【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「友達がただ同然で仕事を頼んで来ます」2020年2月19日配信

第386回「友達がただ同然で仕事を頼んで来ます」
というフリーランスのお悩み。
それは頼む方が悪いのではなく、頼まれる方が悪いのです。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

空の写真を撮り始めました。金子亜佑美です。

安田

安田佳生です。

栃尾

今日の質問は、50代・パート事務員の方からいただいております。安田さん、栃尾さん、金子さん、こんにちは。

金子

こんにちは。

安田

こんにちは。

栃尾

番組が大好きで、毎週楽しみにしています。以前質問を取り上げていただき、「お互いギブしあっていけばいい」とアドバイスいただき、以後楽しく働いています。

金子

おぉ。

栃尾

最近モヤモヤする問題があり、再度質問いたします。副業のひとつとして通訳の仕事をすることがあるのですが、「知り合いだから」とタダ同然で頼まれたり、主要な任務の付け足しで「あれもこれも」と頼まれたりすることがあります。「時間もあるし、難しくないし、これぐらい仕方ないか」と受けはするものの、あまりうれしくありません(何でもかんでも「お金お金」というのは、ギブの精神からいっても味気ないと思いますが)。こういう依頼の背景には、「ボランティアやタダでもやりたい人がいるんだよ」という現状があり、安田さんがおっしゃるように、「最初はタダでもいい」と仕事を受け始めると、いつまでもタダが続くような気がするのです。「タダでも仕事する人と思わないでほしい」というのと、ギブの精神のバランスを取りたいです。どうすればよいでしょうか?という質問です。

安田

はい。……え、空の写真?

金子

空の写真撮り始めました。

安田

最近、金子さん、早口すぎて何言ってるかわかんないんですよ。

金子

えっ!?マジっすか?

安田

はい。

栃尾

アバンコールがですか?

安田

アバンコール??

栃尾

最初のあれがですか?

金子

うれしいっちゃうれしいですけど。

栃尾

早口なのが?

金子

ずっと早口にしたかったんで。

安田

栃尾さんはわかりました?

栃尾

「空の写真を撮り始めました」?

安田

はい。

栃尾

わかりました。

安田

空の写真を撮り始めてるって知ってました?

栃尾

ああ、インスタで。

安田

だからわかるんじゃないですかね。

栃尾

あ、そうか。

金子

そうか。「そらのしゃしんをとりはじめました。」噛んじゃう(笑)

栃尾

早いっていうより、ちょっと棒読みっぽいし、モゴモゴしてんのかもね。

金子

たしかに。モゴモゴしてるかもしれないです。

安田

「スカイの写真」って言ってほしかったな。

栃尾

もっとわかんない(笑)

安田

もっとわかんないですね(笑)

金子

スカイの写真かぁ。それですね。わかりました。じゃあ、次からそうします。

安田

「空(スカイ)」って。

金子

ああ、オーケーです。……あ、空?ん?あ、オッケーです。

栃尾

(笑)

安田

空の写真、なかなか撮らないですもんね。

金子

私、いま実家に住んでるんですけど、実家がめちゃくちゃ田舎で、田舎はね、空がきれいなんですよ。

安田

そうなんですか。

栃尾

わかる。私も実家に帰ったとき撮ります、やっぱり。

金子

あ、そうなんですね。

安田

空なんて、でも、つながってるはずなのになぁ。おかしいなぁ。

栃尾

都心だと下のほうまで見えないじゃないですか。

金子

そう。そうだ。夕暮れのね。

安田

下のほうまで??

栃尾

そう。空が狭いですよね。建物が高いから。

安田

ほぉほぉほぉ。

金子

うんうん。

栃尾

田舎のほうが建物がないから、空が広い。だから、グラデーションがきれいだしね。

金子

そうなんですよ。

安田

横のほうまで空ってことね。

栃尾

うん。

金子

そうです。横も空です。下も空。タテも。

安田

はい。ちょっと、空で終わっちゃいそうなんで。

金子

あ、すいません。

栃尾

すいません。

安田

えーと、ギブのお話ね。「ギブをして気持ちよく働いてるんだけど、通訳の仕事をタダ同然で頼まれる」と。

栃尾

なんとなくこの方覚えてますね、前に質問いただいたとき。

安田

あ、そうですか。なんか、栃尾さんは「タダ同然だったらタダにする」みたいなこと言ってませんでしたっけ?

