「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第45回 ハウオリの初期費用は、約半年で回収可能?

まずはハウオリをやるための機材購入ですね。また、ハウオリは「特許技術」なので特許ライセンス使用料も必要です。さらにハウオリの技術を「商売」として成り立たせるために、お客様との関係性を育むためのマーケティングの勉強会も受けていただくことになっています。

それが「コミュニケーションアカデミー」ですね。ということはざっくり言うと、機材の購入をして、ライセンス料を払い、コミュニケーションアカデミーで学ぶ…この3つをやれる方であれば、「ハウオリ認定サロン」になれる可能性があるということですね。

出せるスチームがハウオリ特別仕様になっている機械なんですが、これが税別76万円。これによりお店のメニューに「ハウオリ」と「ヘッドサウナ」という2つのメニューを加えることができます。

ええ、原則はウチのお店まで来て研修を受けていただくことになります。ただ前回お話した京都の『AVANCER(アヴァンセ)』さんもそうだったんですが、出張費をご負担頂ける場合は、僕が直接お店まで出向くことも可能ですね。

なるほど。では最後に「コミュニケーションアカデミー」のお値段をお聞きしてもいいですか?

そうするとハウオリ導入の初年度は、機械代76万円・ライセンス関連費で66万円・コミュニケーションアカデミーの約100万円が必要ということになるので、合計約250万円くらいですか。それを皆さんどれくらいのスパンで回収できるんでしょう?

そうですね。一度ハウオリを導入すれば、ハウオリの売上は今までのカットやカラーといった技術売上にプラスアルファで乗ってくるので。強いて言えば、電気代と水代が今までよりちょっと余計にかかりますけど(笑)。

ははぁ…ますますハウオリを導入しない理由が見当たらないですね(笑)。とはいえ、単にハウオリの技術を導入するだけでは、そこまで利益は上がらないんですよね? 「コミュニケーションアカデミー」で独自のビジネスモデルを学ぶ必要があると。


以前の対談でお聞きした「チケット制度」などですね。ハウオリを導入するときにチケット制度も一緒に導入されるサロンさんは多いんですか?

今のところ100%導入いただいています。チケット制度とハウオリってすごく相性がいいんですよ。継続することで変化も出るし、効果もわかりやすいので。だから都度都度お支払いしていただくよりも、チケットを購入して1回あたりの料金が割引される方が、お客様にとっても頻繁に通いやすいですから。

いやぁ、素晴らしいですね。でも、おそらく今後はハウオリを導入したいというサロンが年間数十店舗単位で増えていくと思うんです。そうすると岩上さんからじっくり研修を受けたり、実際に自分のサロンに来てもらうことが、物理的に不可能になっちゃいません?


なるほどなるほど。ちょっとでもハウオリ導入にご興味があるオーナーさんは、早めにお問い合わせしてみてください。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。