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日曜日には、ネーミングを掘る #013 温泉旅館 丸茂vol.02

4週間前のブログで書いた鳥取温泉の旅館「丸茂」さんの新しい温泉施設のネーミングですが、「YUBUNE」に決定しました。その経緯をちょっとばかし書いてみます。

まず、今回の温泉施設ですが、ハワイアンセンター(常磐)や地獄風呂(別府)千人風呂(下田)といったようにくっきりしたコンセプトがあったわけではありません。社長の森田さんいわく「日本建築の良さを取り入れたかったのと、僕が修行した信州の出湯のイメージ。派手さはないけれど、じわじわと良さが伝わってくる永遠の普通をめざしました」という感じでした。

そこで、ネーミングを考えていく手掛かりとして、次の5つを決めました。これは、そのまま丸茂さんに選んでいただく際の基準となります。

●名称を考えるにあたってのポイント

①温泉施設を想起させるか
「〇〇〇湯」ではありきたりになってしまうが、どこかで温泉施設であることが感じられること。

②施設の特徴と合っているか
上に書いた通り、森田さんが描いたイメージと合っているか。

③記憶に残りそうか
これはネーミングの基本ですが、一度聞いたら、一度目にしたら忘れられない。つい誰かに言ってしまいたくなるインパクトと、外国人にもわかるシンプルさ。

④ストーリーはあるか
お客様から「どうして〇〇〇なんですか」と聞かれたときに、「それはですね、〇〇〇だからなんですよ」と答えられること。その答えに対するお客様の「なるほどね~」度が高ければ高いほど、SNSなどで波及していく。

⑤愛してもらえそうか
人間と同じで真面目一辺倒ではなく、どこかに愛嬌がある。ユーモアを感じられること。

以上を念頭に、3つのネーミング案を制作意図と一緒に提案しました。いずれもロゴ化はまだされていません。

制作意図)YUBUNEとは、もちろん「湯舟」「湯船」のことです。森田さんが、信州の出湯をイメージして設けた屋根の湯気抜き。ここから吐き出される湯気そのものが、丸茂さんの熱いお湯のシンボル(丸茂さんの温泉は、源泉かけ流しで泉温が50℃近くもある)。新しい温泉施設を、煙突から煙を吐き出す蒸気船と見立ててみました。冬の寒い日など、大きな船が鳥取の街中を走っているように見えるのではないでしょうか。鳥取に大きなYUBUNEが生まれます。


制作意図)この記号のようなネーミングに、あえて呼称をつけるなら「四角湯(四角いお風呂)」ということになりますでしょうか。これは、建物自体が直線的で、お風呂の形が3つとも四角であるということもありますが、丸茂さんのシンボル(○にモ)と併せて「〇(丸茂)さんの□(四角いお風呂)」として話題を集めたいというのが最大の狙いです。単純なアイデアですが、意外と効くように思います。

制作意図)「ホットット」と読みます。この案も、アイデアは非常にシンプルです。鳥取温泉(Hotsprings at TOTTORI)を組み合わせたもの。このネーミングの良さは、女性と子供に愛されそうな可愛いらしい響きと、HとOとTの3文字からなっている文字面の面白さにあります。

結果、新しい温泉施設は、冒頭でご紹介した通り「YUBUNE」に決定したわけですが、決裁権を持つ3名(森田社長、大女将さん、女将さん)は、2つに分かれました。

□にユ 1票(森田さん)
YUBUNE 2票(大女将さん、女将さん)

「いやー、女性二人に押し切られました(笑)」という森田さん。決まったあとに、こんなメッセージをくださいました。

「(古い施設の)解体の様子を見ているとかなり不安と寂しい気持ちが入り混じっておりましたが、佐藤さんのネーミングの資料に目を通すとヤル気というか、胆力?!が出てきてポジティブになれます、ありがとうございます!」

嬉しいなぁ。

その悩み、バリューの再定義(バリュースイッチング)が解決の糸口になるかもしれません。

現在の事業、今ある商材、ターゲット、販売方法。
それらを少しズラす事によって、新たな定義をつくり出し、
まったく新しい価値、新しい顧客、新しいマーケットを生み出す手法。
それがバリュースイッチングです。

バリューの再定義を一緒に考え抜きます。

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