こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
生まれてこの方、猫アレルギーだと思っていましたが、猫アレルギーではありませんでしたー。金子亜佑美でーす。
安田佳生でーす。
チェックしに行ったみたいな?
行きました。病院にアレルギー検査に行きまして、はい。
よかったね。
はい、よかったです。
それでわかるんだ。
そうなんですよお。結構何でもわかります。
猫アレルギーって、つまりネコ科ってことですか?
猫皮膚って感じですね、書いてあるのは。
猫皮膚?へぇ~。
はい。猫皮膚、犬皮膚、あとは蛾とかですね。あとはゴキブリとか、そういうのがあります。
ふーん。
なるほどね。
でした。
はい。ということで、今日はですね、ちょっと、あの、なんていうんでしょう、「自分の役割をどうやって見つけていくか」っていう話をしたいなあと思ってまして。
はい。
はい。
最近、私、スクールをやってるじゃないですか。
はい。
うんうん。
「自分の商売を見つけていく」っていうスクールをやってて、そこで5人1チームで商売をつくっていくんですね。
ふーん。
で、それをやりながら、「これは仮説だと思ってたけど、これは間違いないな」という、自信が確信に変わった松坂大輔さんみたいな瞬間がありまして。
(笑)
すごい。
ええ。それは何かというとですね、僕は、生まれながらにして人間というのは、その人にしかない役割があるというふうにずっと思ってるんですけど、それは実は関わっていく人間によって変わっていくんじゃないのかなってことなんですね。
あ~、そうなんですか。へぇ~。
なんていうんでしょうねえ、たとえば無人島に偶然、飛行機が難破して流れ着いたときに、自分の得意なことで、そこでみんなで生き延びるお手伝いをするわけですよね。だけど、誰と流れ着くかによって微妙に役割が変わっていくわけですよ。
おー。
まあ、たしかにそうですね。
完璧に変わるわけじゃないんですけど、自分の得意とか好きを生かしながらなんですけど、やっぱり、まわりにいる人に影響されるんですね。
はい。
うん。
で、5人で、お互いにスクールで一緒に考えるんですよ。「私はこんな人です」みたいなことを自己紹介し合いながら、「こんなことが好きで、こんなことが得意で、こんなことが苦手で」みたいななかから、「じゃあ、こういうことを仕事にしたらいいんじゃないですか?」みたいなアイデアをみんなで出すんですね。そのとき集まる5人って、すごい偶然なんですよ、たまたまその回に応募しただけで。ところが、その影響を人は受けて、そこのちょっとしたアドバイスとかその人の出会いによって、「たしかに自分の役割はこういうことかも」みたいなところが見つかっていくわけなんですけれども。
うん。
えーっ。
つまり私が確信したのは何かっていうとですね、世界中にいろんな人がいて、「いま、こんな職業が流行ってるよ」みたいなところから考えたりしがちなんですけども、自分の役割っていうのは、自分がいま付き合ってる身近な人たちとの関係性で決まっていくんじゃないのか、ということなんです。家族や職場で会う人、友だちとか、ここでこうやって一緒にポッドキャストをやってる我々とか。そんななかで、その人との関係性をよくよく考えていくと、「私って、もしかしてこういう役割なのかも」っていうのが見えてくるんじゃないかということなんですよ。
はい。
なるほど。たしかに。
そういう側面はありますよね。
つまり、人との出会いって偶然みたいな感じがするんですけど、偶然という名の必然じゃなかろうかということなんですよ。
うんうんうん。
おー、そうなんですね。
なんか、栃尾さんがバカにしたような顔で見られてますが。
え、そうなんですか?(笑)
(笑)。そんなことないですか?
いや、なんか質問があってですね。
はいはい。
質問よろしいですか?
どうぞ。
私、いろんなポッドキャストに出てますけども、「それぞれキャラが違う」って言われるんですね。
なるほど。
それはたぶん、その場所によって役割を変えてるんだと思うんです。
うん。
だから、「身近な人の関係性で役割ができる」っていうのは、ほんとに、まさにそうだと思うんですけど、どれもその場の私の役割であって、別の場所で応用できるかどうか、まあ、もちろん応用はできるんでしょうけど、同じではないなと思うんですね、別の場所に行ったらまた。
うん。
それについてはどんなふうにお考えなんでしょうか?
えーと、「関わる場所によって、どんどん役割が変わっちゃうじゃないか」ってことですか?
