人間交換日記 44通目「常に今の自分は部分であり、全部ではない。」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


44通目/大野からの返信
「常に今の自分は部分であり、全部ではない。」

それ以外にないと言い切られる形で未来を変える方法を安田さんに提示して頂きました。
未来を切り開けるということは、一番最初の問いに戻りますが、大統領になる人は予め決まっているということではないですよね?
また、未来を変える方法の中に、自分を知ること、とあります。自分を知るにはどのようにすれば正確に知ることが可能と考えているのでしょうか?
なぜなら、常に今の自分は部分であり、全部ではない。知っている自分。感じている自分がすべてじゃない。また、世界をきちんと観ることだと言われましたが、観えているもの、聞こえているものが全部ではない。もっといえば、信じているものしか観えないし、聞こえない。

前回43通目/安田「未来を変える方法」

大野さんへ
未来は切り開くことができる。これは賛成です。人格と創造力が試される。これも大賛成です。だんだん噛み合って来ました。では実際に未来を切り開くにはどうすればいいのか。まずはきちんと世界を観ることではないでしょうか。どういう仕組みでできているのか。どうやって成り立っているのか。その全体像を把握する。次に自分を知ること。私はどういう人間なのか。何が得意で何が苦手なのか。どうやったら喜ぶのか。どうやったら傷つくのか。人格も創造力も世界と関わるためのスキルです。どうやったら人は私を求めてくれるのか。そうやったら人の役に立てるのか。人と関わり人の役に立っていく。それ以外に未来を変える方法などないと思います。

ー安田佳生より

 

前々回42通目/大野「未来は変えられない部分を持ちながらも、必ず切り開くことはできる」

安田さんへ
論点が噛み合いませんね。(笑)
そもそも変えられない事柄があるのと、結果のすべて、あるいは未来のすべてを変えられないっていうのは全く違います。まして、職場を変えてはいけないとか、伴侶を変えてはいけないなんていう表層的な話ではありません。
人生にしてもビジネスにしても、当然のことながら既に出た結果は制御できない。しかし、結果に対しての態度は創造できる。それによって未来の創られ方は変わってくるわけです。
逆に言えば、すべての事象はあるものを試すもの。では、何が試されているのか?僕の観点では人格と創造する力が試されています。そして、未来は変えられない部分を持ちながらも、必ず切り開くことはできる。

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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