小さなブルーオーシャンを追え
第53回『メモリーが無限になる時』

ソルナ株式会社が開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第53回『メモリーが無限になる時』

 

安田

実は個人的にすごく疑問に思ってることがありまして。

三澤

なんでしょう?

安田

親から家を残されて、すごく困ってる人っているじゃないですか。

三澤

いわゆる空き家問題ですよね。

安田

はい。自分の家が別にある場合、置いとくにもお金がかかるし、整理するだけでも莫大な時間とお金がかかる。

三澤

両親の思い入れのあるものが、山のように残ってるでしょうし。

安田

そうなんですよ。だから丸ごと捨てるわけにもいかない。で、私が心配なのは家ではなくネット。

三澤

ネットですか?

安田

インターネットの中にみんないろんなものを保存するじゃないですか。

三澤

はい。

安田

写真とか、文章とか、データとか。

三澤

デジタルデータなので家ほど問題にはならないでしょう。

安田

でも考えてみたら、世界中の人が毎日保存する情報って莫大ですよ。しかもほとんどはゴミ。役に立つ情報もあるけどゴミのほうが圧倒的に多い。

三澤

でしょうね。

安田

この増えた続けたゴミはどうなっていくのか。そこが疑問なんですよ。

三澤

どこかで整理されるんでしょうね。

安田

でもゴミかどうかって本人以外には判別できないですよ。空き家に残された思い出の品物と同じで。

三澤

そうでしょうね。

安田

撮った写真をぜんぶクラウドに置いてる人もいるじゃないですか。

三澤

いそうですね。

安田

クラウドってどうなるんですか?最終的には。

三澤

有料のクラウドだったら、死んだらカードが停止になるので終わる。フリー枠の分はどうなるんでしょうね。

安田

どうなるんでしょう?

三澤

何らかのルールはあるんじゃないですか。残し続けるわけにもいかないでしょうし。

安田

たとえばGoogleって世界の情報を整理してるわけじゃないですか。

三澤

はい。

安田

その中には「すごく重要な情報」もあれば「つまらない情報」もあって。でも、それをひっくるめての情報なわけですよ。

三澤

優先順位はあるでしょうけど。

安田

でもGoogleにしたって「どこからがいらない情報か」なんて、判断しようがない気もするんですけど。

三澤

そうですね。「ユーザーが保存したもの」は、判断も何も、残さざるを得ないでしょうし。

安田

じゃあ契約が切れた時点で、どんどんメモリーは消去されてるんですか?

三澤

どうなんだろう。Googleが持ってる可能性はありますね。

安田

ですよね。将来、価値のあるものに大化けするかもしれないし。

三澤

あるいは銀行と同じように、単純に「ある一定期間保存します」みたいなルールかもしれません。

安田

捨てますかね?でも捨てないと膨大な量になるし。

三澤

いやでも、容量はどこまででも増やしていけますから。

安田

えっ!どこまででも増やせるんですか?容量って。

三澤

はい。Googleはコンピュータの開発もやってるので。性能はどんどん良くなってて、どこまでも増やしていくことはできる。

安田

だったら捨てないんじゃないですか。

三澤

そうですね。できるだけ多くの情報を分析していく方針ですから。情報圧縮の技術も進歩してるし。

安田

情報圧縮?

三澤

はい。大型コンピュータの何十万倍の情報が、親指くらいの中に圧縮できる技術。どんどん進化してます。

安田

いまはスマホでも200ギガバイトとかありますからね。

三澤

4テラのハードディスクが1万円を切る値段で売られてる。去年は2テラ1万円だったので半額。

安田

テラってどのぐらいの容量ですか?ギガの1,000倍?

三澤

そうです。どんどんメモリーが増えていくと同時に、どんどん圧縮されていく。

安田

じゃあ全てを保存できるようになるかもしれない?70億の人間が日々撮る写真とか、どうでもいいつぶやきとか、友達とのたわいもない会話とか。

三澤

できるようになると思います。

安田

すごい!

三澤

すでに計算式ができてるはずです。

安田

計算式?

三澤

「子どもの頃から使っていくと、おそらく数年先にはこれぐらいの量になって」というのをスーパーコンピュータで計算してる。

安田

確かにGoogleなら、それぐらいのことはやってそうですね。

三澤

「いまのまま増えていったら技術開発しないとまずい」とか「これだったらぜんぜん余裕だ」とか。難しいのであれば技術開発するでしょうね。

安田

Googleは検索をはじめとしたサービスを全部無料にしてますよね。

三澤

はい。

安田

あれってやっぱり情報を集めるためでしょ?いろんな人に使わせて。

三澤

それが大きな目的でしょうね。

安田

つまり「タダでもいいから情報が欲しい」ってことじゃないですか。情報は宝の山みたいなものですから。

三澤

もちろんそうですけど、情報はそのままでは役に立たないです。分析する技術が必要になる。

安田

必要な情報を探し出してくる技術とか?

三澤

はい。そこを人工知能が担うようになるでしょうね。

安田

たとえば「23代前には血がつながってた」みたいなことも、いずれは分かるようになるんでしょうか。

三澤

情報の蓄積量と分析力が飛躍的に上がれば。いつかは可能になるかもしれません。

安田

100年もしたら、いけるんじゃないですか。

三澤

情報がある世代までなら分析できるでしょうね。5Gの技術とも連動するでしょうし。

安田

5Gですか。

三澤

はい。 2時間の映画を3秒でダウンロードできる。

安田

じゃあ「曾々おじいさんの人生」も5秒くらいでダウンロードできちゃう?

三澤

5秒もかからないかもしれない(笑)

安田

え!クラウドの中から曾々じいさんの情報だけを全部集めるのに、5秒かからないんですか?

三澤

そうなる可能性は高いですね。情報の管理とか、情報の送信とか、5Gの技術で画期的に変わるので。

安田

我々の想像を超えるような変化も起こりますか?

三澤

間違いなく起こります。これまで不可能だった「重たい情報」も、一瞬で送れるようになる。

安田

そしたらどうなるんですか?

三澤

少なくともメール便は潰れますね(笑)。まあ、そんなもんじゃ済まないでしょうけど。

・・・次回へ続く・・・

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