人間交換日記 72通目「何を信じることが自分の人生を豊かにするのだろうか?という問いが成り立つ背景がこことにあると思う」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


72通目/大野からの返信
「何を信じることが自分の人生を豊かにするのだろうか?という問いが成り立つ背景がこことにあると思う」

なぜこの世に生を受け、何の為に生きるのか?その問いから目を逸らさずに向き合う事が生きる目的とは言い得て妙です。何故なら、誰も正解など知りえない問いだから。
どうせり知り得ないならこのタイトルの問いが成り立つ。僕は特定の宗教の信者ではないですが、神と呼んでもいいし、畏敬の念と呼んでも、大いなるものと呼んでも構いません。そもそも、自分で言っておいて何ですけど、無宗教と言っても無宗教というものを信仰している。大袈裟にいえば、自分が何を信じて生きてしまっているか?は気をつけないといけない。それが定められた戒律や教えではないだけで、人生観、即ち、人生をどの様な色目眼で観ているかを形成しているのですから。

前回71通目/安田「偶然なんてあり得ない」

大野さんへ

人間の体もそうです。よくもまあこんなに繊細に、そしてこんなに完璧にできてると感心します。眠っただけで回復し少しずつ老いてゆく体。70〜80年という絶妙な寿命。心を病むと胃に穴が空くという不思議な現象。どれを取っても不思議なことばかり。ガラクタが偶然ボーイング747にはならないように偶然人間ができたとは思えない。何らかの意図を持って誰かがつくった。そうとしか考えられないし、そう考えないほうがよほど非科学的だと思います。ただ私はそれを「神」という言葉で片付けたくはありません。何らかの意図もしくは意志がそこにはある。ではどんな意図・意志なのか。それを考えることが生きる目的なのかもしれません。

ー安田佳生より

 

前々回70通目/大野「この飛行機は竜巻によって偶然出来上がった」

安田さんへ

確かに!
諸説ありますが、宇宙は約137億年前に超爆発によって誕生し、現在の宇宙になる為の絶妙な膨張速度が偶然得られる確率が1,000兆分の1。けれど、フレッド・ホイルという博士はビッグバンを否定していて、生命は宇宙で進化し、胚種によって宇宙全体に広がったというパンスペルミア仮説を唱えました。そして、最も単純な単細胞生物がランダムな過程で発生する確率は「がらくた置き場の上を竜巻が通過し、その中の物質からボーイング747が組み立てられる」のと同じくらいだと喩えています。出張で飛行機に乗り込もうとした時、「知ってますか?この飛行機は竜巻によって偶然出来上がったんです。」と僕が言ったらどう思います?

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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