【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「暇と余裕の境目を教えてください」2018年9月5日配信

第310回「暇と余裕の境目を教えてください」
というご質問。
余裕がないとスキルは磨けない?単なる暇では意味がない?一番大事なのは〇〇なのです。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

瞑想を生活に取り入れました。金子亜佑美です。

安田

安田佳生です。

栃尾

いいね。

金子

いい~。

栃尾

今回こんな質問いただいております。40代・経営者の方です。ちょっと長いので頑張って読みます!

金子

お願いします!

栃尾

「暇」と「時間に余裕がある」の境目について考えております。安田さんがどのように考えるのかご意見をお聞かせいただけますと嬉しいです。「人間はある程度の負荷がないと緩んでしまう生き物である」という仮説を立てております。私自身がそのような生き物だという自覚がありまして、「おそらく私以外もそうなのではないか」という仮説をもとに世の中を観察しています。時間的に余裕がないと良いアイデアも生まれず、良い仕事もできないと思い、今は十分に余裕を持ちながら、仕事も生活も追われることなくマイペースで送っており、これはこれで生き方としてはひとつの正解かもと思っているのですが、一方で、成果だけにフォーカスした場合、追われるような仕事の仕方をするほうが良い成果を得られるような職種もあるのではないかとも思うのです。時間に余裕を持つことが行きすぎると暇になり、人間が緩んで成長が鈍化してしまいます。例えば、私、趣味でフルマラソンをしているのですが、大会にエントリーすると、その本番のレース日が近づくにつれて「やばい!練習しないと!」と追い込まれ、時間に追われて嫌々でも練習することになり、その結果成長することができます。脚力もつき、体調も整い、自分なりに満足できるタイムで完走もできるようになるのですが、大会へエントリーをしないとついつい心が緩んで、何か月もまったく練習しないという状態が続きます。結果として何かに追われることはないのですが、体力は退化し、せっかく整った体調もまたトレーニング前の状態に戻ります。時間に余裕を持つことは必要だと思うのですが、暇との境目はどこにあるのだろうと思い質問させていただきました。時間に余裕を持ちながらも、自分が成長するために必要な負荷をかけ続けるためにできることってあるんでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。ということです。

金子

おぉ~。

安田

1分52秒です。すごい。

金子

すご~い!

栃尾

ちょっと速かったですかね(笑)

金子

サササーっと。

安田

「暇」と「時間に余裕がある」の境目。

栃尾

はい。

金子

境目って難しいですね。「暇」と「時間に余裕がある」っていうのは何となくわかるけど、そこ、歩み寄って、この真ん中で生きたほうがベストってことですよね。……あ、違う?

栃尾

(笑)

安田

どういうことなの?

栃尾

暇は良くないっていうこと?

金子

成長ができないから、時間に余裕がある状況のほうが良い。違うか。

安田

どうなんでしょうね。どっちも考えられますよね。まったく余裕がないぐらい何でも詰め込んじゃうと、忙しすぎてあんまり成長できないような感じもしますし、余裕がありすぎるとダラダラしちゃって成長できないというのもわかりますよね。じゃあどうしたらいいの?っていう。

栃尾

ただ、このマラソンの例って時間の話じゃないですよね。

安田

なるほど。

金子

ええっ!?

栃尾

目標とか期限の話で、たとえばすごい時間に余裕があってフルマラソンの練習してる、かも、しれ……ない。あれ?もう1回良いですか?(笑)例えば仕事をしてない人で時間に余裕があっても、「すごい暇でフルマラソンの練習をする」「すごい暇でフルマラソンの練習をしない」っていう差があって、それは目標を立てるか立てないかっていう違いで、時間に余裕があるかどうかの違いはあんまり関係ないのかなって思ったんですけど。

安田

どうなんでしょうね。ゴールが遠すぎると、フルマラソンの日程が3年先だと余裕ありすぎてあんまり練習しないとか、そういうことですかね。

栃尾

暇と関係ないですよね。関係ありますかね。関係ある?

安田

そう考えると、「時間に余裕がありすぎると暇ができちゃう」っていうことなんですかね。

栃尾

期限に余裕があるっていうことですかね。

安田

どうなんでしょう。難しい質問です、それは。

栃尾

難しいです(笑)命題がわからないです。

安田

あ、ちょっとマラソンのくだりは置いといて。つまり、めちゃくちゃ詰め込むのと、それとも余裕持ってやるのと、どっちのほうが成長するんでしょうか?ってことですよね、つまりは。どっちなんですか?

金子

どっちなんですか?

栃尾

私、考えたのは『7つの習慣』の4つの事象のやつ。忙しいと急ぎで重要じゃないものをやってしまう、急ぎのものが多いっていうイメージです。でも、時間に余裕があると緊急じゃないけど大事なことに時間を使えるっていうイメージですけど。

安田

なるほど。

栃尾

つまり、時間に余裕があるほうが、先のもっと長期的に見たところに時間を割けるから良いんじゃないかなって思うんですけどね。

金子

うーん……もう1回言ってもらって良いですか?(笑)

栃尾

あははは(笑)

安田

ははは(笑)

栃尾

重要度と緊急度を十字に書いたグラフみたいのがあって。

金子

はい。なんか覚えてます。

栃尾

『7つの習慣』読んだ?

