こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
20センチほど髪を切って、お風呂が億劫じゃなくなりました!金子亜佑美です。
安田佳生です。
はい、本日は研修講師 50代の方からご質問いただいています。ご質問内容が、教育と研修の境目を教えてください。また、代理店を通しての販売スタイルの場合のお客様とは誰のことなのか、お客様の定義とは何なのか、代理店はビジネスパートナーであってお客様ではなく、お客様は直接的にお金を払ってサービスを受ける人という考え方をどう思いますか?ということです。
はい。
はい。
で、どういうことだ?
質問が2つあるわけですね、これは。
「境目をまず教えてください」と。
「教育と研修の境目を教えてください」。金子さんはどうですか?違うイメージありますか?教育と研修は。
教育はあれですね、小さいときに受けるやつ。
ほぉほぉ。学校で?
いや、お母さんとかから学ぶ「あんた、これやっちゃダメよ」みたいなやつで、研修は「これをやってください」って言われてやる、「絶対にこれはやらなきゃいけないもの」みたいな感じ。
っていうことは、学校の漢字ドリルを書くとかは研修と?
研修。
教育ではないと?
はい。
なるほど。
(笑)
(笑)
新しい発想。
新しい(笑)
じゃあ、「小学校中学校でやってることは、君たち教育じゃないよ」と?
「研修だよ」と。「やんなくてもいいよ」と。
なるほど。やんなくていいですね。
研修だから?
研修だから(笑)
なるほど。なんか、僕、目的が違うような気がするんですけどね、教育と研修っていうのは。研修は何らかのスキルを何らかの目的のために付ける。企業研修だったら、その会社の利益になるようなスキルを社員に付けてもらうとか、ね。で、教育は、今の教育がどうかっていうことは置いといて、基本的に教育は人を自由にするためにある、と僕は思っています。
良い言葉。
お。というと?
だから、まあ、知識が増えたりとかできることが増えると、たくさんの中から選べるようになるじゃないですか。でも、残念ながら今の教育は選択肢を広げているようには見えないんですけど、そういう意味では僕も金子さんと同じで、今やってんのは果たして教育なのか?って感じはしますけど。
じゃ、一緒ですね!
一緒かな?(笑)本来、目的が違うのかな。親が子どもに教育するのも、多分その子により自由な未来を選んでもらうために教えてるのかなっていう気はしますけど。
うん。
江美さんのご感想は。
じゃあ、先生の、教育の大御所の(笑)
いやいや、全然分かんないですけど、研修は教育の一部。だから違うんじゃなくて、包含関係にあるのではないかと。
なるほど。
なるほど。
教育のほうが大きいと?
そうです。人材教育とか言うじゃないですか、その中に研修がある。研修って割とカリキュラムってイメージですね、1時間とか何日とかいう研修があって。でも、教育ってそうじゃなくて、普段のOJTとかも教育だったりして、そういうイメージですが。
ということは、学校の中で教育も行われてるけど、その一部として研修も行われていると?
学校のことを研修と呼ぶか……。でも、スキルじゃないですもんね、あれ。
スキルじゃないんですか??
