このコンテンツについて
なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。
「無意味なコトに意味があるのだろうか?」
昔はやっていたけど、最近はめっきりやっていないコト。
今まで興味がなかったり、苦手でやったことがないコト。
こうしたことをあえてやってみる。
これ、僕が受講しているセミナーで出た課題ですが、
久しぶりに◯◯してみた。
初めて◯◯してみた。
というやつですね。
「何年間も」という期間、まして「生まれてこの方」というレベルでやったコトがないって、案外浮かばないものですね。
そもそも、ほとんど興味を失っているコトだったり、もともと関心の無いコトですから。
例えば、僕で言えば、「スポーツバーでサッカー日本代表の試合を観て盛り上がる」とか、「コオロギを食べる」とか、そんなコトになります。
あえて、そういう自分にとって無意味なコトをやることで、自分が何を感じるか?・・・を知ることが目的なのかもしれませんが。
わざわざやろうとしない限り、そういうコトをやろうとは思いませんよね?
・・・なるほど、やっぱり、これは思ったより難しいですよ。
例えば、蒸し暑い夜、居酒屋に行って、いきなり熱燗を頼んでみる、とか。
そんな方もいらっしゃると思いますが、僕には考えられない選択肢なわけです。当然、やったこともありません。
また、他にも食べるものがあるのに、コオロギをわざわざ食べる昆虫食という選択肢はありません。
となると、「久しぶりに/初めて◯◯してみた」というのは、かなり無理することになりますね。
無理した結果、どうなるのか?、何を感じるのか?
無理に何か意味を見いだせるのか?
現在の自分にとって、意味があるコトだと判断するのは、過去の自分の経験からですよね?
となると、過去と現在の延長にはない突拍子もない未来を考える場合には、現在の自分にとって無意味なコトをするのは、意味があるのかもしれませんね。
・・・何を言ってるのでしょうか、僕は。
あ、昆虫食と言えば、先日、オンライン英会話でスリランカ人の先生と話していると、「昆虫の蜘蛛は嫌いだけど、食べる蜘蛛は好き♪」って言ってて、驚きました。
ということで、スリランカに行くことがあったら、蜘蛛でも食べてみるかなぁ・・・
この行動、将来、何か意味を持つのでしょうか?
著者/市川 厚(いちかわ あつし)
株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/
LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/
<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。