【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「GIVEの実験室をパクりました」2019年7月10日配信

第354回「GIVEの実験室をパクりました」
という質問者さん。
パクリとオマージュとリスペクトの境目はどこにあるのか。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

物事の善しあしの分別はわかるほうじゃないかなと思います。金子亜佑美です。

安田

安田佳生です。

栃尾

今回はこのような質問をいただいております。30代・経営者の方からです。安田さん、栃尾さん、金子さん、こんにちは。

安田

こんにちは。

金子

こんにちは!

栃尾

こんにちは。最近、友人の紹介でゲリラマーケティングを知り、さかのぼって聴いています。現在、名古屋市で、カフェとコワーキングスペースが混ざったような、人が出会える場所を運営しております。みなさんが開始されたオンラインサロン「GIVEの実験室」のコンセプトである、「誰かのためにみんながあげたら、そのうち返ってくる」、その考えに非常に共感し、私の運営する場所でも、オフラインになりますが、そんなことをやりたいとスタートいたします。もともと名古屋駅の再開発により1,000日しか営業できない箱なので、「サウザンギフトチャレンジ」という名前で、「1,000日で1,000個の贈り物をしよう(1,000日の間に1,000個の出会いや誰かのために動くこと)」ってのを始めます。そこでご質問です。このチャレンジ企画、安田さんはじめゲリラマーケティングのみなさんがやられていることと内容はほぼ同じ、オンかオフか、会ったことあるかないかの違いと、広がりが広いか狭いかの違いだけだと思います。こんな「パクリ」「オマージュ」「リスペクト」「盗作」の境目を教えてください。希望は「かめちゃん、リスペクトがあるオマージュだから、やっちゃっていいよ」という安田さん公認のお言葉がいただければ幸いです。よろしくお願いします。ということです。

安田

はい。えー、ダメです。

金子

うはは(笑)

栃尾

うそだ(笑)

安田

この人、質問と言いつつ、ものすごい宣伝を入れ込んでませんかね(笑)

栃尾

そうですね、名前までいろいろと。

安田

そのうえ僕に推薦まで出させるっていう、なかなか、これ、手の込んだ賢い人ですよ。

栃尾

(笑)

金子

賢いよ。

安田

はい。これをぎゃふんと言わすには、「ダメです」と(笑)

栃尾

ひどい(笑)許可取りたかったんじゃないですか。

安田

じゃあ、許可してあげますか?

栃尾

いいんじゃないですかね。

金子

いいことじゃないですか。

栃尾

「かめちゃん」っていうお名前なんですかね。

安田

かめちゃん、経営者なのに……30代でね、そろそろ卒業しないとね、そういうのは。

栃尾

ちゃん付けから?(笑)

安田

(笑)

金子

ああ、そういうこと。

安田

まあ、じゃあ、名古屋ですよね、名古屋駅の近くでコワーキングスペースをやっていて、1日1個誰かのためにギブするというのをやると。

栃尾

うん。

金子

うん。

安田

すると、1,000日で1,000個になるということですか。コワーキングスペース、いっぱい人がいそうなんで、1,000超えそうですけどね。

栃尾

そうですよね。来た人みんながやるとしたら万とかいきますよね、きっと。

安田

ね。計算が合わないんで、じゃあ、あの……

金子

「じゃあ、あの……」って(笑)

安田

(笑)

栃尾

この方だけがやるっていうこと?

安田

あ、この方がやるんですか?

栃尾

わかんないです。この方だけがやるのかなと、ちょっと思ったんですけど。

安田

でも、ひとりで1,000ギブやるっていうのは、なかなかいいかもしれないですね。

栃尾

ああ、毎日毎日?

安田

毎日。1日1個必ず誰かにギブするって1,000日やったら、ものすごい存在になれそうですよね。

栃尾

はい。たしかに。

安田

で、これはなんですか、パクリか、オマージュか、リスペクトか、盗作かと。

金子

境目。

安田

べつに、そんなに似てるわけでもない気がするんですけど。

金子

うーん。

栃尾

うーん。オフラインだからですかね。

安田

はい。うーん……なんで「実験室」かっていうことをわかってくれてるんですかね、この人は。「そのうち返ってくる」っていうとこなんですけど。

栃尾

でも、そういうふうに書かれてましたよね。「みんながあげたらそのうち返ってくる」、うんうん。

安田

そこんところをちゃんと、何て言うんでしょう、これはそういう実験で、「あげ続ければすごい量になって返ってくるかどうかを実験する」っていうですね、僕はこの「GIVEの実験室」で返ってこなかった場合には、もうギブアンドテイクを否定する立場を明確に打ち出そうと思ってますので。実験室なんで。

栃尾

「実験失敗だった」と(笑)

安田

はい。「実験したけど、あんなもんはたわごとだ」っていうのはしっかり言っていこうかなと思ってますんで、リスペクトされてるんだったら、そこはやってほしいなと。

金子

うん。

栃尾

うん。でも、安田さんの中である程度確信があるわけですよね。ギブし続ければ。

安田

戻ってくるっていう?

栃尾

そうです。「世界の法則だから」って前におっしゃってたと思うんですけど。

安田

そんなこと言いましたっけ?(笑)

栃尾

言いました。「世の中の法則があるんだから、なんでみんな知らないんだ」みたいなことを言ってたと思いますが(笑)

金子

(笑)

安田

まあね、そう言わざるを得ない立場ですからね。まあ、こうやって宣伝してあげてて、OKもするわけですから、名古屋駅前では僕らの宣伝を当然してくれるんですよね。

金子

いやぁ~、お願いしますねぇ。

栃尾

(笑)遊びに行きたいですよね。遊びに行けないかな。

金子

たしかに。

安田

で、どうなんですか?パクリの境目は。

栃尾

ね。まあ、ライターなので結構考えますけれど、でも、所詮ライターなので、オマージュとかはないですよね、ほとんど。

安田

オマージュ。

栃尾

うん。映画とか音楽とかはあるのかな。

金子

ありますね。

栃尾

ライターっていっても商業ライターなので、基本的にはまねはしないっていうか、著作権があるものはまねはしないっていう。

金子

こと?

