こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
チューペットにハマっています。金子あゆみです。
安田佳生です。
ぽっきんアイスね。
そうですね。人によっては呼び方が。
呼び方がね。
呼び方が違うと言われているあれです。
安田さんは何とお呼びになるんですか。
あの2つくっついてるやつ?
はい。甘い水って感じのやつ(笑)色のついた甘い水。
僕の頃はくっついてなくて、長い1本だったやつはチュウチュウと呼ばれてました。
ゼリー状?ゼリー状じゃなくてですか。
ゼリーじゃないです。液体。駄菓子屋で売ってました。
ねじれてるやつでもなく。
ねじれてない。
へえ。見たことないですね。知らない。
知らなかった。
ということでですね、早速の今日のテーマですが。今日はちょっと重いテーマなんです。
はい。
ま、金子さんも仕事柄ね、接すると思うんですけど。人の死についてということで。
そうですね。
その中でも自死ということについて。うちの妻も、りゅうちぇるさんが亡くなられたってことに、ものすごいショックを受けてまして。
うんうん。
金子さんもショックだって言ってましたけど。
あー、びっくりしましたね。
ジェンダー問題とか色々あるので、個別の状況については、なかなかコメントしづらいんですが。人がね、自分で死を選ぶということ全般について、ちょっと考えてみたいと思うんですが。ああいうニュースには必ず「ここに連絡してください」っていうのが、書いてありますよね。1人で悩まないでっていう。
そうですよね。なんか、ああいうのを読んだ時に、引っ張られちゃう方が多いって言いますよね。
自殺する人に、職業とか関係ないとは思うんですが。最近すごく有名人の方、芸能人の方の自殺が目立つんですよね。多いような気がして。
コロナで増えた感覚ありましたよね。
コロナで増えたとも言われてますけど。歌舞伎役者さんのニュースも毎日取り上げられてますよね。
はい。
今の時代って、テレビに出てる有名人、特にイメージを売りにしてる人たちって、すごいストレスなんだろうなって気がして。
うーん。
たとえば歌舞伎の世界には、昔からこういう問題ってあったと思うんですよ。でも今みたいに大々的にメディアに取り上げられて叩かれることは、なかったんじゃないかな。
はい。
つまり表の顔、裏の顔みたいなのがあって、ある程度、裏では「ちょっとむちゃくちゃなことをやりながらストレス発散する」みたいなことが、まかり通ってたんだと思うんですよね。
はい。
今もう、裏も表もないじゃないですか。常に誰かが見てたり、なんか投稿されたり。
うん。
だから、息を抜けないっていうか。裏でやってたことでも、「こいつ、こんなことやってたぞ」ってSNSとかにアップされて。表の職業とか、人生そのものまで失っちゃう。
うーん。
「一体どこで息抜きするんだろう」っていうのがすごく気になります。
あー。
なんかすごいストレスの極地みたいな職業じゃないですか。
そうですね、自分を知らない人がいないみたいな感じまで有名になっちゃうと。かなりきついですよね。
やっぱり有名人なんだからとか、芸能人だからとか、映画スターだからみたいなのでね。昔の勝新太郎さんだったら、マリファナをパンツに隠してても、笑い話で記者会見したり。もう今あんなのじゃ済まされないというか。
許されないでしょうね。
大勢連れて飲んでるだけで、何やっても叩かれたりしそうで。
うん。確かに何やっても叩かれる感じは今ありますね。
テレビの中のイメージをそのまんま演じなくちゃいけない。もう家から一歩出たら「24時間オンの状態を続けなくちゃいけない」っていう気がします。
うん、そうですね。
仕事の時はちゃんとサインもするし、ニコニコするけど、オフになったら一切シャットアウトみたいなのが、昔は許されたんだろうなと。飲み屋さんで態度が悪かったりしても、まあまあストレスも溜まってらっしゃるのね、みたいな感じだったんじゃないのかなと思うんです。
ムカついても、それを暴露する場が別になかったですからね。
そうですよね。今は銀座の高級クラブとか飲み屋さんで、女性に対する態度がひどいみたいなのも叩かれるじゃないですか。
はい。