あ、スキルか。
数式を暗記するとか。
ああ、スキルですね。
暗記したことないっす。
でも、平仮名も暗記ですよ、あれ。
そうなんですね。
ですよね?意味ないことを覚えるわけだから、みんな暗記してると。
あぁ~。
じゃあ、後半いってみますか。
はい、後半に。お客様の。
多分、研修を代理店を通して販売しているんですね。で、研修って言うと分かりにくいんで、例えばパン屋に小麦粉を販売してるとしますね。小麦粉屋さんなんですね、この人は。で、パン屋さんがお客さんで小麦買ってくれるんだけど、「私のお客さんはパン屋じゃなくて、そのパンを買ってくれている消費者のために美味しい小麦作ってんだ」っていう。
エンドユーザーってやつですね。
はい。っていうことですよね、多分。お金払ってくれる人じゃなくて、直接、最終的にサービス受ける人をお客さんだと思ってると。
でも、代理店ってちょっとあれですよね、パン屋さんみたいに加工するわけじゃないから。
たしかにね。
ちょっとイメージが違いますよね。
そうか。じゃあ、スーパーですかね。スーパーに商品を卸して、スーパーを経由して買ってくれるっていう。
そうですね、たしかに。
すいません、じゃあ、パン屋さん否定されたんで、なかったことにしていただいて(笑)
なるべく純粋にイメージしたいなっていう。すいません(笑)
僕、昔、スーパーさんにそういう提案をしたことありましてね、スーパーさんじゃなく、スーパーに卸している食品メーカーだったんですけど、賞味期限が長いものを置きたがるんですね、スーパーって。短いとすぐ破棄しないといけない。消費者が長いほう買うんで。でも、そうすると使ってる油を変えないといけなくて。揚げ物だったんですけど。で、美味しく作ろうと思うと賞味期限短くなるらしいんですね。で、スーパーに「賞味期限を延ばせ」「油変えろ」と言われたらしいんですね。「でも、そうすると美味しくなくなっちゃう。どうしよう」ということを言われて、普通はスーパーがお客さんだとしたら言うこと聞かないといけないんですけど、僕はスーパーじゃなくて最終的にその商品食べて美味しいと思う人がお客さんだと思ってましたんで。賞味期限ってだいたいちっちゃい字で書いてあるんですよ、見つかんないように。だから、もっとでかく書こうと。「うちは賞味期限が他社の3分の1しかない。それはなぜならば、こっちの油を使ったほうが美味しくなるからなんだ」っていうことを前面に出せば、選ぶのは消費者じゃないですか。「だったら賞味期限短くてもこっちがいいや」と思って売れちゃえばスーパーって絶対仕入れるんで。っていうような提案をしたことがあって。
でも、それはスーパーも嬉しいわけですよね。
嬉しいですよね、売れちゃえばね。だから、スーパーの言うことを聞いてれば売れるのかっつったら、もしそこで油変えちゃったら今までのお客さんが離れていっちゃう気がするんですよね。この方はなぜこれを聞いてきたのかは分かんないんですけど。
たしかに。
多分、でも、代理店が喜んでくれることじゃなくて、最終的に研修受ける人が喜んでくれる研修をやりたいと。
いうことなんですかね。
いうことなんじゃないかと思うんで、それは僕はとっても正しい発想かなとは思いますけど。どうでしょうか?
だいたいそういうふうに呼んでるってことですよね、多分、エンドユーザーさんをお客様と呼んでいて、代理店の人はお客様と呼ばないんでしょうね。
どうなのかな。でも、代理店がエンドユーザーじゃないとしても、お金払っているのが企業だとするじゃないですか。そうしたら、企業が金払ってるけど、受けてるのは企業の社員ですよね。で、企業側が喜ぶのは、実質的にすごいスキルが上がるっていうのがいいんでしょうけど、実際、研修の現場を見てると、まあ、何ていうか、研修すること自体に価値を感じているというか、「うちはちゃんと研修してるよ」とか「研修受けた社員が結構満足してたよ」みたいな。だから、何ていうのかな、受けた人が喜ぶのと、スキル上がるのはまた別だと思うんですよね。どっちのためにやるのかっていうと、研修に関してはなかなか難しいと思います。ビジネス書とかでも色んな本出てるじゃないですか。で、「本当にこの本素晴らしいな」っていう本質的なこと書かれた本ってすごい稀なんですよね。でも、本質的なことって考え方なんで、答えが書いてないんですよ。結局「自分で考えろ」っていうことなんですよね。そうじゃない本のほうが圧倒的に多くて、例えば『金持ち父さん貧乏父さん』みたいな、「とりあえず不動産買え」みたいなやつがすごい売れるんです。そういう意味では本当にスキルアップする研修なるものがあるのかどうかとか、それが果たしてニーズがあるのかな?っていう感じがとってもします。
本当のっていうか、あれですよね、時間軸の問題ですかね。短期的に役に立つか長期的に役に立つか。
まあ、それもあるかもしれないですね。受ける側の力量によるっていうのもありますし。「長期的に役に立つ」って言ってしまえばあらゆることが、道でコケただけでもそれによってね……
得られるものが。
ありますから。
たしかに(笑)
なるほど。
ということで、今日は教育と研修の境目をビシッと言っていただいて終わりにしましょう。
えーっ(笑)
お願いします!
え?だって、なかったですよね?(笑)私は包含関係だと思います。
なるほど。私は目的が違うんじゃないかなと。自由にする教育が増えるといいなぁということで、本日は以上とさせていただきます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2018年6月6日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。
1件のコメントがあります
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