金子

いったん読みました。忘れました、はい。

栃尾

緊急だけど重要ではないことと……

金子

うんうん。緊急だけど重要ではないない……これはいいかも。

栃尾

あれ??(笑)

安田

たとえば電話がかかってきたら取らないといけないじゃないですか。だけど重要な用件の電話じゃないかもしれない。たとえば自分の健康とかは今すぐどうかなるわけじゃないけど、人生ではすごい重要じゃないですか。

金子

たしかに。

安田

でも、やっぱりそういうのは後回しにしちゃうっていうような。

金子

あ~、はいはいはい!

安田

それで、この「暇」と「余裕」はどう組み合わせたら良いでしょうか?(笑)

栃尾

あははは(笑)境目はわかんないですね。余裕がないとそういうふうに生きられないんじゃないかなって思ったってことです。

安田

でも、僕の知る限り、パツンパツンに仕事をしてる人で見違えるぐらい成長したりとか、すごい劇的に変化してる人って見たことないんですけど。

栃尾

へぇ~。でも、私、よくインタビューとかしてると、「やっぱ超ハードワークのときがあったから今がある」みたいな、「あのときにいっぱい成長しました」みたいな、ご自分で言ってる方は結構いますけどね。

安田

うーん。どうなんでしょう。

金子

見え方が違うのかも。

栃尾

そうかも。

安田

やっぱり同じことをやって上手くなるっていうことはあると思うんですよね。要領よくなるとか。だけど、やり方自体を根本的に変えないといけないときってあるじゃないですか。昔、本に書いたのだと、幼虫が大きい幼虫になるためにはひたすら食べてりゃ良いんだけど、サナギになったり成虫になるとかっていう、そういう劇的な変化、商品自体を変えるとか売り方を根本的に変えるとかってなってくると、やっぱ1回立ち止まって考えるっていうことをしないと起こんないような気がするんですよね、そういう変化が。

栃尾

忙しいとそれができないっていうことですか?

安田

忙しいと考える暇がないですし、振り返る暇もないですし。

金子

なんか、「忙しい」ってどこのラインまで行ったら「忙しい」になりますか?「忙しい」っていう言葉自体を使うのは、なんか……

安田

多分、「時間がない」っていうことを「忙しい」って言うんじゃないですかね、人は。だから、「時間がない」って言いながらもめっちゃ仕事遅い人もいますしね。生産性めっちゃ低い人とか。1日2時間しか働いてないけどめちゃくちゃ生産性高くて、生産される成果物で見るとめちゃくちゃスピードが速くて、いっぱい働いてるっていうことになるんですけど。時間で切るのが良くないんじゃないですかね。

金子

成果で切る?

安田

成果?うーん、僕のイメージでは、暇っていうのは「何も意図せず勝手にできちゃったような時間」って感じで、余裕っていうのは「自分で意図して作り上げた時間」って感じがすんですよね。

栃尾

おぉ~。

金子

おっ!たしかに!

安田

だから、忙しいっていうのも、すごく余裕があるっていう時間も、どっちも多分人生には必要で、「気づかないうちにめちゃくちゃ忙しくなってた」とか、「気づかないうちにめちゃくちゃ暇で人生終わってた」みたいなのが一番良くなくて、結局どっちも自分が意図して「ここからここまではめちゃくちゃ詰め込んでやるぞ!」とか、「ここからここは何も入れずにボーッとしてるぞ!」とか、極論、意図した暇で「暇な時間作る!」っていう暇なんだったら、それで良いんじゃないかと思うんですけどね。

栃尾

うん。なるほど。

安田

どうでしょうか?

金子

どうでしょうか?

栃尾

はいはい。すごい明確じゃないですか。

安田

今、寝てました?

金子

あはは(笑)

栃尾

バレました?(笑)

安田

そういうことをちょっとまとめていただけると。

栃尾

でも、今おっしゃったとおりですかね(笑)

安田

(笑)最近なんか雑ですね。

栃尾

意図があるかないかで境目があると。

安田

そうですね。だから、めちゃくちゃ行動してるか、見た目が止まってるかってあんま関係なくて、頭ん中ではめちゃくちゃ動いてる場合もあるし、頭ん中も止まっちゃってる場合もあるし。やっぱ「意図して自分が思ったような行動をする」っていうことが大事なんじゃないかなって気がしますね。

栃尾

意図した余裕であれば成長もするってことですかね。

安田

はい。成長しない時間もあっても良いと思いますけど。

栃尾

あ~、意図していれば?

安田

意図してサボる時間みたいなのがあっても良いんじゃないですかね。

栃尾

安田さんがマンガを読むように?

安田

はい。まあ、あれは仕事だと言い張ってます(笑)

栃尾

そうなんですね(笑)

金子

ふっふ(笑)

安田

ということで、本日は以上です。どうもありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2018年9月5日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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