くないことも、音痴なことも、モテないことも、認めてあげる。そのとき初めて自分の生かし方が見えてくる。今日を大切に生きるとはそういうことではないでしょうか。

ー安田佳生より

 

6通目/大野「何者になるか?は誰のどんな声に従って生きるかだ」

安田さんへ

んーーーーー安田さんの場合それらの可能性がゼロだって、いつ、どのように知ることができたんですか?人が何者になるか?は誰のどんな声に従って生きるかだと思うんですけど。平行線になると勿体ないので、ここまでの安田さんの主張を一旦、独断で方程式にしてみますね。違っていたら修正ください。

どう生きられるか?=定められた運命(役割)×その定められた運命の中で許されている努力

 それに対して、僕が感じていることを方程式にすると
どう生きられるか?=頭の中のおしゃべり×今日一日、何を大切に生きたと言えるか?
になります。

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
http://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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