【GlobalPicks/vol.141】シリーズ コロナ後の世界(No.6)

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道


先週までとテーマは変わらず、記事を変えます。
「シリーズ コロナ後の世界(No.6)」として、 Numeratorのサイトから「COVID- 19によって消費者行動がどのように変わるのか?」 についての記事を読み込んでます。

The Impact of Coronavirus (COVID-19) on Consumer Behavior
(COVID-19が消費者行動に与えるインパクト)
https://www.numerator.com/resources/blog/update-impact-coronavirus-covid-19-consumer-behavior-us-15

Numerator社が10/ 30現在のサーベイデータをまとめているので、 直近の動向と言えます。なお、 Numerator社はUSの会社で、 サーベイはUSのデータです。

いくつかの「今後の消費者行動のあり方」があげられているので、 ひとつづつ紹介していきます。

今週はこれ。

Consumers anticipate big changes in coming months.
(
消費者は今後数ヶ月で大きな変化を予期している)

Four-in-five (81%) of consumers think a widespread increase in COVID-19 cases is likely in the coming months, something that has already begun in many states in recent weeks. Many of these individuals (70%) believe this will lead to the reinstatement of lockdown measures in certain states and cities. To prepare for these potential developments, 71% of consumers say they anticipate stocking up on essential items.


5人に4人(81%)の消費者は、次の数ヶ月でCOVID- 19が拡大することを想定していて、 まさに直近数週間で多くの州でそのようになっている。
70%の消費者は、この「再拡大」がいくつかの州や市での「 再ロックダウン」に繋がると見ている。
こうした事態に備えて、71%の消費者がessential items(生活必需品)のstocking up(買いだめ)を予定しているようだ。

前述の本文以外の注目点としては「Schools& Universities will cancel in-person classes(学校や大学は対面授業を中止するだろう)」 と考える人が80%もいることです。おそらく私たち日本人は「 再び小中学校が閉鎖」されることを想定していないと思います。 でも、USの人たちは「学校はまた閉鎖でオンライン授業だよね、 、、」と考えているようです。

また、「The U.S.will reinstate its travel advisory ban(政府は渡航禁止に再び踏み切る)」 と考えている人も61%います。「 国内での渡航をむしろ推奨してキャンペーンを張っている日本」 とは少し感覚が違うようです。

先週までの記事でも触れましたが「 私たち日本人よりも遥かに大きな変化を体験している他国の人々( ただし中国を除く)」という文脈上の話になります。 特にUSの人たちは「当然のように再ロックダウンを想定して」 いて、再び「withコロナ 臨戦態勢」に入りつつあるようです。

「withコロナ」真っ只中の自覚が強い「世界各国( ただし中国を除く)」と「postコロナ」 に片足を突っ込んでいる感覚の「日本」 とも言えるかもしれません。
さて「半周遅れている」のは「世界」なのか「私たち」なのか。 それが問題ですね。
あと、確実に言えそうなのは「中国」 は別のトラックを走っている、ということでしょう。

 


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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