お金を払ってストレスを発散しに行ってる場所で、それをやったら叩かれちゃうっていう。
うん。
そういうことすら、もう許されない時代というか。本当にどこでストレス発散するのかなって気がしますよ。
だから海外に行って、羽を伸ばすみたいの、あるんでしょうね。
でも、ハワイに行ったら、空港でマスコミが待ってたりもするし。
ハワイは日本人も多いですし。
いや、ほんと、大変ですよね。
でも、それよりやっぱバッシングが強いんじゃないですか。SNSの。息抜きできないというよりは、常に罵詈雑言を浴びせられるみたいな。そんなことないんですかね。
あると思います。「そんな投稿は読まなきゃいい」って、言われるじゃないですか。
言う人いますね。
でも、多分、そういう評価も含めての職業というか。なんかある程度、そこも意識的にコントロールしなくちゃいけない。イメージを作っていかなくちゃいけない。いや、すごく大変な仕事だと思いますね。
うーん、なんか、りゅうちぇるさんとかは私からしたら結構強イメージがあったので、まさか自分で自ら死を選ぶみたいなのって、あんまり印象としてなかったこともあって、結構びっくりしたんですよね。
基本的にはストレス耐性の強い人が多いと思いますよ。テレビに出てきて、自分の生きざまをバンと出せるわけなので。ある程度、自分の芯が強くないとなかなかできないです。
うん。
わたしはなんとなく繊細で生きづらそうなイメージだったけどね。
両方あるんでしょうね。繊細さもないと生き残っていけないでしょうし。
ま、繊細だけど強い方っていうことだったのかもしれないですけどね。
強いと言うよりは、それを覚悟して生きてるって感じじゃないですか。でないとなかなかテレビにまで出てこれないですよ。
うん。そうですよね。
安田さんも、結構有名人かと思うんですけど。
私なんて全然ですよ。
もちろん、芸能人に比べたらあれですけど。普通の方にしてみたら、声かけられることとか、あと、ネットでディスられることとかもあると思うんですけど。そういうのはどうしてるんですか。
いや、やっぱしんどいっすよ。
そうですよね。誰だかわかんない人にも言われて。
僕でさえしんどいのにね。もう日本全国どこ行っても誰かが見てるとか、誰かに書き込まれるかもしれないとか。食事しても落ち着かないし、買い物してもそうでしょ。なかなかすごい仕事だなと思いますよ。
うんうんうんうん。
たくさんお金を稼いで持っていても、どこでどうやって使うのかなって考えちゃいます。それこそほんと海外行ったりとか。でも宇宙に行っても叩かれますからね。
あー、確かに。
ふふ(笑)なるほど。
なんか現代ほど芸能人がしんどい時代はないんじゃないのかなって気がすごくしました、僕は。
うん。
いま増えてるみたいですよね。コロナで、若い人の自殺っていうのが。
あー、普通の人もですか。
いやいや、なんとかならんもんですかね。
時代なんですよ、やっぱり。
うんうん。
人の目がすっごい気になりやすいじゃないですか。基本的にストレスって、他人との人間関係で起こると言われてるので。人のこと気にしなきゃいいんでしょうけどね。現代がこう、気にしないことが難しい時代なんですよね。
うんうん。はい、確かに。
そういうことでね、みんな、もうちょっとこう、気楽に生きようよと。
はい。
そういうメッセージをちょっと送ってあげてください。金子さんからも。
え、私からも?…気楽に、い、生きようよ!
はい。
ありがとうございます。
はい。
ということで、本日は以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日も番組をお聞きいただき、ありがとうございました。私たち3人とリスナーさんとでギブの実験室というオンラインサロンをやってます。参加したい方はキャンプファイヤーで検索するか、境目研究家安田佳生のホームページ(安田佳生ドットコム)からお申し込みください。では来週もお楽しみに。
*本ぺージは、2023年8月16日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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