日曜日には、ネーミングを掘る ♯048 レディオガガ

今週は!エブリバディ

観ましたよ、
『ボヘミアン・ラプソディー』
いやー、よかったなぁ。
最後のライブエイドのシーンでは、
私も周りの人たちと一緒に立ち上がり、
思わず手拍子を打ってしまいました。

All we hear radio ga ga
Radio goo goo
Radio ga ga

Hey!兵!塀!~

というのは嘘ですが、

この『レディオガガ』の
有名なフレーズだったか、
『ボヘミアン・ラプソディー』のなかの
「Galileo, Galileo, Galileo, Figaro~」
だったか忘れてしまいましたが、

「何を言っているのか、
さっぱり意味がわからない」という
レコード会社の重役の質問に対して、
フレディ・マーキュリーが
「意味なんかないよ~。みんなが
のれてハッピーになれればいいのさ」と
答えるシーンがあります。

フレディにとって、
きっとこのフレーズは、
考えて考えて考えていくうちに、
直感が研ぎ澄まされていき、
稲妻のように落ちてきたもの。

だから、意味を問われても答えられない、
ロジカルにも説明はできない。

でも、それが結果的に
何十億という人たちを熱狂させ、
多くの人に影響を与え、
ときを経て(間接的にではありますが)
レディー・ガガという今を時めく
アーティストを誕生させることになります。

で、
ここからが遅まきながらネーミングの話。

世界中の情報がネットワークでつながり、
巨大なデータベースとなっているいま、
ネーミングも理性と理屈だけで
考えていくと、そのアウトプットは
必ずと言っていいほど
検索の網に引っ掛かります。

いわゆる“ちゃんと”考えて、
「やったぜ。これ最高じゃん」と
思って検索窓に打ち込むと、
同じネームがぞろぞろ出てきて、
何度がっかりさせられたことか…。

それをぶち破ってくれるのが、
直感から生まれる閃きなのですが、
この閃きを得るためには、
考える力を磨くだけでなく、逆に
“ちゃんと考えない”時間や場を
つくることが必要なのかもしれない。
フレディが、
ソファで猫と戯れる時間のように。

森永製菓のロングセラー商品
『おっとっと』のネーミング開発秘話。

「最初『小さな水族館』という仮称がつき、その他に『なんかな〜い』など候補作があがりましたが、 飲み屋で杯をかわしながらの議論の最中に、杯から酒がこぼれそうになり、おもわず「おっとっと」と口をついたことからひらめいた」(同社のウェブサイトから)

では、エブリバディ

あっちょんぶりけ。

また来週。

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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