安田

僕もむかし名刺に書いたことがあるんですけど、境目研究家じゃないですか、私、一応。だから、本物と偽物の境目というものを考えたことがありまして。たとえばシャガールの贋作をつくったのがピカソだった場合。ピカソがシャガールをまねしてそっくりのをつくるわけですよ。すると、シャガールとしては贋作なんですけど、ピカソとしては本物なんですよね。

栃尾

たしかに。

金子

お~。

安田

これは果たして贋作なのか、真作なのか、どうでしょう?金子さん。

金子

え~っ!?それは、でも、ピカソは真作になるんじゃないですか。

安田

ピカソの真筆であると。

金子

真作。はい。

栃尾

「シン」って「真(マコト)」っていう意味ですか?

安田

真っていう意味ですね。

栃尾

私は価値のある贋作だと思いますけど。

安田

価値のある贋作?

栃尾

そうそう。

安田

“価値贋”ですね。

栃尾

ウケちゃった(笑)ぜんぜん笑ってないじゃん、亜佑美ちゃん(笑)

金子

話が高度すぎて(笑)

栃尾

笑いのツボがずれてる(笑)

安田

ということは、えー……ちょっとわかんなくなっちゃいましたけど。

金子

わかんなくなっちゃいました?(笑)

栃尾

(笑)

安田

つまり、この人はピカソじゃありませんから、価値のある贋作ではないと。

栃尾

価値がないっていうことですか?

安田

贋作だったら。でも、どうなんですかねえ、僕はむかしからあんまりマーケティングっていうのを同業他社を見てやったことがなくて。

栃尾

ああ、おっしゃってましたね。

安田

はい。もちろん、いろんなところで情報に触れて、僕らの「GIVEの実験室」を見てひらめいたとかあると思うんですけど、基本的に自分で「こういうことをやったら面白いかも」って思った時点で、もうオリジナルだと思いますけどね。

金子

うんうん。

栃尾

うん。

安田

だって、そんなこと言い出したら、ギブアンドテイク自体が神様のパクリですから、われわれ。

栃尾

(笑)でも、アイデアには著作権はないっていいますよね。

安田

うん、絶対ないですよ。

栃尾

うん。だから、パクリだとしても法には触れないというか。

安田

アイデアに固執する人いますけど、アイデア、つまり思いつき的なアイデアですよ、ほとんど意味ないですね。価値がないっていうか。

栃尾

そうですよね。iPhoneも出たときに「俺も思いついてたよ」っていう人がいっぱい出たっていいますしね。

安田

そうなんですか。

栃尾

そうです。「全部を画面にするっていうのは俺も思いついてたよ」みたいな。だけど、「そうじゃなくて、つくったことが大事だから」っていうのはよくね。

安田

iPhoneは無茶ありますね。ドロップキックぐらいだったら、なんか(笑)

栃尾

「俺も考えたよ」みたいな?(笑)

安田

「俺も考えてた」みたいなね。まあ、でも、ホント、同じだけど名前が違うだけみたいなのもいっぱいあるじゃないですか。

栃尾

あります。

金子

うん、ありますよね。

安田

ね。そういうのも、たぶん違う人が考えたんだけど同じものになることもあるし。厳密に言うと違うんですよ、たぶん。だから、あんま気にしなくていいんじゃないですか。「そっくりまねしてやろう」みたいなのはどうかと思いますけど、アイデアを参考にするのはぜんぜんOKじゃないですかね。

栃尾

うん。

金子

うん。いいことだし、やってることも。

安田

僕も、だから、アイデア出しとかはすごい無料でよくやるんですけど。

栃尾

そうですよね。

安田

ええ、飲み会とかでもやりますし、「そんなのタダでやっていいんですか!?」って言われるんですけど、アイデア自体ってそんな価値がないと思ってて、それを商品化とかビジネス化するほうが大変なんで。

栃尾

うんうん。

金子

そうですよねえ。

安田

はい。だから、この人がこれやって、これをひとつの価値にするほうがものすごい大変で、それができるんだったら、もう、ぜんぜんこの方の功績じゃないかと。ただ、僕らの番組を宣伝に使ったことは許せませんけど。

栃尾

(笑)

金子

許してあげましょうよ(笑)

安田

許してあげますか?

金子

許してあげましょう、もう。

安田

じゃあ、あの……

金子

おまとめの時間だ。

安田

おまとめを、はい。

栃尾

おまとめどうしよう。アイデアはパクリじゃないっていうか、アイデアに価値があるというわけじゃなくて、実行してちゃんとうまくいくということが、その人の力であり価値でしょう、という感じですかね。

金子

おぉ。

安田

おざなりなおまとめを(笑)

栃尾

そんなことないですよ(笑)言い方がちょっと拙くなりましたが。

安田

まあ、そうですね。だから、気にせず、みんなでギブすりゃいいんじゃないですかね。世の中、ギブのほうが多くなりゃ素晴らしいですから。

栃尾

うん。うまくいったら、また教えてほしいですね。

安田

ええ。

金子

じゃあ最後に、このかめちゃんのくだり、言ったほうがいいんじゃないですか?

安田

何ですか?

栃尾

「やっちゃっていいよ~」って。

安田

やっちゃっていいよ、はい。かめちゃんどうぞ、やっちゃってください。

栃尾

投げやり(笑)

安田

(笑)ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2019年7月10日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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