そうですね。「その5人のなかではその役割だったけど、別の場所に行ったときには、また別の役割を探さなきゃいけないのか」っていう感じのことですね。
職業として見つけるときには、どういう人との関わりのなかで自分がやっていくかっていうのを、もうちょい、主体的に考えたほうがいい気がしますけどね。
あ~、はい。
たしかに家での役割とか会社での役割とか、場所によってもちろん変わるんですけど、さっき言ってた、なんていうんでしょう…生きていくうえでの「私は何屋さんなのか」っていうような職業としての役割でいくと、仕事として関わっていってるなかで、自分のまわりにどんな人がいるのかっていうのを考えれば、そんなに何パターンも出てこない気はしますけどね。なんとなく、そのときに出会ってる人によってもちろん影響は受けるんですけれども、「そのなかで自分が求められているのは、たぶんこういうことなんだろうなあ」みたいなのが見えてきそうな気はしますけどね。
ここで「何屋さん」って決めることによって、その5人なりの、外に出ても、その役割が生かせる、みたいなことなんですか?
えーと、その5人にとっての役割っていうだけじゃなくて、「その5人から見たらどういう人に見えるのか」っていうところですね。
なるほどなるほど。
なんていうんでしょう、その5人しかお客さんにならないっていうわけじゃなくて。自分のことってなかなか見えにくいじゃないですか、「何ができるのか」とか「何が得意なのか」って。「私から見たら、あなたはこういうところがとってもいいですよ」みたいな感じなんですけどね、それをそのときに教えてくれる人は偶然そのまわりにいる人なんですけど、それが結果的に、普遍的に、人生を通しての自分の役割を見つけるヒントになるんじゃないかってことなんですけどね。
うん。なるほど。
結果的に、その……
はい、なんでしょう?
決められてないように見えて、実は偶然出会ったみなさんは決められてた、みたいなことですか?
そうそう、そういうことなんですよ。たまたま出会った人の影響を受けて、そんなふうに決まっていっていいんだろうか?って思いがちなんですけど、たぶん、たまたまではなく……人生に深く関わる人って、そんなにたくさんいないじゃないですか。
はい。
うん。
地球上には何十億人も人がいます。実際に会って話する人も少ないですけど、ある程度自分の考えに影響を与えるぐらいの付き合いの人って、すごい少ないと思うんですけどね。
うん。そうですね。
その人たちから自分がどう見えてるかっていうのをこまめに拾っていけば、案外自分の役割は見つかるんじゃないのかなあというふうに思った次第であります。
私、今日、ちょっと、ハッと気づいたことがあるんですけど。
はい。なんでしょう?
私にお仕事をくださる方がいるんですよね、定期的にくださる方が、発注してくださる方がいて、その方たちがなんで私にお仕事をくれるのかって、はっきりわかってるわけじゃないんですけど、私が自分でわかってないところの私の能力を評価してくれてるんだなっていうことを今日わかったんですよね。
なるほど。まあ、でも、まさにそんな感じですよ。
だから、「自分だとわからないけれど、あの人たちには何かが見えてるんだ」っていうことが、「ああ、あの人も、あの人も、あの人もそうだったんだ」っていうふうに思いました。そういうことなんですかね。
うんうん。
そうそう、そういうことなんですよね。あんまり、まわりから離れたところじゃなくて、「なんとか性格検査」みたいなのもありますけど、どちらかというと自分の身近な人から見て「こういうことがいいんじゃないの」と思ってくれるようなところが、いちばん自分の役割を見つけ出すのに近しいヒントじゃないかって気はします。
そうですね。
うん。だから、友だちとの集まりとか、栃尾さんがポッドキャストで「自分は結局いつもどういうことをやってるんだろうか」みたいなことを考えていくと、ぜんぜん違うことをやってるわけじゃないような気がしますけどね。
うんうんうん。
……むずかしい話になってしまいました。
(笑)
でも、身近な人、大事ですね、はい。
うん。
だから、いま自分のまわりにいる人っていうのを、すごく意識することが必要なんじゃないかって気がします。
うんうん。
うん。ほんとに思います。
ということで、まとめようのない話ですが。
おまとめを。
まとめはやめときましょう。
あ、やめときます?
(笑)
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2021年6月30日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
*Spotify、Google Podcasts、Apple Podcast、iTunes、Amazon Musicでも配信中!
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。