「両親が営む、小遣い稼ぎ程度の車両リース会社を事業承継するなら、何をどのように行っていけばよいか。」とのご質問。事業承継への具体的アドバイス、聞きたいですよね。しかし簡単にはいきません。まずは「おじさん図鑑」で盛り上がりました。(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール

過去はよかったかもしれないけど、ここから先に僕らの世代が、おじさんが継いでいくのに本当にそのビジネスでいいのか?っていうのがあるけど、やっぱり武器は「お父さんの会社が長い」ってことだよね。社歴があってB/Sが傷んでなければ、ここで調達ができるというということが1つだよね。

それよりはお父さんの会社で、これをベースに運転調達して、何某かの事業をやってこの会社を伸ばすっていう。箱の承継と……まあ、事業を入れ替えてもいいわけなんで。たぶん、バンバン伸びる事業だったらお父さんもやってるでしょ、さすがに。

と思うし、もしそうだとしたら、だって、3代目おじさんも横で見てたら「親父もっとやれよ」とか思ったはずだけど、そうじゃないんだとするならば……。まあ、だから箱をいかに使って伸ばすかってことになるかなあっていうふうに思うね。

車両会社でいくとするならば結構リスクがあると思う。車の調達資金の調達。それから回収の率がたぶんそんなによくない。プラス、この彼が営業ができるならいいけど、おそらく技術職で雇われてるから、営業したことないとするならば営業マンが必要になるんじゃないかなと思うんだよ。

結構大変じゃない?っていう感じがしちゃうんだけどな。まあ、規模感がぜんぜんわかんないから、もしかしたら何十億とかだったら、減ってはいるけど、毎年1億売上とかだったらあれだけど、そうじゃないとするんだったらちょっとリスクがあんのかなと思うから、この会社っていうリソースを使って何かやってみるのがいいんじゃないと思って。

そうそうそう。うん。と思う。それがいいのかなと思って。もし、でも、継続してやるとするんだったら、雇用はたぶんリスクだろうから自分で営業するのか。ただ、今の仕事を辞めたときの収入がなくなるからね、それでもバランスするのかっていうことをみながら。まあ、雇用よりはたぶん業務委託だろうし。

だから、今、どっちの方向にいくのかってことで、伸ばす方法とリスクを低減する方法っていうことがあると思うんだけど、最後の方法として考えてるのは、結構いろんなこと……最後の「株式会社に変えたあとに」っていうのが、もし今有限会社だとしたら、べつに株式会社に変えようと変えまいと、これも結構よく聞くけど、どっちでも同じなんで。

ないね。古く見えるんじゃない?少ないからね。そういう意味だとしたらいいんだけど、零細だから、いいも悪いも株主であるお父さんと、経営者であるお父さんと、従業員ではないんだけど従業員のように働くお父さんがぜんぶ一緒になっちゃってるっていう感じがあって、たぶんこの考えた方向になっちゃうと思うんだけど、それぞれ独自に違うので。事業承継って、これひとつって言っちゃあれだけど、事業を継承することだからね。だから、オーナーを自分にするのはいいんじゃない?株主になるのはまずひとつ。利益出していくとしたら、株価上がっていくから、今そんな高くないなら承継をしてしまう。

そう。で、金融機関がそこで保証に入れって言ってきたら断り続けるしかないと思う。ただ、経営者になるとたぶん保証とられるので、それが自分のリスクで、パターン1で言ったみたいに何か儲かる事業をガンとやって、それで大きくするんだったら仕方ないから受け入れる。だけど、それが特にありませんよと、たとえば「営業の業務委託ちょっと大きくしてみようかな」ぐらいの感じで、その会社がかなり債務があるんであれば、連帯保証人にならないように従業員として働くのか、誰か働かせるのか、べつに会社からフィーもらわなくたって、お父さんにアドバイスして「こうやって動かせばいいよね」ってやって大きくすることはできるじゃん?だから、表に出ないで裏で操り判断するっていう話になんじゃないかな。それで上手くいくんであれば、今の車両リース業で大きくなるんだったらやってもいいかなあとは思うけど。

なるほどですね。ちなみに、最後1つ質問があるとしたら、いったん、いずれにしろ承継して、父から会社を買って、自分がオーナーになって、いったん、でも、この事業自体って、経営者になる・ならないってのは置いといても、既存事業回ってるからキャッシュ動くじゃないですか。ただ、この方たぶん、営業したことないとかビジネスの話がわからないっていうのがあるんだとすると、落ちてきてヤバいってなったときは、立ち直しできない可能性があるじゃないですか。っていう意味での、受け取ったあとにヤバくなったときの出口はどうすりゃいいんですか?

だけど、人に迷惑かけないっていう意味では、撤退費用とか、車両の処分費とか、そういうのは試算しといて、どれぐらい落ちてきたらやめるとか。まあ、利益出てるうちは大丈夫だと思うけど、マイナスになってくるんだったら、マイナスになる前にというか、どれぐらいの現預金が撤退に必要で、それぐらいのキャッシュがちゃんと会社にあるっていう状態はマネジメントしといたほうがいいだろうね。