「『自分の顔が嫌い、全然可愛くない』って言ってる人に対して」

人に相談する割に、せっかくもらったアドバイスに耳をかさない人っていますよね。
「自分では気付けない視点があると思うし、客観的な意見を欲しい！」って相談いただいてね。
僕なんか、変にピュアなところあるから、真に受けて素直に伝えるんです。
そしたら、「いや、それは違う」「それはやりたくない」「そんなことできない」なんて言われたりするんですよー。
一生懸命伝えたら、これですからね。僕からしたら、「なんだよぉ」って感じです。

でも、考えてみたら、「客観的な意見が欲しい」って言われて、素直に伝えてみたら、「それは違う」って反応も変な話ですよねｗ
客観ってそういうもんでしょう。

多分、自分の意見を肯定されたかったのだと思いますが。
だったら、最初から、「実は自信を持ちたいから褒めて欲しいんだよね」とか、「良い点だけを教えてほしい」って言ってくれたほうがやりやすいわけです。
僕みたいなピュアなコミュ障からしたらね。
相手が暗に求めている反応があって、それを正確に返せるか！？というのが、コミュニケーションの上手い下手を測るものだとしたら、それは僕にとってかなり高難度なゲームですよね。
余計な一言をさらっと言ってしまうタイプなので・・・

ただ、求める反応が透けて見えちゃってるケースもあって、しらけちゃう人も多いかも知れませんね。
「自分の顔が嫌いすぎて辛い、全然可愛くない」ってバッチリ決めた写真付きで投稿している人に、「ホントですね、全然可愛くないわ」ってコメントしてブロックされる、みたいなｗ
ここでの正解が「そんなことないですよ、すごい可愛いですよ！」みたいなコメントなのは、皆分かってますし、写真を見る限り可愛い方だと思うんです。
でも、承認欲求をここで満たそうとすることに、なんだか違和感を感じる人たちが少なからずいるわけです。
とは言え、わざわざ意地悪しちゃうと、そこは軽めの地獄絵図なんですよねｗ
でも、「自分ではそこそこ可愛いって思ってるんだけど、皆もそう思うよね？」とは聞けないわけですよ。

そう考えると、テストみたいに点数が出る世界って割と便利ですね。
76点とかって、絶対的な数値として評価されるわけですし。
ところが、アドバイスを求めてくる人の中には、76点という評価だけど、「いや、君は実際90点レベルのものを持っているよ、すごいわ」って言われたい人が一定の割合で存在するってことですよね。

僕だって、「天才ですね！」って言われたくてしょうがないですよ。
「飲みかけのペットボトルがあるのに、新しいの次々買っちゃって冷蔵庫がいっぱいになるんだよね」と僕が言えば、「そういうの天才に多いみたいですよ」って言って欲しいってことなんですよ。
「いよいよボケて来ましたね」とか核心つかれたりしたら、即ブロックですよ。

求める反応が透けて見えたときは、それに応えてあげましょう。
優しい世界になるのか、勘違いで鬱陶しいやつが増えるのか、それはわかりませんが。
（多分、後者・・・）

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