小さなブルーオーシャンを追え
第21回『炎上とバズるの境目』

株式会社ソルナが開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第21回『炎上とバズるの境目』

 

安田

ひとつ聞きたいことがあるんですけど。

三澤

はい。何でしょう?

安田

週1でメルマガを書いてるんですけど、たまにものすごくPVが増えることがあるんですよ。

三澤

いわゆるバズったという状態ですね。

安田

まあ、そうなんです。でも書いてる側としたらあまり実感がなくて。「なぜこの記事がそんなにバズるんだろう」って時があるんですよ。

三澤

たぶん誰か、フォロワーの多い人がリツイートして、それで一気に広がったんだと思いますよ。

安田

ですよね。たまたまというか。

三澤

炎上するときも、そういう感じなんです。

安田

それって何か「こうやったら火がつきやすい」みたいな方程式があるんですか?

三澤

炎上の場合はありますね。

安田

それはどういう方程式ですか?

三澤

火種を持ち込めば炎上する場所があるんですよ。

安田

炎上する場所?

三澤

「こんなネタがある」ってことを持ち込むと、みんながそれに対して油を注ぎ始める場所。そこに持ち込まれない限りは、そんなに一気に膨らまない。

安田

じゃあ炎上ネタって、誰かがわざと火をつけてるんですか?

三澤

そうです。マッチ箱みたいなものですから。

安田

マッチ箱ですか。

三澤

マッチ箱が落ちてても火はつかないじゃないですか。

安田

ああ、なるほど。

三澤

誰かがマッチ箱を拾って火をつけてるんですよ。

安田

逆に言えば、誰かが火をつけないと炎上は起こらないと。

三澤

そう。ネタだけでは炎上しない。

安田

じゃあ、それを防ぐにはどうしたらいいんですか。

三澤

炎上させたくないのであれば、このマッチ箱を拾っていくしかないんですよ。

安田

なるほど。逆に考えればマッチ箱をいろんなところに置いていけば、広がっていく可能性もあると。

三澤

そうですね。あとは確率論の問題なので、マッチ箱1個よりは100個置いたほうが広がりやすい。

安田

なるほど。それを誰かに拾わせると。

三澤

ただし発信力のある人に拾わせないとダメですけど。影響力のない人が何百人来てもバズらないですから。

安田

それを戦略的にやるにはどうしたらいいんですか?インフルエンサーにお金払って広めてもらうというのは、いまいちな気がするんですけど。

三澤

やっぱり広めたくなるネタを置いとくしかない。

安田

どういうネタなら広めたくなるんですか?たとえば、ここでやらせていただいてる対談でいったら、与沢さんのネタはPV多かったですけど。

三澤

そうでしたね。

安田

与沢さんって、結構賛否両論あるじゃないですか。

三澤

はい。

安田

あの対談では、べつに与沢さんを褒めたわけじゃないんですけど、フォロワーさんからかなり反対意見が出ました。

三澤

そうなんですか?

安田

はい。中立的に対談しただけなのに「あなたは与沢さんの味方なのか」みたいなことを言われて。

三澤

まあアンチがいる場合はそうなりますよね。

安田

「あんな人に関わるな」って言われました。別に関わってないんですけど。

三澤

感情的になると冷静な判断はできないですから。

安田

みたいですね。でもどうなんですか。アンチがいる人のネタのほうが広がりやすいんですか?

三澤

あんまりいい意味では広がりませんけど。「叩いてやろう」って感じで盛り上がりますね。

安田

旬な人のネタとかはどうですか?

三澤

知ってる人の名前がタイトルに付いてると読みたくなりますね。たとえば前澤さんとか。サイバーエージェントの藤田さんとか。

安田

なるほど。ちなみに私が書いた記事は「新卒がなぜ3年目で辞めるのか」っていうタイトルだったんですけど。それがものすごく読まれて。

三澤

へぇ。なぜでしょうね。

安田

「なぜ3年目で辞めるのか」なんて、そんなに検索しないと思うんですけど。

三澤

いや、案外検索してるんじゃないですか。「新卒 辞める」とかで。

安田

「3年でなぜ辞めるのか」みたいな記事はいっぱいあるんですけど。「新卒 3年でなぜ辞める」って検索すると一番上に私の記事が出てくるんですよ。

三澤

タイトルが良かったのかもしれませんね。

安田

昔は新卒採用をススメてたのに、真逆のことを言ってるから「ふざけんな!」みたいに火が付いたのかもしれません。

三澤

実験してみたらどうですか。

安田

実験ですか。どのように?

三澤

「パート2」を書いてみるんですよ。

安田

同じような記事を書くってことですか。

三澤

できるだけ早いタイミングで、あまりタイトルも変えずに、でも内容は明らかに前回とは違うみたいな記事。

安田

なるほど。それでタイトルから来てるのか、内容なのかが判明すると。

三澤

はい。それでまた増えるのかどうか。まあ完璧ではないですけど、多少は検証できると思います。

安田

なるほど。じゃあ「3年目で辞める人、辞めない人」みたいなタイトルで書いてみます(笑)

三澤

「結論!」とか「ついに答えが出た!」みたいな書き方がいいと思いますよ。

安田

面白いですね。やってみましょうか。試してみたくなりますね、そういうのは。

三澤

まあでも連続してバズらせるっていうのは、そんなに簡単じゃないです。

安田

広告代理店さんとかは、どうやってるんですかね。

三澤

仕込みですね。同じ時期に、いろんなインフルエンサーに書いてもらって、一気に火をつける。

安田

なるほど。でも、それって正攻法すぎてちょっとつまらないですね。

三澤

自分で火をつけちゃう人もいますけど。

安田

自分で火つけるのは嫌ですよ。なんかわざとらしくて。

三澤

あとはフェイクニュースとか。

安田

偽情報ってことですか?

三澤

この間のジャニーさんの訃報みたいな。先取りしたかのように書いて、かなりPV稼いでました。

安田

それはひどい。

三澤

あれでもし亡くなってなかったら、完全なフェイクニュースですもんね。

安田

どちらにしても酷すぎますよ。

三澤

今はPV=お金なんですよ。

安田

普通の人がフライデーの記者みたいになる世の中ですね。この状態ってずっと続くんでしょうか。

三澤

いや、どこかで淘汰されていくと思います。信用できる人が発信した情報かどうか。そこが問われるようになって来てます。

・・・次回へ続く・・・

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