栃尾

ああ、そうですね。すごく安く受けるんだったら、タダで受ける。

安田

それは“貸し”をつくるためと。

栃尾

そう(笑)

安田

タダだったら貸しになるけど、1円でももらっちゃうとお金もらった仕事になっちゃうからってことですよね。

栃尾

「等価交換だと相手は思うんじゃないかな」と思うわけですね。

安田

なるほどね。それは非常に正しいと思いますね。

金子

うん。

栃尾

(笑)そうですかね。

安田

でも、よく、こういう質問されるんですけど。たとえばデザイナーさんの人が「友達に“ロゴをタダでつくって”って言われた」とかね。

金子

うん。あるあるぅ。

安田

はい。金子さんもね、音楽やってて、「“なんか1曲つくってよ”みたいに言われた」とかね。

金子

あるあるぅ。

栃尾

私もジングル、タダでつくってもらったしね(笑)

金子

あるあるぅ(笑)

安田

それは、でもですね、タダだと思わせてるほうにも責任あるなって僕は思いますけどね。

栃尾

ふーん。

金子

うん。それは思う。私にね。

安田

いやいや、金子さんに……

金子

ってことですよね。

安田

っていうってことじゃないです。

金子

ふはは(笑)

安田

じゃあ、どこが悪いと思います?

金子

料金設定をお伝えしてないからってことですよね、結局。

安田

そうですね。相手にちゃんとわからせてないっていうか。

金子

うん。「自分はこういう料金でお仕事してるから、それ以外は受けられないですよ」っていう感じのニュアンスを出さないといけない。もしくは、タダでもいいけど、そのあとどうな……る、みたいな……のが欲しい……とか。

安田

(笑)何に対してお金を取ってるかって、わかりにくかったりするんで。物がない仕事じゃないですか。そうすると、原価タダみたいに思われるんで。

金子

そうですね。

安田

だから、カウンセリングとかもそうですよね。占いとかも、「ちょっと占ってよ」みたいなのとか。

金子

うんうん。あ~、はいはい。

安田

なりますよね。

金子

なりますね。

安田

だから、それが「値付けされたもんだ」ってわかりやすくしてあげることが必要で、たとえばですね、家でお酒飲むのと、まったく同じ酒を店で飲むと高いじゃないですか、当たり前ながら。

金子

あ、そうっすね。

栃尾

はい。

安田

でも、そのお金を取るために、お店ではちょっといいグラスに入れたりとか、氷にこだわったりとか、店の雰囲気とかね、何かあるわけですよ。たとえば原価で1杯300円の酒を、友達んち行ってですよ、1杯600円で出されたら、「なにこいつ」って思いません?

金子

うん。思う。

栃尾

うん。

安田

思うじゃないですか。それは家だからなんですよ。

金子

なるほど。

栃尾

はい。

安田

でも、友達が店をやってて、店で1杯600円で出されたら、「まあ、店だからね」と思うでしょ?

栃尾

思います。

金子

うん。思いますね。

安田

だから、店の状態にしてあげないといけないんですよ。

金子

環境ってことですか?

安田

だから、値段設定を相手に明確にわからせるにはどうしたらいいかってことですよね。

金子

そうっすね。

安田

はい。僕は、だから、よく紙モノのパンフとかつくりますよ。

金子

へぇ~。

安田

「この時代に紙ですか!?」って言われるんですけど、紙に印刷してあるだけで、「定価があるんだ」っていうふうに相手は思ってくれるんですよね。

金子

あ~、なるほど。

栃尾

物理的なモノっていうのが結構意味があるんですね。

安田

人間の心理としてね。

栃尾

心理的にね、はいはい。

安田

箱に「定価何円」って書いてるだけで、それが50パーセントオフとかになると安い気がするじゃないですか。

金子

たしかに。

栃尾

うん。そうですね(笑)

