
今回はお便りをいただいておりますので……えー、質問ですね、質問いただいておりますので、読みたいと思います。50代・会社員の方です。安田さんに扱ってほしいテーマですけれども、「傷」と「痛み」のちがいというか境目についてです。私はカウンセリングを学んだり実践したり教えたりしているのですが、心の成長を語る際に、「“傷つくこと”や“痛みを感じる”によって成長する」というフレーズがよく使われます。ですが、それらは同義語的に使われているように感じます。しかし、私はそれらを厳密に使い分けるべきではないかと最近思い始めています。というのも、最近あるカウンセリング系の本で、「甘い痛み(スイートペイン)」という言葉を使っているのを見たからです。「傷つくことを恐れるな」と言うのと「痛みを感じることを恐れるな」と言うと、ちがう感じがしませんか?一般的には前者のフレーズを使うことが圧倒的に多いと思います。安田さんのお考えを聞かせていただければ幸いです。よろしくお願いします。これからもお三方を応援しています。ということです。ありがとうございます。

そうですよね。だから、傷つくことは受け入れないと生きていけないとは思うんですが、痛みを我慢するっていうのは、自分を壊しちゃう可能性があるので、痛みには敏感なほうがいいんじゃないかなって気がします。

傷が物理的でもなくて実際の現象であって、痛みっていうのはその反応であり、アラートで、サインであるということで、痛みのほうを適切にするっていうことが、生きるヒントみたいな感じかなと理解しましたが(笑)
*本ぺージは、2022年11月2日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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