この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第52回 サプリメントは食事の補助? 病気の予防?
第52回 サプリメントは食事の補助? 病気の予防?

今日は「海外のサプリメントと国産のサプリメントの違い」についてお聞きしていこうと思います。この対談の初期にも一度、久保さんからいろいろと教えていただきましたよね。

うーむ。とは言え、日本だって技術的には「効く」サプリメントを作ることも可能ですよね? それをさせないということは、製薬会社や医者への忖度とか既得権益とかがあるんじゃないかなと勘ぐってしまいます。

確かにそれは否定できないかもしれない(笑)。というか、以前にもお伝えした通り日本と海外では「サプリメントの位置づけ」が根本的に違っていて。特にアメリカでは「病気予防」のためにサプリメントを摂ることが一般的なんです。

そういえば以前、ビタミンCの点滴をやったことがあったんです。その時にクリニックの方が「海外から仕入れたものを使っています」と仰っていて。その理由もやはり、国産製品はビタミンCの濃度が高くなくて効果が実感しづらいからだと。

なるほど。ところで、国産のサプリメントに含まれる成分が少ないのであれば、規定量より多く飲むのはどうでしょう? 例えばアメリカのサプリメントの10分の1の量しか入っていないなら、10倍飲めば同じになりませんか。

それはもう個人の責任で…としか言いようがありません(笑)。というのも、サプリメントは必ずしも体に良い成分だけで作られているわけではなくて。賦形剤だったり添加物だったり、余計なものも入っていますから。

それは全く問題ないです。私もインターネットのサイトを通じて買っていますし、健康人生塾のセミナーにご参加された方などの購入のお手伝いをすることもあります。

笑。でも安田さんの言わんとすることもよくわかります。テレビCMや新聞広告で「健康のためにサプリメントを摂りましょう」と大々的に言っているわりに、きちんと症状に効く成分量は入っていないわけですから。

どうなんでしょうかね。でも、メーカーさんは本当に真面目に商品開発や製造に取り組んでいらっしゃるということは強くお伝えしたいです。「効きます」という表現ができず、そもそも効く商品を作ってはいけないということに、メーカーさん自身も悔しい思いをしているわけなので。

なるほど。粗悪品を簡単に世に出さないために、厳しい基準や表現の規制をする法律があるのは理解できます。でもそれなら製品を正しく見極めて、「本物」に対しては「効く」というお墨付きを与える許可を出せばいいのになぁとも思いますが…。

同感です。とは言え現状はまだ改善は見込めそうにないですよね。だからこそ私は今後も、安全性も高くてしっかりとした効果のある海外製のサプリメント情報を、より多くの方に正しく広めていきたいと考えています。
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。