安田

「定価」って書いてあると「定価あるんだな」って思うんで。だから、「私の定価はこれですよ」っていうことを、口で言うとなかなか定価にならないんですよね。

金子

なるほど。

栃尾

はいはい。

安田

だから、その工夫は絶対いりますね。たとえばホームページとかをつくって載っけて、知り合いとかにちゃんと見てもらうようにするとか。それをやらないんだったら、依頼されたときに、まず、ちゃんと言わないといけないですよね。

金子

うんうん。そうですね。

栃尾

はい。「どこまでやります」とか。

安田

はい。「で、私の定価はこうなってます」って言って。それを言えないっていうことは、自分も自分の定価が、なんとなくあいまいなんじゃないかって気がしますね。人によって値段変えてるんじゃないかなっていう。僕もアイデアとかネーミングとかを売り物にしてますんで、言ったら原価ゼロ円じゃないですか。

栃尾

うん。

金子

うん。

安田

だから、そこに値段を付けとかないと、「いくらですか?」って聞かれてその場で答えて、「ホントなんだろうか?」って普通思いますよね。

金子

うーん、たしかに。

栃尾

うん。なるほどね。

安田

たとえば占い師のとこ行ってね、占い師さんのお店に「1回占い何分いくら」っていう看板が出ている場合とですよ、出てなくて「いくらです」って言われたら、「ホントなのかな?」って思いません?

金子

思いますね。

栃尾

安田さんは気軽に「これについてアドバイスください」とかって、「タダで」みたいな感じで言われることはないんですか?

安田

「タダで」とは言われないですけど。

栃尾

「タダで」とは言われないけど、「払う意思はなさそうだな」っていう感じで相談を受けることはあるんじゃないですか?

安田

ありますあります。

栃尾

そういうときはどうするんですか?

安田

そういうときはタダでアドバイスしますよ。僕は基本的に、アイデアそのものには価値がないと思ってますんで。

金子

なるほど!

栃尾

モヤモヤっとしないですか?ずうずうしく、いくつも、「毎回言ってくるな、この人」みたいなのはないんですか?(笑)

安田

(笑)ないですね、あんまり。

栃尾

なんででしょうね。

安田

僕の場合は、まず、「一緒に晩ご飯をご馳走してくれたら、ビジネスアイデアをそれなりに考えますよ」っていうことをサービスとしてやってるんで、そこでアイデア出して、まあ、言ってもそんなにすごいことできないんですよ、1時間やそこら考えたぐらいで。だけど、「もしかしたら、この人がずっと考えてくれたら、すごくなるんじゃないかな」っていう人は、改めて僕に仕事として発注してきてくれますね。

栃尾

それはちゃんと値段を提示してあるからっていうことですかね、きっと。

安田

そうですね。だから、まずは自分の値段表をつくって、知り合いに周知するってことが大事なんじゃないですかね。

栃尾

うん。

金子

はい。

安田

あとは、通訳とかでも、いろんな通訳があると思うんですけどね。「これだったらタダでやってあげてもいいよ」っていうの、あるじゃないですか。

栃尾

うん。たしかにあるかも。

金子

うんうん。

安田

あるかもしれないなっていう。だけど、「この分量とかこの労力で、これはタダはないだろう」みたいなこともあるでしょうし。たとえば「この単語ってどういう意味なの?」って聞かれて、「答えるのにお金取るのか?」みたいなの、あるじゃないですか。

金子

たしかに。

栃尾

それはそうですね(笑)

安田

だから、僕にとっては「アイデアを聞かれて言う」っていうのは、その程度のもんなんですよ。

栃尾

なるほどなるほど。

安田

まあ、おまとまりがなくなったんで、最後の3秒で、じゃあ、おまとめをお願いします。

栃尾

(笑)はい。値段表をつくりましょう。って感じですかね。

安田

はい。

金子

さすがでーす!

安田

ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2020年2月19日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
プロフィールはこちらから

 

 

オンラインサロン始まりました

感想・著者への質問はこちらから