
キンカンって、でもね、すごいおいしそうだし、カクテルとかにも入ってるとね、すごいおいしいんですよ。だから、売ってるとついつい買っちゃうんですけど、買って、だいたい使わないというか、なにに使えばいいのか。

安田さんは「このビジネスうまくいきそうですね」みたいに、「うまくいく気がします」みたいにおっしゃってるので、当たるとしたら見る目があるってことだと思うんですけど、あと、他にも人を見る目とか、芸術作品を見る目とか、あと、一流のものを見極める目とか、いろいろあると思うんですけど、それを養うためにどんなことをしてるかなっていうのを聞きたいです!

たとえば絵とかは、僕、絵心ぜんぜんないですけど、もしそういう仕事するんだったら、有名な絵とか、なんていうんでしょう、ゴッホとかじゃなく、見たことないんだけど、そこそこ有名な、お金がついてる金額の絵をたくさん見るんじゃないんですかね。

いままで採用選考でいちばんうまくいってる例、聞いたのは、経営者さんが自分の面接とか感情とか意思を反映させないと。選ぶ基準を試験、ペーパーテスト的なものとか適性試験で見て、その数値だけで判断するっていう人がいるんですけど、すごくうまくいってますね。

昔、アメリカだったかな、特殊精鋭部隊みたいなものを選ぶための人選をデータだけで選んだ場合と、特殊部隊のものすごいキャリアがある人が面接して選んだ場合と、どっちのほうが精鋭部隊になるかってやって、「人間が介在しないほうがいいチームができる」っていう結果が出たらしいですよ。

仕事に関しては、ビジネスモデルというか、「これがうまくいくかどうか。どの程度の規模になるかどうか」っていうのは、ものすごい見る目がある人っていうのがいて、「これはデカくなる」とか「デカくならない」っていうのを瞬時に判断できる能力がある人はいますね。

だから好きなことを仕事にするようにしてるっていうことと、自分基準で考えますね。「自分だったらこの商品を買うかな」とか、「こういう言い方されたら欲しくなるだろうな」とか、「そういう商売だったらうまくいくんじゃないかな」という判断はします。だけど、純粋にモデルとしてのビジネスを、「どの程度の金額をかければ、どの程度までいくのか」とかっていうことを判断する能力は、残念ながら僕にはないです。

なんていうんでしょうね、数値化できる能力みたいなのが必要なんじゃないですかね。上場企業とか、これから上場する会社とかを買い取って、「この部分を切り取って、この部分にこれを加えれば、この売上は2倍になるよな」とか、「収益率アップするな」っていうことが計算できないといけないんで、それができる人は事業売却とかM&Aとかをするんでしょうけど、残念ながら私にはそういう能力はないですね。

ありがとうございます(笑)えーと、まず基準をつくるってことですね。いいものを見たりするっていうことと、あと、人に関しては、「データで選んだほうが成功する」っていう、「ビジネスは自分基準で考える」みたいなことでしょうか?(笑)
*本ぺージは、2022年7月20日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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