【GlobalPicks/vol.042】 2019年に起業すべき業界ベスト8

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道

2019年に起業すべき業界ベスト8

先週までは、Forbesから「フリーランス」まわりのネタを紹介しましたが、今週からは中小企業の起業家向けアメリカ雑誌「Inc.」のweb版からピックアップします。

<記事タイトル>

8 Best Industries for Starting a Business in 2019
2019年に起業すべき業界ベスト8

サブタイトルが
Some unusual sectors hold tremendous potential for entrepreneurs.
ということで、「起業家にとってとんでもないポテンシャルを秘めた分野」の紹介ということですね。

「来年はこの分野が熱い」みたいな「お約束のコンテンツ」が、冬になると一気にリリースされるので、来春までこうした「どの業界のどんなネタが熱いのか(2019版)」を各国包括してしっかりとカバーしていきたいと思います。

まずInc.バージョンの「2019この分野が熱い」ベスト8を全てリストアップしておきます。
なお、ベスト8はランキングではないので、順不同です。

・Micromobility
・Digital Therapeutics
・CBD Products
・Personalized Nutrition
・Healthy Jerky
・Baby Tech
・Selfie Services
・Workleisure Apparel

上記の8つが、Inc.バージョンの「2019熱い分野」です。

今回は、冒頭のMicromobilityについて原文を見てみましょう。

Micromobility(超小型自動車)

—原文
A revolution in urban transportation is creating an opportunity for startups that make electric-powered bikes, scooters, and skateboards. With more than 60 percent of the world’s population expected to live in urban areas by 2030–up from 55 percent in 2018, according to the United Nations Department of Economic and Social Affairs–micromobility products will gain popularity as an alternative to traditional ground transportation and mass transit.

→都市の交通革命は、電動の自転車、スクーター、スケートボードを生産するスタートアップ企業にとってチャンスです。
2030年までには、世界人口の60%以上が都市圏で生活するようになると言われていますが(2018年現在は55%)、超小型自動車は、旧来型の交通機関に対するalternative(代替手段)として認知をどんどん拡大するでしょう。

 

 

ちなみに、alternative「いつか役にたつかもしれないから覚えておいた方がいい英単語」です。オルタナティヴ、と読んで「代替手段」のことですね。

alt(カタカナで敢えて書くと「オルト」)は「替わりの」という意味で、パソコンの「altキー」もこれが語源ですね。
最近だと、Bitcoin「替わりになる仮想通貨(リップルとか、イーサリアムとか)」Altcoin(アルトコイン)と呼ばれますが、カタカナにするとしたら、「オルトコイン」でしょうね(笑)本来は。

さて、話を戻します。原文がうまくまとまっているので、そのまま紹介します。

Why it’s hot:
何がそんなに熱いのか?

Getting around on e-bikes, e-scooters, and e-skateboards is convenient and fun, and Ford’s acquisition of e-scooter startup Spin for a reported $100 million in November 2018 has brought increased awareness to the industry.

→電動自転車、電動スクーター、電動スケボーに乗ってGetting aroundする(動き回る)のはconvenient(便利)で楽しい。
Ford(フォード社)がこの11月に電動スクーターのスタートアップ企業であるSpin(スピン社)を$100 million(≒110億円)で、acquisition(買収)したことで、さらにこの業界の注目度が上がった。

acquisition(買収)のa(A)は、M&AのAですね。「いつか役にたつかもしれないから覚えておいた方がいい英単語」です。
Merger & Acquisition(合併と買収)でM&A。

ちなみに、どうでもいい話ですが、スウェーデンの超有名ファストファッションのH&Mは、Hennes & Mauritz(へネス&モーリッツ)が正式名称で、Hennes社とMauritz社が、M&AのMの方(Merger=合併)して出来た会社です。
どうでもいい割に、H&MのM&Aというややこしい話になってしまいましたw

なお、この業界の2018年段階でのメインプレイヤーは、E-scooter(電動スクーター)BirdLimeの2社です。

ということで、「2019熱い分野」として、今回はMicromobilityを取り上げました。

 

「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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